東京都小学生科学展への出品
今年度も、東京都小学生科学展の募集がありました。昨年度に引き続き出品した6年生の男子児童の作品が、葛飾区で最優秀賞をとり、区の代表として東京都に出品されることになりました。
児童はこれまで、2年以上にわたって平和公園にいるタカ科のツミの研究をしてきました。その研究には、昨年よりメスがたくさん巣作りをしていたことやエサの空中受け渡しが増えたこと、新しい巣から以前の巣に引っ越しをしたことなどいくつも新しい発見をしていました。そして、仮説として自分の考えを書いていました。 研究の中で、平和公園の台風による倒木や木の伐採等で環境が変化し、ツミの生態系も崩れてきているのではないかと心配していました。研究はこれからも続けていきたいそうです。素晴らしい研究になっていくことでしょう。 算数(3年生)
3年生のあるクラスは、かけ算のひっ算の仕方を説明していました。3桁×1桁の筆算ですが、挙手をして指名された子供たちはやり方を理解して説明ができていました。
もうひとクラスは、かけ算のきまりを見つける学習をしていました。問題文は、「1個75円のお菓子が1箱に5個ずつ入っていて、その箱が2箱あると代金はいくらになるか。」というものでした。式は、75×5×2となりますが、解き方はいくつかあります。並んだ順に75×5を先に計算すると答えは大きな数になりますが、5×2を先に計算すると簡単に答えが出ます。子供たちはそれに気が付きました。まとめの言葉も、言葉の抜けているところを自分たちで考えていました。それを読むと、学習した内容がわかっているようでした。 算数(1年生)
1年生の算数は、たし算、ひき算につながる部分を学習していました。以前より数は少し大きくなっていて、「10と5を合わせた数を考える」ということを学習していました。
低学年には具体物で操作した方がわかりやすいので、ブロックを出して、10のまとまりを作り、ばらの5を合わせることをしていました。それを式で表すと「10+5」となります。そのあとは、「10から5をとる」というひき算に進んでいきます。 もうひとクラスは、その先を学習していました。「20より大きい数」ということで、まず、20以上の数をみんなで唱えていました。1分間でいくつまで言えるか、順番に一人ずつ数を言っていきました。2回目は66まで言えて1回目より増えたようです。そのあと「20と5でいくつか」「30と7でいくつか」というような問題を解いていました。みんな頑張っています。 算数(2年生)
2年生は、「計算の工夫」のまとめをしていました。例えば、3+18+2というたし算をするのであれば順番に3+18を計算してその答えに2を足すより、かっこをつけて3+(18+2)とした方が簡単にできます。(かっこの中を先に計算するというきまりがあるためです。)これを知っておくと、計算が速く正確にできるようになります。このような計算のきまりは上の学年でも出てきます。
授業のめあてでも「習ったことを使って、簡単に速く計算しよう」ということで学習を進めていました。計算ドリルで練習問題を解き、テストもしていました。工夫した計算ができているとよいです。 本は友達
4年前の子供たちの1年間読書冊数は、平均すると一人当たり32冊でした。少しでも増やしていきたいと思い、子供たちには「40冊を目指しましょう。」と呼びかけました。励みになるよう40冊読んだ子には、しおりを渡し、100冊、150冊は賞状、200冊はもう一度しおりを渡すことにしました。これは1年間だけの取組ではなく、次の年度も続きの冊数から数えるようにしています。昨年度の平均は44.1冊になりました。しおりや賞状をもらった子供たちの名前は、全校朝会で紹介しています。
時間があれば近くにある本を手に取り、本に親しむ子に育ってほしいと思います。 社会(6年生)
6年生は、日本の歴史を学習しています。今は、武士の政治が始まる鎌倉時代を学習しているところです。教科書や資料集等を見ながら、武士と貴族の世の中の暮らしの違いを考えていました。貴族が住む家屋敷と武士が住むそれとではいろいろ違いがあります。比べて違いを見つけることはわかりやすいようで、訓練場や塀のあるなしなど子供たちはいくつも見つけていました。
資料の中の人に注目して考えているクラスもありました。やぐらの上に乗って見張りをしている人や門番のようにいる人、馬に乗っている人。そして、その人たちの服装などは貴族とだいぶ違っていました。歴史の学習はまだ続きます。 縦割り班活動
今日の20分休みは、縦割り班活動がありました。今年度初めての活動です。教室のほか、体育館や多目的ホールなど、いろいろな場所に分かれました。1年生は6年生が迎えに行きました。
初めてなので、まず自己紹介をしました。学年、組、名前のほかに好きなことなど一言を話しました。早く終わったところは、クイズを出していました。少しでも人数を減らすために、1つの班をA,Bの2つのグループに分けました。遊びの時はそのグループで行います。次回の遊びの予定は、掲示板に貼り出されます。 社会(5年生)
5年生は「米作りのさかんな地域」という学習をしています。社会科の教科書のほか、資料集、タブレット等も使用していました。
米作りで、昔と今を比べてどのような工夫や努力を重ねてきたか、その結果どうなっているかを比較していました。例えば水田の形で言えば、昔に比べて現在は長方形が多く、形が整えられていることに気づきました。また、品種や品質の違う米を作る必要があるのはなぜかを調べていました。昔に比べると、作業時間が短く、生産量は増えていますが、それには農家の人々の様々な工夫や努力があったからです。子供たちは、調べる中でいろいろなことに気づくことができました。 社会(4年生)
4年生の社会は、「水害から暮らしを守る」という学習をしています。あるクラスでは、東京都、葛飾区、地域等でそれぞれ水害から私たちの暮らしを守るために、どのような取組をしているかを考えていました。
東京都では、川が氾濫しないように護岸工事をしてスーパー堤防を築いたり、葛飾区では、ハザードマップを配布して被害の程度を知らせ、早めに避難させるようにしたり・・ということを子供たちが発表していました。地域では、避難訓練をしていることや災害の時に必要なものをそろえていることなどを発表しました。 その先の学習は、東京都の伝統文化や年中行事等の学習です。立体地図で場所を確認し、先生が示した資料を参考に自分で調べていました。東京都にはどのような伝統文化があるか、お祭りのように昔から伝わっている行事等にはどのようなものがあるか、いろいろわかったようでした。 避難訓練
今日の中休み、避難訓練がありました。これまではクラスで避難経路を確認していました。2学期になって、校庭集合時は間隔をとるようにし、計画を立て直して避難訓練も始めました。
今日は大地震が起こったという想定で行いましたが、休み時間ということもあり、校庭で遊んでいた児童は集合の時に私語が多かったようです。そこが残念だということを子供たちに話しました。9月1日の防災の日のことや避難訓練の時に大事なことなども話しました。 全員の無事が確認されるまでの時間は、4分40秒でした。「お・か・し・も」の約束を守っていつも素早くできるようにしていきたいです。 社会(3年生)
3年生は、「町の人々の仕事」の学習をしています。スーパーマーケットを例にすると、今までは学年で近くのスーパーマーケットに行き、見学をしてお店の人からいろいろなお話を聞きました。
今はその形は難しいので、聞きたいことは代表児童が電話で質問をし、その受け答えをみんなで聞きました。 自分たちが知りたかったこと(一番大切な仕事やスーパーの秘密など)をまとめ、班ごとに発表するのをビデオに撮りました。各クラスで撮ったビデオは、社会科の時間にお互いに見合う予定です。子供たちはどのような感想をもつでしょう。 クラブ活動
今日から今年度のクラブ活動が始まりました。4年生以上の子供たちは、楽しみにしていたのではないかと思います。新型コロナウイルスの影響で、クラブの活動内容や名称、活動場所等を変更したクラブもあります。自分の好きなクラブで、異学年の友達も作りながら楽しい活動をしてほしいです。
第1回目の今日は、クラブ長や副クラブ長を選出したり、オリエンテーションをしたりしていました。仲良く活動できるとよいです。 全校朝会の話
今日は、長野県の円福寺の和尚さんが作ったという「はきものをそろえる」という詩を紹介しました。はきものをそろえると心がそろい、心がそろうとはきものもそろうというような内容です。はきものをそろえることができる人は、心が穏やかでほかの人の気持ちを思いやれると和尚さんは考えているそうです。
子供たちの靴箱はどうでしょうか。3年生以上の靴箱の写真を見せました。自分はどうかを振り返ってみるとよいでしょう。 葛飾教育の日落語の学習
今日の葛飾教育の日に、4年生は体育館で落語の学習をしました。本校には、林家たけ平師匠が毎年来てくださっています。これまでは、多目的ホールで行っていましたが、今年はそこより広い体育館にしました。
たけ平師匠の最初の落語は、子供の作文を読むことからでした。その作文には間違いが多く、子供たちは大笑いをしていました。子供たちは、礼儀作法のほか、噺家が持っている扇子や手ぬぐいなどは、使い方によって筆や紙、お箸などいろいろなものに見えることも教わりました。想像をすることや考えることの大切さもたけ平師匠から教わることができました。 お楽しみ集会生活科(2年生)
2年生の生活科では、「町たんけん」の学習をしています。
あるクラスでは、タブレットを使っていました。タブレットに青砥の町を映し出し、あちらこちらが見られるようになっていました。子供たちは「ボーリング場があるよ。」「コンビニがあるよ。」「平和公園があった。」などと言いながら画面を見ていました。 もう一つのクラスでは、町探検の質問を考えて、ワークシートに書いていました。青戸地区図書館には「お勧めの本は何ですか。」「本は何冊ありますか。」、おせんべい屋さんには「大人にはどんなおせんべいが売れていますか。」、お肉屋さんには「何人で作っていますか。」などが書かれていました。 この学習を通して、どこにどんなものがあるかを知り、お店や施設のことなどがわかって自分たちの住んでいる青砥の町のことに詳しくなれると思います。 親子読書
今年の夏休みは2週間と短かったので、いつもお願いしてきた「親子読書」も宿題とはしませんでした。できたらやるという形でよいとしましたが、約300人の子供たちがカードを持ってきました。
それを読むと、親子で同じ本であったり、違う本であったり、偶然友達と同じ本を読んでいたり・・とありましたが、短い文章の中に子供らしい感想が書いてありました。また、おうちの皆さんからも深く感じ入ったことやこれはほかの人にもお勧めできるといったことなどが書かれていました。 カードには子供に対するコメントを書きました。パネルに貼ったので、ほかの友達のを読んで参考になればと思います。 生活科(1年生)
1年生は、1学期から種をまいて育ててきたアサガオの種取りをしました。夏の間、きれいな花を咲かせ、たくさんの種が取れました。子供たちが数えているのを見ると、10以上の数が多く、数えやすいように10ごとのまとまりにしていました。(ここは算数の学習にもつながります。)多い子は、100以上だったり、200以上だったりしました。
そのあとは、巻き付いていた茎を丁寧に外し、丸くしてリースを作っていきます。よく乾かすことが大事だそうです。リースには飾りもつけるようですが、どのようなものができるか楽しみです。 保護者の皆様には、暑い中、何度もアサガオの植木鉢を持ち運びいただき、ありがとうございました。 国語(5年生)
5年生は、宮沢賢治の「注文の多い料理店」という物語を学習していました。めあては、「物語の結末について考えよう」でした。2人の紳士がある料理店に入っていくのですが、お店の方から「〜してください。」という指示をいくつも受けます。最後は意外な結末になります。
授業では、2人の紳士の変わったところは何か、変わらなかったところは何かを考えました。そして、紳士の顔はくしゃくしゃの紙くずのようになって戻らなかったのですが、そのわけを考えてノートに書きました。子供たちは「難しい。」と言いながらも、一生懸命考えていました。 |
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