5.9 「奥戸のあゆみ」シリーズ2回目 「ケヤキの木」

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 奥戸小学校の校庭に大きな「ケヤキの木」があります。
 ケヤキの木の幹は大人二人が両手を広げて抱えるほど太いです。   
 4月、ケヤキの木は枝がはっきりしている様子でした。ところが、ぐんぐんと芽吹いて今は、緑の葉がたくさんです。先週、休み時間に走った後、ケヤキの木陰で少し休んでいる友達もいました。
 さて、ケヤキの木は何歳だと思いますか。
 学校は120歳ですが、ケヤキの木は120歳以上だと言われています。
 今日は、奥戸小学校のケヤキの木が44年前の新聞記事に載ったことがあったのでその話をします。
 〜 奥戸小学校の創立当時、ケヤキの木は隣の地主さん(ケヤキの木のある土地の持ち主さん)の庭にありました。ケヤキの木は関東大震災や空襲にも負けなかった木でした。
 奥戸小学校は学校を広げるときに、地主さんから土地を譲ってもらいましたが、その時、地主さんから、「土地の守り神であるこの木を切らない」ことを条件に譲ってもらったそうです。その後、「親しく 互いに励むとき けやきはしげる そよ風に」と、新しい校歌が作られ、「隣の地主さんのケヤキ」は、「奥戸小のケヤキ」になりました。(1988年 読売新聞江東版の記事から要約)〜
 大きなケヤキの木は、ずっと奥戸小学校を見てきました。今も、奥戸小学校の皆さんを見守り続けています。ケヤキの木を見たらこの話を思い出してもらえると嬉しいです。

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