3学期最初の給食

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1月12日 水曜日

献立  卵とじうどん
    さつまいものくずもち
    フルーツヨーグルト
    牛乳

 「くずもち」は、古くは「葛根湯」にもされる「葛」の根からとったでんぷんで作ったものです。「葛餅」と書きます。柔らかく透明なので、餡をなかにいれたものを「水餅」と呼ぶこともあります。解熱作用があるので、夏の食べ物とされています。一方、江戸時代に関東で広まった「くずもち」は「久寿餅」と書きます。小麦粉のでんぷんを発酵させてから餅状にしたもので、「葛餅」に比べて固く、白濁色をしています。どちらもきなこと黒蜜をかけていただきます。「久寿餅」は当てた文字の縁起のよさから、初詣やお参りの土産として重宝されてきました。柴又参道でも売られていますね。
 さて、今日の「さつまいものくずもち」は、八丈島の「カンモもち」をもとにして作ったものです。八丈島の「カンモもち」のお話は、昨年度の1月12日の給食(令和3年最初の給食)でご紹介しましたので、そちらをご覧ください。
 さて、本物の「葛(くず)」の根からとった「葛粉」は今や貴重品です。奈良県では「吉野葛」としてお土産品にもなっています。この機会に「葛粉」の作り方をぜひ調べてみてください。
 
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