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11/15(月)朝会の話「紅葉の話」

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 朝晩は大分寒く感じるようになってきました。11月も後半に入り、秋も随分と深まってきました。校庭の木の葉の色も黄色やオレンジ、赤っぽく染まってきました。

 さて、みなさん秋になって木の葉の色が変わることを何というか知っていますか。そうです、「紅葉」と言います。では、皆さん、木の葉は何で秋になると色が変わるのでしょうか。今日は、秋に木の葉の色が変わる紅葉の秘密について3つお話しします。

 1つめの秘密は、すべての木の葉が紅葉するのではないということです。秋から冬にかけて葉っぱが落ちてしまう木の葉が紅葉します。北野小にも葉っぱが落ちない木がありますが、その葉はずっと緑のままなのです。

 2つめの秘密は、色が変わる順序は、緑・黄色・赤という順に変わっていきます。黄色の時に葉っぱが落ちてしまう木もあります。イチョウなどがそうです。モミジなどはきれいに赤くなりますね。

 3つめの秘密です。それは、どうして色が変わるかということです。どの木の葉っぱにも緑色と黄色い粒がたくさんあります。春から夏にかけては緑の粒が元気に働いて栄養をたくさん作っています。なので、黄色い粒はあまり見えません。だから、葉っぱは緑色をしています。

 しかし、秋になると寒くなったり、太陽がでている時間が短くなったりして、緑の粒が少なくなってきます。そして、黄色い粒がたくさん見えるようになり、葉っぱは黄色くなります。黄色くなった葉っぱは落ちてしまうのですが、落ちてしまう葉っぱにもまだ栄養が残っているときがあります。そこで、葉っぱが落ちてしまう前に栄養分を木に戻そうとして葉っぱに赤い粒をつくります。そうすると、葉っぱにあった栄養が枝や木の幹に戻されて蓄えられるのです。

 葉っぱの赤い色はリンゴの皮の赤い色と全く同じなのです。リンゴの美味しい部分、身も赤い皮の中に守られていますね。このようの葉っぱが赤くなるのは栄養を木に戻し栄養満点にして、木が冬の間、寝る準備をしているのです。

 実は、木も動物と同じように冬の間は寝ているのです。紅葉はこの準備だったのです。

 日本では昔から人々は、この紅葉を楽しんできました。こんな歌もあります
 ♪秋の夕日に照る山もみじ・・  
 「もみじ」という曲です。

 そして、昔の人が詠んだ百人一首という歌にもきれいな紅葉を詠んだものがあります。

「嵐吹く 三室の山のもみぢ葉は 龍田の川の錦なりけり」 という歌です。

 強い風が吹いて三室山(みむろやま)という山の紅葉が散ってしまったけど、近くを流れて、龍田川(たつたがわ)の水面に浮かんでいる様子は、まるで錦というきれいな織物のようだという歌です。

 「紅葉狩り」と言う言葉があります。「りんご狩り」はりんごをとります。「みかん狩り」は、みかんをとります。
 でも「紅葉狩り」は紅葉をとるのではなくて、きれいな紅葉を見に行くことを言います

 寒くなるこの時期、木も冬になる準備をしています。
 これから、どんどん葉っぱの色が変わったり、落ちたりします。いろいろな木の葉がいろいろな色に変わっていきますので、皆さんも気を付けて見てみてください。




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