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1/24 朝会の話「学校給食週間」

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さて、おにぎり2個、鮭の塩焼き、つけもの・・。

 これは何の献立だと思いますか?
日本で一番早く始まった給食の献立です。今から約130年くらい前のことです。始まった場所は、山形県の小学校でした。
 この頃、お昼ごはんを食べられない貧しい子どもたちがたくさんいました。
学校に家からお弁当を持ってくることができない子どもたちが多くいたのです。そこで、学校の先生をしていたお坊さんが、おにぎり・焼き魚・つけものといったお昼ご飯を学校で出してくれたそうです。

 これが、「給食」の始まりです。
 みなさんの食べている給食とは、かなりちがいますが、初めて学校でみんなで一緒に食べた給食は、きっとおいしかったことと思います。

 今日1月24日から「全国学校給食週間」が始まります。
 今から77年前、日本は、戦争が終わった後、食べ物がほとんど無い時代が続きました。おなかを空かした子ども達が日本中にたくさんいました。
そんな時、日本の子どもたちを助けようと、世界中の国々から粉ミルクや缶詰などが送られてきました。それを、学校で子どもたちに配り、給食が再開されたのです。この時、日本の子どもたちを助けようと動いた国際団体が、ユニセフです。
 ユニセフというと毎年、世界で困っている子供たちを救うためのユニセフ募金を思い出す子もいると思いますが、実は、日本もユニセフによって助けてもらっていました。昭和24年から昭和39年まで15年間、援助を受けていました。

 この世界中の人々の温かい心によって,学校給食が再開されたことを大事にして、「全国学校給食週間」が始まりました。
 今日から始まる「全国学校給食週間」は、給食を通して食べ物の大切さとそれに関わる人の心の温かさを考える週間です。
ちなみに、校長先生の小学生のころ、給食はなく毎日弁当でした。給食が始まったのは中学校からです。同じ日本でも、場所によっては給食が始まった時期はちがいます。 東京はとても早かった方です。

 ところで、「食事」という言葉を見てください。
 「食」の字をよく見てみると、「人(ひと)」に「良(よい)」と書きます。「食」は人に良いのです。そして「食事」は「人に良い事(こと)」です。

「食事」にはたくさんの方々が関わっています。給食をつくってくださる調理の方々、材料のお米や野菜等、材料を売って下さるお米屋さん、八百屋さん、魚屋さん、お米や野菜を作っている農家の方々、それを早く届けてくれる運送の方々、食事に必要なはしやスプーンやお椀を作る人、売っている人、そんな方々の「みなさんに美味しく食べてもらいたい」という思いが詰まっているのが「食事」であり給食です。

 今日の給食は、約130年前、日本で最初の給食の献立をもとにつくっています。今週は、給食の歴史を振り返るように いろいろな時代の給食の献立が出ます。
この「給食週間」の期間を通して、給食の今までをふり返り、食べ物の大切さや食事に関わる人達の思いを知り、たくさんの方々の思いに感謝の気持ちをもって食事をしてもらいたいと思います

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学校行事
5/20 全校朝会(うめのみ、やる気ばっちりルーム紹介)・クラブ活動
5/21 やる気ばっちりルーム・内科検診(1,5年)
5/22 歯科検診(1,2年/9:00)
5/23 全校練習・ゆうやけ教室
5/24 運動器検診(全学年該当者のみ)

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