12月23日(水)の献立・ごはん ・白菜とえのきのみそ汁 ・魚の南蛮漬け ・こんにゃくのおかか煮 ・牛乳 南蛮漬けとは魚などをから揚げにし、ネギなどが入った甘酢を絡める料理です。 この料理が南蛮漬けと呼ばれるようになった理由は、室町から江戸時代のころ、スペインやポルトガルなどの国は南蛮と呼ばれており、これらの地域に今現在の南蛮漬けに近い「エスカベッシュ」という料理があり、これが日本に伝わった際に南蛮漬けと呼ばれるようになったそうです。 12月22日(火)の献立・ツナトースト ・スープ煮 ・みかん ・牛乳 冬といえばコタツにみかんを思い浮かべる人は多いと思いますが、ではなぜこの組み合わせが普及しているのでしょうか? その理由は大きく分けて2つあると言われています。1つ目は単純にみかんの旬が冬であるという点です。みかんの旬は11月〜1月と言われており、また他の果物に比べて安いため気軽に手が出やすいといわれています。 2つ目の理由はなんとコタツ側にあるといわれています。コタツに入ったことがある人ならわかると思いますが、一度入るとなかなかコタツから出たくなくなると思います。そんな状況で、同じく冬に旬を迎えるリンゴやイチゴに比べてみかんはそのまま手で皮を剥いて食べることができ、楽だったため選ばれたといわれています。 まあコタツに入っていなくても給食の時間に食べる旬の時期を迎えたみかんはとてもおいしいんですけどね。 12月21日(月)の献立・五目うどん ・小魚とアーモンドの 炒り煮 ・冬至もち ・牛乳 知ってる人も多いと思いますが、冬至とは一年のうち昼が最も短く夜が最も長い日のことを言います。ではなぜ冬至の日にかぼちゃを食べるのか知っていますか? 昔の人は冬至の日を境に太陽が徐々に元気になる(日の当たる時間が増える)と考えており、さらにその日から運気も上がる(太陽の昇る時間が増えるため)と考えていました。 また、前にもお話しましたが、かぼちゃの旬は夏と冬の2回あります。夏に収穫したかぼちゃを冬に食べることによって太陽と同様に自分たちも今日からまた頑張ろうという意味合いから冬至の日にかぼちゃを食べる文化が根付いたといわれています。 子供たちも冬至の日ということで、かぼちゃを使った給食と食べていました。 12月18日(金)の献立・わかめごはん ・ごじる ・魚のてり焼き ・野菜のゴマ醤油 ・牛乳 呉汁(ごじる)は日本全国で食べられている郷土料理の1つです。大豆を水に浸し、擂り潰したものを呉と呼び、その呉をみそ汁に入れたものを呉汁といいます。大豆が旬を迎える秋から冬が一番呉汁がおいしい時期となっており、まさに今の季節にぴったりの料理です。 毎年恒例の持久走大会低・中・高学年に分かれて、それぞれ800m・1200m・2000mを走りました。子供たちはこの日のために毎日昼休みに2グループに分かれて校庭を走る練習をしてきました。そのおかげか今年はかなり速いタイムを出す子供たちがいました。 写真は当日の子供たちの様子です。今年は行事が少なくなってはしまいましたが、その分持久走大会を一生懸命取り組んでいたように思います。 12月17日(木)の献立・くろパン ・ポークビーンズ ・グリーンソテー ・パイナップル ・牛乳 ポークビーンズはその名の通り豚肉(ポーク)と豆(ビーンズ)を使った煮込み料理で、アメリカではかなりメジャーな家庭料理です。 アメリカでのポークビーンズの歴史はかなり古いらしく、一説には1880年頃には缶詰になって売られていたほどだそうです。日本のスーパーで秋刀魚やサバ、焼き鳥などの缶詰がよく売られているように、アメリカではポークビーンズが主流です。 給食で出たポークビーンズは濃厚でとてもおいしかったです。 クリスマスビンゴ!クリスマスビンゴとはビンゴの用紙が各クラスに1枚ずつ配られ、別室にいる集会委員の子供たちがビンゴを回し、それぞれ何ビンゴを達成できたかによって給食のリクエスト券がもらえるというイベントになります。 上記の写真はそのクリスマスビンゴの様子になります。子供たちもかなり盛り上がっており、イベントは大成功でした。 ちなみに職員室にもビンゴ用紙が用意してあり、パソコンで様子を見ながら参加していていたのですが、職員室は0ビンゴでした(笑)。 12月16日(水)の献立・ツナごはん ・じゃが芋と玉ねぎの みそ汁 ・ぎせい豆腐 ・茎わかめの炒め煮 ・牛乳 本日の献立に出てきた擬製豆腐とは、豆腐にゴボウやニンジンなどの野菜や卵などを混ぜてオーブンで焼いたり、蒸して固めたりして豆腐のような形にした料理のことです。 その作り方から様々な材料が入っているため栄養価が高い反面、作るのが大変な料理になっています。感謝して食べましょう。 12月15日(火)の献立・蜂蜜セサミトースト ・かぼちゃのクリーム煮 ・フレンチサラダ ・牛乳 冬至の影響でかぼちゃの旬は冬だけだと思っている人も多いと思いますが、実はかぼちゃは夏頃と冬頃の年に二回旬があるんです。その理由は収穫時期と食べ頃になる時期が異なるからです。 夏頃に収穫されるかぼちゃは水分が冬に比べて多く、甘さがさっぱりしています。逆に冬頃まで寝かす(追熟させる)ことで夏頃に比べて水分が飛び、甘さがぎゅっと詰まったものになります。 今回の給食で出たかぼちゃも旬を迎えたものであり、それを使ったクリーム煮はとても濃厚でおいしかったです。 特殊な避難訓練今までとは違った形式でしたが、子供たちは素早く訓練を行っていました。 12月14日(月)の献立・ターメリックライン ・キーマカレー ・コーンサラダ ・ハニーレモンかん ・牛乳 キーマカレーのキーマはヒンドゥー語で「細かい」という意味があり、日本ではひき肉を使ったものをキーマカレーと呼ぶことが多いです。 日本のキーマカレーは牛、豚、鶏と使うことが多いのですが、本場のインドでは宗教上の理由からひつじや山羊を使ったものが大半だそうです。 今日は朝からカレーのいい匂いが給食室からしており、先生方の間でも給食の話題が上がるほどでした。実際の給食もとてもおいしかったです。 12月11日(金)の献立・あんかけ焼きそば ・たけのこともやしの スープ ・りんご ・牛乳 あんかけは煮汁などに、出汁や水で溶いた葛粉や片栗粉を加え温めてとろみのついたものをかける料理のことで、その工程上そばやうどんなどのもともとスープに入っている料理が初めに作られたといわれています。 実は餡をかけたりスープに入っている料理を餡かけ状にすることで料理が冷めにくくなり、体が温まるという特徴があるため、寒い季節にぴったりの料理なんです。 今週は2組2組は今日が初回の授業だったので初めてのことに戸惑いつつも頑張って学んでいました。 写真は生け花と書道の様子になります。生け花は子供たち一人一人の個性がよく出ていました。書道では校長先生が教えてくださりました。 三学期に向けての練習実は本校の校長先生は書道がとても上手く、今回も子供たちの前に立って書き方の指導をしてくださりました。そのおかげか子供たちの書いた字は小学生とは思えないくらい上手でした。 また本校では今年度から体育館に空調設備が入り、今回の授業で工事後初めて暖房を入れました。体育館は冷えやすいのですが子供たちは快適に授業を受けられていました。 本校では校舎のすべての部屋に空調設備を入れる工事を今も行っています。 12月10日(木)の献立・チーズパン ・たまご入り野菜スープ ・チキンのカレーソテー ・マッシュポテト ・牛乳 マッシュポテトのマッシュはすりつぶしたという意味があり、茹でたジャガイモを専用のマッシャーという器具で押しつぶし、牛乳などを加えて滑らかにすることで出来上がります。 すりつぶし方や加える材料によってポテトサラダになったり、衣をつけて揚げることでポテトコロッケになることからマッシュポテトはこれらの料理の基本となる料理になります。 12月9日(水)の献立・ごはん ・けんちん汁 ・魚の西京焼き ・切り干し大根の はりはり漬け ・牛乳 西京焼きとは白味噌の漬け床に魚の切り身を漬けた西京漬けという漬物を焼いた料理のことです。西京焼きの名前に含まれる西京という言葉の由来は、「西の都」である「京都」です。これは西京漬けに使われていた白味噌が京都で作られていた西京白味噌だったためと言われています。 最後の研究授業彼らにとっては小学校生活で最後の研究授業であり、先生と生徒共に貴重な時間になったことでしょう。 授業の内容は「銀のしょく台」という道徳の教材で、自分の物を盗んだ相手を許すことの難しさを学ぶという最高学年にふさわしい難しい内容となっていました。 普段とは違い、他の先生や担任の先生がスーツを着て教室にいるのでみんな緊張しているように見えました。 12月8日(火)の献立・五目おこわ ・豆腐としめじの すまし汁 ・焼きししゃも ・野菜のアーモンド煮 ・牛乳 おこわという料理名を聞いたことがある人は多いと思いますが、似たような料理に炊き込みご飯があります。ではおこわと炊き込みご飯の違いは何でしょうか? それは使っているお米の種類です。炊き込みご飯は普通の白米を、おこわはもち米を使うという違いがあります。そしてもち米を使うことがおこわという名前の由来にもなっています。 昔の人々はお米に麦やあわを混ぜておかゆにして食べることが主流でした。おかゆは柔らかいため「弱飯(ひめいい)」と呼ばれ、それに反しもち米などを使った固めのご飯は「強飯(こわいい)」と呼ばれており、これがおこわの名前の由来になっています。 12月7日(月)の献立・ホイコーロー丼 ・チンゲン菜としめじの スープ ・マロニーサラダ ・フルーツカクテル ・牛乳 回鍋肉の回鍋とは鍋を回すあおり炒めのようなものではなく、一度鍋で調理した材料をもう一度鍋に戻して調理する行為を表しています。 本場の中国と日本の回鍋肉にはいくつかの違いがあり、日本ではキャベツを一般的に入れますが、中国ではソンミョウという名前の葉ニンニクを入れています。また味付けも異なり、日本のものに比べ中国のものは辛みが強いそうです。 本日出たホイコーロー丼は甘辛い味付けでとてもおいしかったです。 12月4日(金)の献立・チキンドリア ・白菜のスープ ・ゴマドレ海藻サラダ ・牛乳 よく洋食のレストランなどで見るドリアという料理、実はイタリアやフランスなどではなく日本発祥の料理なんです。 日本発祥といっても日本人が考えたものではなく、日本に住んでいたスイス人の料理人が考えたといわれています。なので日本発祥ではなくその料理人発祥といったほうがニュアンス的には正しいかもしれません。 クラムチャウダーの時と同じく中に入れる食材によって名前が変わりますが、大きな区切りとしてライスグラタンなんて言われたりもします。 |
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