明治から『未来』へ 亀青小学校は創立152周年 未来を創造する亀青小学校「未来祭」

めざせ!「笑顔」であふれる亀青小学校

画像1 画像1
 6月の葛飾教育の日、1.2時間目には各学級で「特別な教科 道徳」の授業をご覧いただき、3時間目には公開講座として図書室で道徳が「特別な教科」となったわけとこれからの道徳の授業についてお話させていただきました。そこで気づいたことがあります。 それは保護者の方々が思い描いている「小学校像」がそれぞれ違うこと、そして随分昔のイメージをおもちであるということでした。
 また、「学校」というものにあまり良いイメージをおもちでない保護者の方も多いではないかとも感じています。
 それは、なぜでしょう。保護者の皆様が通われていた学校の努力不足があったからだと私は思います。何故ならば、多くの保護者の皆様が小学校に通われていた時代には私も一教員として学校に勤務していましたが、その学校の子供たちは楽しく学校に通い、良いイメージをもっていたと思えるからです。
 道徳の授業は、近年その内容を大きく変えようとしていますが、他の教科は指導内容・方法について、この40年間で大きく変わってきています。現在の新しい学習指導要領では「主体的・対話的で深い学び」を追究するよう求められています。しかし、すでに40年前から「主体的に学ぶ児童の育成」を考えた学習内容や方法は研究されていました。つまり、積極的に時代に合った教育を追究しようという学校とそうでない学校、積極的に研究しようとする教員とそうでない教員の差が未だに縮まらずに現在に至っているということだと考えます。
 『学校は小さな社会、大きな家族』と考えます。小さな社会と大きな家族の中で、日々学び・遊び・生活することを通して「笑顔、元気、思いやり」にあふれる児童を育んでいきます。教職員も目標に向かい、心を一つにして日々の教育活動に努めること、これが私の目標です。
 児童への意識調査の中に、「学校に行くのが楽しい」と「自分のことが好きである」という質問がよくあります。コロナが明けた今、子供たちがどうして学校に来ることが「楽しくない」と感じているのでしょうか?どうして、自分のことが「好きではない」と答えてしまうのでしょうか。朝校門で迎える子供たちの表情は様々ですが、100%とはいかなくても70%は「笑顔」で登校しており、遅刻する子供も今年度は激減しています。また、「自分のことが好きである」は、笑顔で生活できている子供ならば、自分に自信をもつこともできていると思うのですが・・・。
 しかし我々は、子供たちのこの回答をしっかりと受け止めて、「楽しい」学校、「自分のことが好きになれる」教育をしていかなければなりません。
「勉強は好きじゃないけど・・・友達がいるから楽しい。だから学校は休まない。」そんなことを言う子供もいます。「勉強は好きじゃないけど、・・・」とは言いますが、現在の学校の授業は楽しいはずです。「葛飾教師のスタンダード」にもあるように一時間の中でも子供が「主体的に活動」できる時間を確保するようになっているからです。
 学校では、これからも日々学校に行くことが楽しいと思える授業を、自己肯定感・有用感をもてる活動を展開していきます。
 ご家庭でも子供たちの話に耳を傾け、共感して聞き、できたことは認め、励ますご指導をお願いいたします。
 子供たちの『笑顔』をつくり出すのは、子供たちとかかわるすべての大人たちに与えられた使命です!

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31