校内研究

平成28年度
研究主題
学ぶ楽しさを知り、進んで課題に取り組む児童の育成
〜算数科を通して〜

細田小学校では、平成26年度から「算数科」について校内研究に取り組んでいます。

今年度も「学ぶ楽しさを知り、進んで課題に取り組む児童の育成」という主題のもと、算数科の授業の研究を進めることになりました。
算数科における楽しさは、「わかる」ことであり、自分の力で問題を解き、それを友達に「わかってもらえる」ことでもあります。
答えは一つでも、そこに辿り着くまでの考え方は様々です。

そこが、算数科の面白さでもあります。

昨年度までの研究の成果として、授業での板書やノートの書き方がわかりやすくなったこと、ホワイトボードや大きな画用紙に自分の考えを書き、友達に伝えることができるようになったことなどが挙げられます。
一方で、自分の考えがもてなかったり、伝え方がわからなかったりする児童もいます。

年6回の研究授業を中心に、自分で問題を解き、それを友達に伝え、「わかってもらえた」という体験ができる授業を目指していきます。
「わかった」「わかってもらえた」という体験を積み重ねることで、学ぶ楽しさを実感し、進んで課題に取り組む児童を育てていきたいです。
研究主任 猪瀬 京子

<育てたい児童像>

1.算数の楽しさを知り、進んで課題に取り組む児童。

2.各領域の基礎的、基本的な事柄を確実に身に付けてい児童。

3.低学年 課題を自分なりの考えで解決できる児童。
高学年 日常的な事象を算数を結び付け課題を解決する児童。

4.低学年 自分の考えを説明できる児童。
高学年 自分の考えを説明したり、友達の考えを聞いたりできる児童。

<研究仮説>

自分で問題を解き、それを友達に伝え、「わかった」「わかってもらえた」という体験を積み重ねることで、
学ぶ楽しさを実感し、進んで課題に取り組む児童が育つだろう。

<研究の視点>

手立ての工夫
1. 算数の楽しさを知り、進んで課題に取り組む児童を育てるために
  (興味が持てる導入の工夫・算数的活動の工夫・自分の考えを認めてもらう場の設定など)

2. 各領域の基礎的、基本的な事柄を確実に身に付けている児童を育てるために
  (既習事項を生かした授業展開(既習事項の提示)・ノート、板書についての工夫・                             繰り返し練習問題の取り組みなど)

3. 課題を解決できる児童を育てるために
  (個に応じた指導の工夫・ペア学習やグループ活動を取り入れる・ヒントコーナーの設置など)

4. 自分の考えを説明できる児童を育てるために
  (ホワイトボードの活用・言葉、図、数直線、式等を用いて自分の考えを表現するための                                         工夫など)

平成28年度研究構想図 [115KB pdfファイル](PDF形式)


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