3年生教材名: 23 SL公園で ねらい: 正しいと判断したことは、自信をもって行おうとする態度を育てます。 ■教材の内容について 主人公のたかしは仲間同士で登ってはいけないSLに登ってしまう友達を注意できずにいました。そこに女性が現れ、声をかけられたことにより、よくないとわかっていながら友達に注意できなかった自分の行動を振り返ります。この物語を読んで、正しいと判断したことは、自信をもって行うことの大切さを理解します。 善悪の判断をし、その判断に基づいて行動することは現代社会を生きる上で基礎となる行為です。 ■子供の実態について 善悪の判断はある程度できるようになっていますが、友達の言うことに引きずられてよく考えずに行動したり、その場しのぎの都合のよい判断をしたりしてしまうことも多いのが実態です。よくないことと知りながらも注意できなかったしんごの気持ちを考え、話し合います。自分が正しいと思うことを、自信をもって行う大切さを感じ取れるように学習を進め、今後の生活にいかせることをねらいとします。 ■ご家庭へ 人として行ったよいことや、行ってはならないことをしっかりと区別し、判断する力は必要不可欠なものです。しかし、損得を考えたり、周りのひとの反応を気にしたりして、自分が正しいと思う行いができないことが多々あります。迷いやためらいに負けず、自分の考えに自信をもって、正しいことをしたり、よくないことをやめたりしようとする心情を育んでほしいと願っています。ご家庭でも、上記のことについて生活の中で話題にしていただければと思います。 4年生教材名 24 お母さんのせいきゅう書 ねらい: 家族の一員として、家族みんなで協力し合って楽しい家庭をつくろうとする態度を育てます。 ■教材の内容について 前半は、たかしの「お母さんへのせいきゅう書」を母が読む場面です。後半は、たかしが母に出した請求書どおり500円を手に入れますが、同時に母から0円の請求書を渡されます。それを見て、たかしの目にはしだいに涙があふれてきます。親の愛情を感じることで、家族の一員としての自分のあり方を考えさせる教材です。 ■子供の実態について 日常の家庭生活の中で、親子の愛情は育まれていきます。しかし、時には子供は親の愛情に反抗的な態度を示したり、感謝の気持ちを素直に表現できなかったりします。そこで、改めて親の思いや願いについて考えることで、家族の中の自分について考える機会をつくってみました。 ■ご家庭へ 子供たちは、お話を通して、自分自身の家族のことについて振り返りながら、これからどんな思いをもって、家族の一員として生活していけるか考えることができました。 具体的に家庭でお手伝いを通して日ごろの感謝の気持ちを伝えたいという子供がいました。中には、心では思っていても、恥ずかしくて行動で示すことに戸惑いがある子供もいます。しかし、それぞれが「家族の一員としてこうなりたい」という気持ちや意欲をもっています。今後もこのような子供の内面をご家庭で見守っていってほしいと思います。 5年生教材名 23 心のレシーブ ねらい: 友達と互いに理解し合い,よさを認め合いながら人間関係を築いていこうとする心情を育てます。 ■教材の内容について クラス対抗のスポーツ大会でソフトバレーボールに出場が決まった男女四人組。キャプテンの陽子は,朝のレシーブ練習のときから男子二人に不信感をもちながら,練習試合を行うことになりました。運動が苦手な良夫の意外な活躍から,実は男子が地道に練習していた事実を知り,男子をわかろうとしなかった自分を反省するという内容です。 ■子供の実態について この時期になると,遊びや話題が男女により異なってきます。男子は男子,女子は女子で遊ぶことが多くなる一方で,異性への関心が芽生えてきますが,それが反発となって表れることも多いのが実情です。互いのよさに目を向け,理解し合うことの大切さに気づくとともに,協力して学校生活を送ろうとする心情を育てる必要があります。 ■ご家庭へ 望ましい人間関係は,互いに理解し合うことから始まり,信頼し助け合う中から,真の友情が育まれていきます。同性異性にかかわらず,信頼し合い,友情を育てていくことは,社会生活を円滑に営み,充実した日々を過ごすためにも重要です。 ご家庭でも,お子さんの交友関係など日ごろの行動や考え方について話題にしていただき,男女が理解し合って友情を育てることと関連した話題がありましたら,ぜひ,お子さんと話し合っていただきたいと思います。 6年生教材名 29 「すんまへん」でいい ねらい: 自分の生活を振り返り、改善すべき点などについて進んで見直しながら、望ましい生活習慣を積極的に築こうとする態度を育てる。 ■教材の内容について 当時13歳「わたし」は、不注意からお店の高価な皿や小鉢を割ってしまいます。そして、思い悩んだあげく謝るが、取り返しはつかず、「おやじさん」に心から謝ることの大切さについて教えられる内容です。 今の児童には、なじみのない時代背景ですが、「奉公」や「給金」といった言葉をキーワードに、どれほどの失敗であったかということが興味深く読み取れます。また、「『すんまへん』でいい」という題名やおやじさんの言葉から、自分の行動について思慮深く考えることのできる教材でもあります。 ■子供の実態について 人の言動については、よくわかり、考えの足りなさや行動について鋭く批判できる一方で、自分の言動について客観視することが苦手な児童も多いです。発達段階的にも「自分の生活を見直す」ということについては、親や教師の支援を必要とする他律的な段階でもあります。だからこそ、思慮深い行動の必要性について繰り返し考えていく必要があります。 ■ご家庭へ 6年生の子供たちは、心も体も大きく成長してきました。多くの仲間と多くのことにチャレンジし乗り越えてきました。その一方で子供たちが今チャレンジしている課題は、忘れ物をしないことや時間を守ること、早寝、早起きなどの生活習慣の改善です。6年担任一同中学校に向けて、子供たちと共に今の課題を一つ一つ乗り越えていく決意です。どうかご家庭におかれましてもご支援・ご協力をお願いします。 なかよし1組教材名 6 はしの うえの おおかみ ねらい: 身近な人たちに温かい心で接し,親切にしようとする心情を育てます。 ■教材の内容について 主人公のおおかみが,うさぎたちを相手におもしろがって意地悪をします。しかし,くまから親切にされたおおかみは,自分の行為を振り返ります。この物語を読んで,温かい心で人に親切にすることの大切さを理解します。 思いやりや親切は,人間関係を築くうえで基本的な行為です。特に,相手の立場に立ち,自分のこととして受け止める心がなによりも大切なことです。 ■子供の実態について この時期の子供は,思いやりや親切の行為の大切さはわかっていますが,思い込みや自己中心的な考え方から出てくる行為になることが多いものです。おおかみがくまと同じようにしてうさぎを渡らせたときの気持ちを話し合い,相手のことを考え,温かい心で親切にすることの気持ちよさや大切さを感じ取ることができるように学習を進めます。 ■ご家庭へ 人を思いやる心や親切の心は,考えたり思ったりするだけでなく,行動に表すことによって相手に伝わります。電車の中で席を譲る,困っている人にいたわりの声をかけるなど,親子でいっしょに実践し,いつでも行為として自然にできるようにしておきたいものです。 なかよし2組教材名 およげない りすさん ねらい: 友達と仲よくし、互いに助け合っていこうとする態度を育てる。 ■教材の内容について かめ、あひる、白鳥が池の中の島へ行こうとした際に、一緒に連れて行ってほしいと言うりすに、泳げないから駄目だと断ってしまう。りすがいないまま遊んでも楽しくなかったみんなは、次の日、りすに昨日のことを謝り、今度はりすをかめの背中に乗せて、みんなで島に向かう。 友だちと仲よく遊ぶことのよさや、友達のことを考えて助け合うことの大切さについて考えることのできる資料である。 ■子供の実態について 自己中心性がまだ多く残る低学年の時期は、自分の思いが先に立ち、自分にとって都合のよいことを優先してしまうことがある。そのため、友達が嫌がることを何気なくしてしまったり、仲間外れにしてしまったりすることもある。本資料では、仲間外れにする側とされる側の双方の気持ちを考えることができる。普段の生活の中で、トラブルがあったときなどに、友達の気持ちを考える視点をもつことができるよう、道徳の時間の学習を生かして、学校生活全体で指導していくようにしたい。 ■ご家庭へ 他人の気持ちを考えることはとても難しいことです。他人の気持ちを考えない行動は、トラブルの原因になります。他人の気持ちを考える視点をもつことができるよう、道徳の時間を含め、学校生活全体で指導しています。学校外でも、もしそのような場面に出くわしたら、どのように行動をすればよいか一緒に考えてあげてください。 なかよし3組教材名 さかあがり できたよ ねらい: 自分ができるようになりたいこと、頑張りたいことについて諦めず向かう態度を育てます。 ■教材の内容について 鉄棒遊びが大好きな主人公は、体育の時間に上手に逆上がりをするみほちゃんを見て憧れます。先生に手伝ってもらいながら逆上がりの練習をしますが、一人になるとなかなか上手くできません。夏休みになり、毎日ラジオ体操の帰りに自主練習を続けていると、少しずつ膝が上に上がるようになってきました。そして8月12日、諦めずに練習を続けたおかげでついに逆上がりが成功しました。その後何回も逆上がりができるようになった主人公は、先生や友達にできるようになった逆上がりを見せるのが待ち遠しい気持ちになります。 ■子供の実態について なかよし3組の児童は、色々なことへ一生懸命に挑戦する児童が多いですが、様々な経験をするうちに自分の得意なことや楽しいことについつい気持ちが傾いてしまう様子が時々見られます。苦手なことでも頑張ればできるようになること、今までできなかったことができるようになったときの喜びについて考え、今の自分が挑戦したいことはどんなことがあるかを考えます。 ■ご家庭へ 学校での様々な学習や行事や日常生活で、3組の子供たちは様々な課題に一生懸命取り組み、できることがたくさん増えました。ご家庭でも、お子さんが今、できることについて褒めて伸ばすことに加えて、日常の中で色々な新しいことにチャレンジし、「頑張った!」「できた!」という気持ちを感じられる機会を、小さなお手伝いなどで良いので設けていただけたらと思います。 なかよし4組教材名 たまちゃん、大すき ねらい: お互いに理解し合って、自分と異なる意見も大切にしてよりよい人間関係を築こうとする態度を育てます。 ■教材の内容について たまちゃんとまる子は、タイムカプセルをつくることにしました。たまちゃんはお母さんに留守番を頼まれたため行くことができませんでした。事情を知らないまる子は悲しくなって、タイムカプセルを土手に投げ捨ててしまいます。翌日、たまちゃんは謝りましたがまる子は許さず、たまちゃんが傷付く言葉を言ってしまいます。 まる子が家でお鍋の火を見ているように頼まれたときに、おじいちゃんからテレビを見ようと誘われ断わりました。そのときに、まる子はたまちゃんの気持ちに気付き、捨ててしまったタイムカプセルを探しに行きます。また、たまちゃんは、ピアノ教室の帰り道に、寒い中待っていたまる子の気持ちに気付きます。その後、土手で会った二人はお互いに謝り合い、新しいタイムカプセルを作りました。 ■子供の実態について なかよし4組の児童は、友達と一緒に遊ぶことが好きな児童が多いですが、上手く自分の気持ちが伝えられなかったり気持ちのすれ違いから揉めてしまったりすることも時々あります。自分と異なる考えもあることや自分と異なる意見の裏側にあるものは何か気付けるように学習を進めます。 ■ご家庭へ よりよい人間関係を築くためには、自分の立場だけではなく相手の立場になって考え、相互理解をすることが大切です。ご家庭でも、家族の意見が分かれることがあると思います。その時にそれぞれの意見や思いがあることを話していただくことと、相手の気持ちに気付き理解する練習になると思いますので、ぜひ実践してみてください。 12月11日 葛飾教育の日感染防止対策をとりながらの学校公開で分散参観となり、皆様にはご迷惑をおかけいたしております。 そんな中でもどの学級も一時間の道徳授業を公開させていただきました。道徳の授業をご覧いただけなかった方々には、その授業内容についてHPに掲載させていただきますので、ご家庭で再度話題にしていただければ幸いです。道徳の題材について、短い時間でも親子で、本音で話してみることもとても良いことではないかと思います。 3時間目、6年生は体育館で薬物乱用防止教室の授業を受けました。講師には葛飾ライオンズクラブの方にいらしていただきました。 12月10日場所は、上野の国立科学博物館です。 午前中は、特別展示館と地球館を見学して、中庭で昼食をとり、午後は日本館を見学しました。 特別展示館では、大英博物館のミーラ展が開催されていて子供たちもワクワクドキドキしながら見学しました。 地球館も、日本館も丁寧に見学したら1日ではとても時間が足りない博物館ですが、学級ごとに興味・関心がもてそうな展示を楽しく見学することができました。 12月9日5年生の理科の様子です。今日の実験は、「液体から固体をとりのぞこう」というめあてで、食塩水とミョウバンを溶かした水溶液をろ過する実験をしていました。さてどんなことが結果から分かったでしょうか。 5時間目には、なかよし2組で研究授業が行われました。研究主題は「問題を解決するために論理的に考えていく児童の育成」です。プログラミング教育を通してということで今日は、単元名「ゴー!ゴー!ロボットだいぼうけん」でオゾボットを思うように動かすことができるようになる学習をしました。 12月8日6年生の図画工作の学習です。リアルな自画像に挑戦してからは、校内の様子をリアルに表現する練習をしています。ここでもipadのカメラ機能が活用されていました。 3年生の音楽の時間です。まだ思い切ってリコーダー演奏ができない状況です。そんな中、リコーダーの指の動かし方についての学習をしていました。音階を読んだり、指づかいについて回答したりするワークシートに取り組んでいました。 12月7日図書室前の掲示板です。クリスマスカードを1枚1枚開いていくと本の表紙と内容の照会が現れます。なんと素敵なんでしょう。1日1枚ずつクリスマスの日まで開かれていくようです。 なかよし1組の図工の時間です。クリスマスのかざりをつくろうが今日のテーマです。クリスマスツリーと雪だるまから、各自工夫を加えて楽しい飾りをつくっています。 12月6日なかよし4組の生活の時間です。スウェーデン刺繍をしていました。一人一人個性的で美しい模様を作り出していました。とても集中力して取り組むことができていました。 4年生の体育館体育の時間です。ゴムを使って走り高跳びの練習をしていました。高さを変え、低い場所ではさみ跳びの形を身に付け、順番に高い場所に挑戦していました。勢いよく跳躍して、しっかり足から着地していました。 12月3日2年生の体育の時間です。秋晴れのもと、気持ち良さそうに体を動かしています。ルールを考えたり、作戦を考えたりしてどんどん楽しが盛り上がってきているようです。 1年生の道徳の時間、主題は「正直で素直な心」です。「あのね」という教材で、うそをついたりごまかしたりしないで、素直にのびのびと生活しようとする心情を育てることをねらいとしていました。 12月2日1年生の体育の時間です。ボールけりゲームをする前に、向かい合ってボールを蹴る、止める練習をしています。とても上手でした。 5年生の図画工作の時間です。題名は「イトノコの寄り道さんぽ」です。板に絵を描き、その板を思い思いの形に分けて、糸鋸で切った後にまたそのピースを立体的につなぎ合わせて作品を作るようです。 12月1日2年生の廊下掲示です。生活科見学で行った茨城県立博物館の絵が掲示されていました。印象に残った場面を大きくはっきりと描くことができています。 1年生の国語の時間です。本格的な紙芝居「かやねずみのおかあさん」が展開されていました。子供たちは真剣なまなざしでお話に聞き入っていました。 道徳の時間は楽しい!道徳科の授業は、「自分の答え」を見いだす時間です! ・教師の役割は、児童(生徒)が自己の生き方の指針をもてるように動機付けをすること。教師の働き掛けはそれを促すもの ・児童(生徒)が自己の生き方の指針を自らの意志や自らの言葉でもつことができるように支援するため、教師の働き掛けである「発問」が重視される ○第一は、主題につながる読み物教材の中の主人公等の思いや行動について、児童(生徒)が考える必然性や切実感がある発問をすること ・世間の常識のようなもの、教材の中から探せば答えが見付かるもの、教師が言わせたいもの等を問うのではなく、児童(生徒)のみならず、発している教師自身も自らに問い掛け、悩まざるを得ない、答えが一つとは決めかねるような生涯に渡って多面的・多角的に考え続けていくことにつながる「考えるに足る発問」 ○第二は、読み物教材を参考とし、直接的に児童(生徒)が自らの生き方について考えるような発問をすること ・自らの生き方の指針を確固たるものするためには、今の考えで満足するのではなく、自分の考えを他の人に伝えるとともに、他の人の意見を聞いて、自分の考えを修正したり自信をもったりするなどの双方向の営みが大切 ・議論したい、議論しなければ解決できない、そうした中で自分の考えを確固たるものにしたい等の気持ちになるような能動的かつ多面的・多角的な話し合いにつながる「議論に値する発問」 ◎今までの道徳の時間の課題を踏まえ、 「考える道徳」、「議論する道徳」への転換 指導法の核=「考えるに足る発問」、「議論に値する発問」 「特別な教科 道徳 指導読本」より 一つのことに対して自分の考えをもつこと、友達の考えと比べること、そして話し合えることができたら何と楽しい時間になるだろうと私は思います。 11月30日なかよし2組、生活の時間です。スウェーデン刺繍に取り組む前の学習でしょうか。格子状の枠に、カラフルなビニル紐を通してきれいな四角形を作っています。これを組み合わせて何か作るのでしょうか。 6年生の理科の実験です。アルミニュウムが解けた薄めた塩酸水を蒸発させる実験です。食塩水からも食塩が出てきたことから、アルミが出てくると予想をして実験に取り組んでいました。 11月29日3年生の音楽の時間です。今日は、その国の雰囲気が表現されている曲を聴き、曲名や国名をワークシートに書く活動をしていました。雰囲気を感じとるということも大切な学びだと思いました。 4年生の外国語活動の時間です。各自、筆箱の中に入っているものの数と名前をみんなの前で発表する活動をしていました。小学生の外国語活動は、とにかく外国語に親しむことが大切です。 |
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