ならぬことはならぬのです!1 年長者の言うことに 背いてはならぬ 2 年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ 3 虚言を言うことはなりませぬ 4 卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ 5 弱いものをいじめてはなりませぬ 6 戸外で物を食べてはなりませぬ 7 戸外で婦人と言葉をかわしてはなりませぬ これら、7箇条の後は、こんな文句で結ばれているそうです。 「ならぬことはならぬのです」 これは、江戸時代、会津藩の日新館という藩校(白虎隊も教えを受けていた)に入る師弟間の掟だったそうです。6、7箇条目は、現代社会にはそぐわないかもしれませんが、要するにこれは、「問答無用」「いけないことはいけない!」と言っているのです。 小学校にも、「約束」があります。中学校・高等学校にも、校則があります。これらすべての約束や校則が一つ一つ何故定められたかを考えた経験は皆様もあまりないことと思われます。また、疑問に思って人に質問したことがある方もあまりいらっしゃらないのではないかと思います。逆に、そんなことも考えず、掟破りとか、約束は破るためにある、などの言葉をよいことに、約束や校則を破った経験のある方の方が多くいらっしゃるのではないかと推察します。 では、一つ一つ約束や決まりの理由を説明してくださいと言われたらどうでしょう。誰もが納得するまで説明できるかどうかは分かりません。 そこで、大人は、重要なことは子供に押し付けても、指導しておく必要があるということを認識していくのです。「駄目なものは駄目」という結論に達するのです。 人間にとって最も重要なことの多くが、論理的に説明できないということがあり、そこで重要なことは、押し付けても指導したり、躾けたりすることが大切になってくるのです。今は、校則の見直しが求められているときですが・・・。 それが、発達途上にある子供の人間的な成長に大きくかかわっている学校、家庭や地域における大人一人一人の役割であり、責任であると考えます。 参考・藤原正彦著「国家の品格」 2月1日3年生が体育でラインサッカーに取り組んでいます。ゴールを決めて歓声をあげていました。 5年生が理科室で実験をしていました。磁石と電磁石の違いを探る学習です。どんな違いがあるか自分で気づくことが大切です。 廊下には、きれいに描かれたポスターが掲示されていました。体力アップ月間のアピールポスターです。寒いこの季節、持久走と縄跳びで体力向上を目指します。 |
|