校内研究

研究主題 「数学的に考え、表現できる児童の育成」

 本校では、平成29度より6年間、国語科の研究に取り組みました。令和3年度は、研究主題を「読み方の指導の創意工夫」、副主題を「主体的に読むために書く活動を通して」とし、「書く」活動に焦点をおいた指導を行いました。成果として、児童は、国語科においては、書く活動に進んで取り組めるようになってきました。しかし、他教科、特に算数科において、文章題の細かいところが読み取れず、考えを説明することやノートに記述することに苦手意識を感じている児童が多いという課題が上がりました。
 令和4年度から児童が数学的に考える楽しさを味わうことができ、数学的な思考力・表現力が高まるよう、比較検討の場で既習学習を活用した自分なりの考えを伝え合うことを指導の重点としました。そうした学習が充実するように学習材や場の創意工夫をする必要があると考え、研究主題を「数学的に考え、表現できる児童の育成」として研究を進めることとしました。