大道四人組

大道中学校では、長年「学び合い学習」を行うにあたり小グループ(4人班)でお互いに力をあわせ、助け合いながら学習を進めていく活動を実践しています。これは「自分の考えやそのよさを相手に伝え、相手の考えやそのよさを積極的に受け入れ、その差異を認め合い、納得していく活動」「相互に聴(聞)き合い、伝え合うことによって、よりよい意見発表を生み出す活動」です。

 生徒は、「学び合い学習」を通して、他者とかかわっていくことにより、獲得した知識・技能がより確かなものになったり、新たな考えを見出したりしていくことが可能になります。その過程を日常化することで、生徒の思考力・判断力・表現力を高めたいと考えています。

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四人組による協働学習の様子

令和5・6年度には、葛飾区教育委員会 教育研究指定校として、四人組による「自尊感情や自己肯定感を高める指導の工夫〜四人組による協働学習の実践を通して〜」という教育研究にも取り組みました。自尊感情が高い子供は「学習意欲が高い」「友人関係が良好」「授業理解度が高い」「遅刻や欠席が少ない」「進路の目標が明確」といった様子が行動面で現れることが慶應義塾大学の研究(平成22年3月)で明らかになっています。
 しかし、日本における子供の自尊感情の国際比較調査によると、「私は価値ある人間だと思う」「自分を肯定的に評価するほう」「私は自分に満足している」という設問の肯定的解答の割合は、日本はいずれも最下位という結果でした。(財団法人日本青少年研究所2011年3月)

 こうした背景を鑑み、本校では生徒の良さを認め、伸ばす指導や生徒の成就感や達成感を味わえる行事の実践を通して自尊感情、自己肯定感を高める指導に取り組んでいます。各教科、道徳、特別活動、総合的な学習の時間の指導に四人組の協働学習を導入し、単元や一展開の中に自尊感情や自己肯定感を高める指導の工夫を位置づけ全教員で取り組んでいます。

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