今日の給食は<梅わかご飯・しいらの甘辛揚げ・小松菜のごま和え・じゃがいもの味噌汁・りんごジュース>です。
今日は暦の上では入梅。朝は雨が降り涼しい一日の始まりでしたね。入梅とは、雑節のひとつで、夏至までの10日程の期間を表します。稲作を営む日本では、梅雨入りを目処に農作業を進める必要があり、暦上に設定されていました。ちょうど梅の実がとれる頃であったため、『梅』の字が使われています。梅には、夏バテ防止効果があったり、食べ物を腐りにくくする効果もあります。ご飯に使用したカリカリ梅は、酸味を感じられないほど少量しか入っていなかったのですが… 苦手と言って多く減らす児童が多くいました。苦手であっても、後押しがあれば 食べられるようになる場合も多くあります。苦手を克服した児童は、大きな自信をつけていきます。苦手なものを食べられなくても死ぬ訳ではありませんが、挑戦した先の世界、喜びもぜひ体感してほしいなと思いました。
主菜の魚も、いつもより身がしまって硬かったせいか、残す児童が多くいました。よく噛むことは、歯並びにも大きく影響します。上あごの成長は6〜8歳でピークを迎え、10歳ごろまで成長し続けます。上あごから成長していき、それを追う形で下あごが成長します。しっかり噛んであごが発達すれば、歯科矯正もいらず、歯並びが良いとよい効果がたくさんあります。歯並びは顔の形、発音、虫歯、口臭、姿勢、消化器官、心理面、学力、運動能力、ケガにまで ありとあらゆる方面へ影響を及ぼします。大切な成長期の今、ぜひ子どもたちにはたくさん噛むことを意識づけられるよう、声掛けをしていこうと思います。