令和6年度 校内研究
第1回 第2学年「マットを使った運動遊び」
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令和6年5月29日(水)、2年3組にて第1回校内研究授業を行いました。当日は、「安全」「意欲」「こつ」の視点を意識して授業を計画してきました。年間講師の元葛飾区小中一貫教育校 新小岩学園 葛飾区立松上小学校長 渋谷 英一 先生からは、友達の良い動きを具体的に見付けられていて、本時の目標は十分達成できていたこと。運動学習場面の時間がしっかり確保されていて、一人一人の運動量が豊富であったこと。場の工夫が多様であり、子供たちが「うごく」ことの楽しさに気付けていたこと。その上で、安全面に関して常に場全体の動きを確認することが大切であること。子供たちのよい動きを取り上げ、全体で共有する時間を充実させること。そのほか、マットを使った運動遊びのポイントや低学年の運動遊びの目標などについて、ご指導をいただきました。
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第2回 第5学年「マット運動」
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令和6年6月19日(水)、5年2組にて第2回校内研究授業を行いました。当日は、協働的な学習を充実させるために、教え合いタイムの工夫を中心に授業を計画してきました。講師の渋谷先生からは、場の準備や片付けの際の教師の立ち位置がリスク回避に適切であったこと。手本の動画があることで、子供たちがやりとりの中で技のポイントを見付けることができていたこと。その上で、場の準備が完了したチームから慣れの運動に入ると運動学習場面の時間をより長く確保することができること。教え合いタイムでは、自分が立てためあてを共有してから活動を始めることで、より具体的な声掛けが予想され、力を高め合うことができること。掲示物に示す技のポイントは、児童の言葉を引用すること。そのほか、器械運動では中核局面を重視するのではなく、準備局面を大切に扱うことについてご指導をいただきました。
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第3回 第6学年「マット運動」
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令和6年9月25日(水)、6年2組にて第3回校内研究授業を行いました。当日は、協働的な学習を充実させるために、自己の課題をペアと共有し、互いに課題に沿ったアドバイスができるような授業を計画してきました。講師の渋谷先生からは、ペア学習にしたことで、子供たちが活発にアドバイスを伝え合っていたこと。タイムシフトカメラが技の練習を見直すのに役立っていたこと。オクリンクプラスは、手本の動画や技のポイントを共有する点で有効であったこと。その上で、活動の動画から、児童が技のポイントを把握できているか確認することで、アドバイスの内容に差が生じないこと。活動に合わせて、タイムシフトカメラの遅延間隔を変えることについてご指導をいただきました。
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第4回 つばさ学級「マットを使っての基本的な運動」
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令和6年10月9日(水)、つばさ学級にて第4回校内研究授業を行いました。当日は、児童がマット運動を「楽しむ」「できた」「もっと行いたい」と思えるように、主運動につながる運動遊びについて検討し、児童が安全に学習に取り組める環境づくりを計画してきました。講師の渋谷先生からは、主運動につながる運動遊びを充実させたことで、多くの児童が特別支援学校学習指導要領の第3段階を達成することができた点が有効であったこと。その上で、場づくりでは動きながら考えたり、自分たちの場を楽しむ時間を十分に確保したりすることが大切であるとご指導をいただきました。
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第5回 第1学年「マットを使った運動遊び」
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令和6年10月9日(水)、1年2組にて第5回校内研究授業を行いました。当日は、児童が基礎的な動きを身に付けられるよう発問やポイントを示す掲示物を工夫したり、遊び方の工夫につながるよう場の用具を精選したりしました。講師の渋谷先生からは、教師が技のポイントを端的に児童に伝え、運動学習場面を多く確保することができたこと、1年生の発達段階でもマネジメント場面を3分以内におさめることができたこと。その上で、掲示物に児童の発言を書き込むと、より児童にポイントを示しやすくなったこと、そのポイントとして示した「勢いをつける」という視点が曖昧で、さらに深くポイントを追求する必要があったことについてご指導をいただきました。
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