3.6 「命を大切に 毎日を大事に」〜12年前の東日本大震災のこと〜

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 3月になると、東日本大震災のことを思い出します。
 東日本大震災は大きな地震で、被害も大きく、亡くなった人もたくさんいました。12年前の3月11日午後2時46分のことでした。
 今年も3月11日はテレビやラジオなどで2時46分になると、「黙とう」(目をつぶって犠牲になられた方を思う時間)になっています。
 12年前の3月11日午後2時46分、私は卒業式の練習をしていました。体育館の舞台の照明がぐらぐらして、ひな壇から降りて校庭へ避難しました。今度は、地面がものすごく揺れて立っているのが難しく、5.6年生の子供たちは頭を抱えておさるのポーズでじっとしていたのですが、大きな揺れと、その揺れの時間の長さに大声で泣き出す子もいました。
 時間がたつにつれてニュースで各地の被害が多く、特に東北ではたくさん亡くなった人がいたことがわかってきました。これは岩手県釜石市の様子で、約一万八千人の人たちがなくなったり行方不明になったと言われています。
 東京も、余震、揺れは時々ありました。その年の卒業式は、ヘルメットや防災頭巾を置いての卒業式でした。ですから、私も卒業式は、また地震が来た時の避難のことを考えて式が終わるまでずっと緊張していたことを思い出します。
 2月6日のちょうど一か月前、中東のトルコ・シリアで大きな地震がありました。亡くなった人は5万人を超えていると言われています。東日本大震災の発生以来、世界の災害で最も多い死者数です。
 私は東日本大震災で「明日あるはずの当たり前のことがいつもと違ってしまう日もある」ことを実感しました。そして、「命を大切にすること、それは、いつもの、毎日を大事にすること」だと思いました。
 皆さん、今日は何の授業がありますか、家に帰ってからの予定はどうでしょう。家の人とお話すること、夕飯を食べること、お風呂に入ること・・・、毎日の当たり前の時間を大事に過ごしてほしいと思います。 
 
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