理科室のエビが抱卵をはじめました昨夏より理科室内で飼育しているミナミヌマエビが抱卵を始めました(写真左)。♀は♂(写真右)と異なり,お腹が丸みを帯びており,交尾の済んだ♀はお腹に卵を抱え,ふ化まで大切に守ります。本種は1回の排卵で数十個の卵を産みますが,子供は幼生時代を卵内で過ごし,約1か月弱で1匹ずつ順に稚エビとして,親と同じ形(ただし大きさは数ミリ程度しかありません)でふ化していきます。現在,少なくとも5個体の♀が抱卵をしており,これから順次,稚エビが誕生していくでしょう。同じく昨夏に産まれたヒメダカの稚魚とともに,大切に育てていきたいと思います。 |
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