明治から『未来』へ 亀青小学校は創立152周年 未来を創造する亀青小学校「未来祭」

品は高く 亀青小

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5年生の国語の教科書P64 には『敬語』を学ぶ「言葉」の学習があります。

わたしたちは、聞き手や会話の中に出てくる人などに対して敬意を表すために、状況に応じて丁寧な言葉づかいをします。これを敬語といいます。敬語には、次のようなものがあります。
【丁寧語】あまり親しくない人や、大勢の人に対して話したり書いたりするときは、「です」「ます」や「ございます」などの言葉を使います。これらを、丁寧語といいます。物事を丁寧に言うことで、相手(聞き手や読み手)に対する敬意を表します。
【尊敬語】相手や話題になっている人を高めることで、敬意を表す表現を、尊敬語といいます。
【謙譲語】自分や身内の者の動作を謙遜して言うことで、その動作を受け入れる人への敬意を表す表現を謙譲語といいます。

さて、先日、教室を巡回していると授業中に立ち歩いている児童を見かけたので、「座りなさい」というと「ムリ!」と言われました。また、他の児童が学習発表をしているときに、教室の床に座り込み、床に物を叩きつけて音を立てている児童に「何やってる」と声をかけると「先生とけんかしてんだ」と平然と答える児童に出会いました。
どの児童もこんな態度をとるというわけではありませんが、学校は小さな社会です。大人にそんな口の利き方をしたら叱られるということは教えなければなりません。
「えっ、学校の中でそんなことを言う子供がいるのか」と驚かれる保護者の方がほとんどではないかと思いますが、「今の子供なら当り前」と思われる方、「そんなことを子供に言われる先生が悪い」と思われる方など、正直なところ保護者の方々の思いは現在、多様化しております。
しかし、我々は亀青小学校という小さな社会の中で生活している以上、一般的に社会で通用しないことは「ダメ!」と教えなければなりません。

そんな子供たちの小さな社会で生きる現状をご覧になっていただくためにも、平日一週間の公開を今年度は設けてみました。子供たちが多くの方々に見られているとあまり思っていない空いてそうな日時を見計らって日常の「亀青社会」をご覧いただくことができたら幸いでした。
先日、亀有中学校との小中連携協議会の中で中学校の先生方に言われたことに、「小学校でも先生に対する言葉遣いをしっかり教えておいてほしい」ということがあったようです。大人に対する言葉遣いも、状況に応じて遣い分けができるようにさせていくことも頭を働かせるための大切な「教育」です。
亀青小学校が単に時代に流されず、品のある学校にしていくためには、「あまり親しくない人や大勢の人に対して・・・」は、丁寧語くらい遣える子供にしたいと思うようになりました。

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