3.13 「『平和』について考えよう」

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 3月10日は「東京都平和の日」でした。なぜかというと、昭和20年1945年に東京大空襲があった日だからです。
 東京大空襲では、東京の空に飛行機が300機も飛んできて焼夷弾という爆弾をものすごくたくさん落とされていったそうです。そのころ、日本の家は木でできている家が多かったので、あっという間に燃え広がって東京は火の海になって奥戸から上野まで見渡せるほどの焼け野原になったそうです。10万人の人が亡くなり、この大空襲で大きなやけどを負ったり、お父さんやお母さんをなくしたり、きょうだいをなくして一人ぼっちになった子もいました。食べるものがなく手おなかがすきすぎて死んでしまった子もいました。奥戸の子供たちも親元を離れて新潟県に疎開、親元を離れてお寺で暮らしました。
 6年生の社会科でこの歴史を学習しますが、図書室に、戦争に関する図書がおいてあります。私たちは、目を背けずに日本で戦争があったことを忘れてはいけないことだと思います。ぜひ、本を手に取ってみてください。
 そして、私たちがこうしている今も戦争が起きている国があります。爆弾がいつ落ちてくるかと不安な生活をしている状態です。先週、災害の話をしましたが、戦争と災害は違います。災害は自然が、戦争は人が起こしていることです。戦争で、亡くなる人がいたり、悲しい思いや苦しい生活をしたりします。
 では、「平和で穏やかな日常」を過ごせるようにするにはどうしたらよいのでしょうか。皆さん、学校でのことを考えてみてください。教室で相手に暴力をしたり、いじわるなことを言い続けたりしてけんかがやめられなくなって時にはけがをしてしまうことがあるのはなぜでしょう。けんかやいじわるをしている時は、相手の気持ちを考える「あいてごころ」、友達と協力し合う「仲間協力」の気持ちを大事にすることを忘れてしまっていませんか。逆に言うと、「あいてごころ」や「仲間協力」ができれば、けんかやいじわるはないと思うのです。また、けんかをしている人にやめようと言ってくれている人もいると思います。
 日々の教室、学校生活の中での毎日の行動や言葉は、「平和」につながる行動でしょうか。一人一人、振り返ってください。
 私は、奥戸小の皆さんには、これからも、そして、大人になった時にも身近な人たちはもちろん、世界の人たちと協力して、相手の国のことも考えられる人になってほしいと願っています。
 今日は、「平和について考える」についてのお話をしました。

*郷土かるた大会の優勝カップの授与(4年生以上の部 6年生)
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