4月30日ししゃもは、頭の先からしっぽの先まで食べることができます。一物全体という言葉がありますが、食材は丸ごと食べるのが一番バランスが良いそうです。担任の先生からの励ましもあり、苦い顔をしながらも 勇気を出してししゃもの頭に挑戦していた児童が何人かいました。 4月26日今日は春の献立、山菜汁でした。4cmほどのぜんまいを入れましたが、低学年の方が気にせずに食べ、中学年以降は見慣れない汁の実に戸惑いを感じている様子でした。食わず嫌いを克服するには、たくさんの頑張る経験が必要です。この食材を使う意図、献立がある意味等 根気よくお伝えしていけたらと思っています。 主菜のさばは、コンベクションオーブンで焼いた上からみそダレをかけて仕上げました。釜で200人分以上を煮ると どうしても下の方が煮崩れてしまうためです。みそ煮とかけ離れたものを想像されるかもしれませんが、煮詰めたタレのおかげなのか 脂ののったさばのおかげなのか 火力のあるオーブンのおかげなのか みそ煮と言われても遜色ない仕上がりでした。 4月25日北野小学校で使う小松菜は、契約している水元地区の農家さんが毎朝届けてくださいます。栄養に富んだ採れたて、新鮮なものが使えるのは地産地消の醍醐味であり、本当にありがたいことです。色や食感にも気を付けて調理された主食は、子どもたちもたくさんおかわりをしてくれ、残菜も少なく美味しくいただきました。 4月24日あげパンのうぐいす粉が、とても色鮮やかできれいですね。これは、青大豆を炒って粉にした、うぐいすきな粉を使っています。今日はパン食の日ですが、料理の中で季節を感じさせるのは和食の大切な考え方の1つです。生まれて初めて揚げパンを食べた1年生もいたようで、大変感動していたようでした。今日のドレッシングには砂糖を入れなかったため、サラダの酸味に舌を巻いていた児童もいました。次回調整しようとは思いますが…様々な味覚経験を経て、舌を成長させていってほしいと思います。 4月23日(4−1)児童から、魚が苦手という声を聞きます。今日は食べやすいように油で揚げて蒲焼きにしましたが、それでも小さいときの磯臭さ、骨に苦労した体験を払拭できずに、苦手意識を感じている子も多いと感じました。今日児童に問いかけたのは、みんなの歯と、魚の骨と、どっちが硬いのかな?ということ。みんなの歯の方が硬いなら、揚げた魚の骨もしっかりかめるはず。しっかり噛めれば、口の中に固い異物もなくなり、飲み込めるはずです。魚が苦手な子もあまじょっぱい味は好きだったようなので、よく噛むことは今後も課題として取り組んでいきたいと感じました。焼き魚、煮魚は 骨探しを宝探しと捉えて よく骨を見つけられたねと褒めると 楽しく食べられるかもしれませんね。 写真のクラスの4の1はみんなで協力し、ほぼ毎日完食しているクラスの1つです。 4月22日(3−3)みなさんは、キャラメルが何からできているか知っていますか?牛乳、バター、砂糖の3つでキャラメルを作ることができます。給食室では、より手早く調理できるよう、牛乳の代わりに練乳(牛乳+砂糖でできています)、砂糖の代わりに水あめを使用しました。子どもにお手伝いをしてもらうのは、準備や後片付けなどひと手間もふた手間も必要になります。でも子どもたちは、それ以上のことを発見し、学び、吸収しています。“やりたい”と言ってくれたその時がチャンスです。『ありがとう』『助かるよ〜』等声掛けをしながら、ぜひお手伝いチャンスを、ご家庭でも作ってあげてください。 給食のナポリタンは一人あたりのかさが多く、どのクラスもお代わりをしていました。先生が配り歩いてくれると 大喜びで先生が来るのを待っている子どもたちでした。 (写真のクラスは3の3) 4月19日(3−2)今日は、新しい学年になって10日目。給食室から、入学、進級お祝い献立をお届けしました。みなさんのご家庭でも、お祝いの折にはお赤飯を食べますでしょうか? 縁起物のお赤飯の歴史は、縄文時代にまでさかのぼります。日本では古くから赤い色には邪気を祓う力があると考えられており、神様に赤米を供える風習がありました。赤米が小豆の入ったお赤飯に変わるようになったのは、今からおよそ300年前のこと。江戸時代中期、白米を食べる風習が生まれてビタミンB1不足の脚気が流行っていました。白米でも小豆を入れて一緒に炊くことで栄養不足が補われ、お赤飯が厄除けの意の通り、たくさんの人の命を救ったのです。健康に良いということからも、小豆の入ったお赤飯が広まっていったそうです。ちなみに…。北海道のお赤飯は甘納豆が入っているそうですよ。 (写真のクラスは3の2) 4月18日今日のリンゴゼリーには、缶詰のりんごを入れました。今日も粉寒天を煮溶かしてりんごジュースとあわせ、ゼリー液を作っていきます。固まることを確認したら 500個のカップを並べ 500個のりんごをカップに入れていき その上に500回ゼリー液を注いでいきます。りんごの大きさももまちまちなので、偏らないよう 大きいりんごはカップに1つ、小さいりんごはカップに2つ…と 子どもたちのことを考えながら作業を進めていました。コーンライスの上のパセリの緑に反応して 給食を口に運ぶ手が止まっている児童もいました。食べなれないものにはドキドキするかもしれませんが、いろんな経験を積んでいって 1つ1つ壁を乗り越え 成長していってほしいと思います。 4月17日(1−3)給食をつくる栄養士たちを悩ませることの1つに、塩分問題があります。給食1食の摂取塩分の上限は、2g。この量は、ウインナーで考えるとたったの5本分なのです。この問題を解決すべく、あみ出されたのが“無塩パン”です。子どもたちにとっては、いつも食べてるパンと違い味がないので、不思議に思った児童もいたかもしれません。濃い味に慣れてしまうと、なかなか元には戻れません。その習慣はいずれ、年を重ねたときに身体を蝕んでしまうやもしれません。薄味の習慣は、子どもも大人も、心掛けていきたいものですね。 (写真のクラスは1の3) 4月16日(1−2)給食では、たんぱく源として肉・魚・卵だけでなく豆も多く使われます。豆、と聞くと苦手とする児童もいるのですが、今日は大豆を使ってナゲットにしました。玉ねぎ、にんにく、パン粉、すりごまも一緒にすりつぶし、成形します。小さなナゲットですが、この中に摂ってほしい栄養がぎゅっとつまっています。一人2個付けにしたので、作り上げったナゲットの量は1,000個以上!手のかかる献立でしたが、子どもたちはよく食べてくれ、美味しかったの声に報われました。 (写真のクラスは1の2) 4月15日(1−1)今日から1年生の給食が始まりました。初めての給食に緊張しているのか、1年生はどのクラスもとても静かに、初めてとは思えないほどスムーズに準備ができていました。給食では食物繊維摂取のために寒天を使用しているので“ゼリー”と表記していますが、今日のココアミルクゼリーは寒天だとわからない程やわらかく、口の中でとろけるように美味しく出来上がりました。どのクラスも野菜もモリモリ食べてくれ、片付けをしていても顔がほころぶほどでした。 (写真のクラスは1の1) 4月12日(3−1)私事ですが、給食のパンを1年半ぶりに食べたら 美味しくて感動しました。余計なものが入っておらず、ふんわりもちもちした食感。子どもたちは、野菜を挟んだり、焼いてある皮から食べてみたり… それぞれアレンジして給食を楽しんでいました。 サラダは酸味の効いたドレッシングが美味しい、他の給食とよく合うと言ってくれた児童もいました。 給食一口メモでは新じゃがと普通のじゃがいもの違いについて、話しました。今日のスープも大変人気がありました。 (写真のクラスは3の1) 4月11日(2−3)今日は、北野小人気メニューの1つ、ラーメンでした。豚骨、鶏ガラ、各種野菜を煮込んでつくった優しい味のスープです。飲み干しても大丈夫な程塩分量を調整していましたが… 通常ラーメンのスープは飲み干さないものなので、次回以降スープを残していくように話していきたいと思います。給食の調理は力仕事です。クラスごとに麺を茹でていきましたが、5kg以上の麺をかっこよく湯切りする姿が印象的でした。野菜もたっぷりでしたが 大好きなラーメンとなら子どもたちも食が進んでモリモリ食べていました。 (写真のクラスは2の3) 4月10日(2−2)今日は春満載の献立でした。今日使用した銀さわらの正式名称はオオカゴカマス。食味が似ている魚で本物のさわらではないのですが、児童にはさわらの漢字『鰆』を紹介しました。 また、カレー粉は開缶したばかりだったので少し辛みが強く感じられましたが、子どもたちは頑張って食べていました。先生の声掛けで、あと少しの残った給食も、苦手な食べ物も、“頑張ってみよう”という意欲がわいてくるようです。(写真のクラスは2ー2) 4月9日(2−1)今日からクラスによっては6時間授業が始まりますが、朝から給食を楽しみにする声があちらこちらから聞こえてきます。学年が1つ上がり、クラス替えもありましたが どのクラスも張り切って給食の準備をしていました。給食時間はウキウキして気が緩みがちですが、給食時間にもたくさんの守るべきことがあります。お皿を割ったりこぼしたりしないよう、ふざけずに並ぶこと、苦手なものも一口は食べてほしいから、減らしたい場合には箸をつけないこと等…。大好きな給食を前に、担任の先生の話をどの子も真剣に聞いていたのが印象的でした。写真の2枚目はおかわりの様子の一場面です。今日の給食は好評だったようで、どのメニューもたくさんの児童がおかわりしてくれました。 (写真のクラスは2の1) |
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