12/1朝会の話「学芸会と人権」
今週は、4日木曜日から来週10日水曜日まで、「人権週間」です。そして、今週金曜日には、みなさんが一生けんめい準備してきた「学芸会」が行われます。みんな自分の役をがんばって練習していると思います。今日は、先生もある動物の役に変身します。 クリスマスは、ちょっと先ですが、、我慢しきれず来てしまいました。トナカイです。 まず、「人権(じんけん)」という言葉について話します。 「人権」とは、すべての人が大切にされ、幸せに生きることができる権利のことです。 どんな人でも、ちがいがあっても、みんなが大切にされるべき存在です。 では、みなさんがこれから迎える「学芸会」と、「人権」にはどんな関係があるのでしょうか。 学芸会の練習で、こんなことありましたか―― ・セリフがうまく言えなくて困っている友だちを助けた人(助けられた人) ・ダンスの動きをゆっくり教えてあげた人(もらった人) ・「だいじょうぶだよ、いっしょにがんばろう」と声をかけた人(かけられた人) ・自分の役割をしっかり果たして、クラス全体、学年全体を支えた人 こうした姿がたくさん見られたのではないかと思います。 これらはすべて、相手を大切にし、相手の気持ちに寄りそって行動する、人権を守る心そのものです。 学芸会は、ただ演技や歌が上手かどうかだけではありません。 みんながちがう力を持ち寄って、協力し合うことで、一つの大きな作品が生まれます。 つまり、一人一人のちがいが、クラス・学年の強さになるのです。 人権週間は、そんな「相手を大切にする心」を、もう一度よく考える期間です。 今の学年のよいところを、学芸会を通してもっと伸ばしてほしいと思います。 今週末の学芸会本番では、 ・友だちの頑張りを認め合うこと ・練習の成果をみんなで支え合って発揮すること ・自分らしさを大切にして表現すること これらを意識してみてください。 それが、人権を大切にする心にもつながります。 最後に、みなさんに一つ期待していることがあります。 それは、観ている人の心をあたたかくする学芸会にしてほしいということです。 みなさんの協力する姿、友だちを思いやる姿が、きっと伝わります。 人権週間と学芸会。 どちらも、みなさんの「やさしさ」や「思いやり」が輝く大切な機会です。 どうか、この一週間も、そして週末の学芸会も、 一人ひとりが自分らしく、友だちを大切にして過ごしてください。 これで、話を終わります。 12月1日 給食 (1−1)
写真は1−1の様子です。 今日は短縮授業でしたが、時間に間に合うように食べられるようになっていて成長を感じました。牛乳はこぼさずに飲めるようになり、片づけも早くなりました。 2学期も残り1か月を切りました。子どもたちの成長を感じられるとともに、1年があっという間に終わってしまうことに毎年驚きます。子どもたちにとってより良い日々を送れるように、サポートしたいと思います。 |
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