明治から『未来』へ 亀青小学校は創立152周年 未来を創造する亀青小学校「未来祭」

本を読むよろこび 【只今、お話給食中です!】

画像1 画像1
 私が本を読むようになったのは、高校生のときでした。友人の付き添いで本屋に入ったとき、たまたま目に付いたタイトル『生きる』に関心をもち、初めて文庫本を買ってみました。自分の小遣いで買った本です。読まないわけにはいかず、一気に読んでみるとこれが面白い。そのときから、ノンフィクションの本を好んで読むようになりました。
 小学生の頃は、恥ずかしながら本が嫌いでした。何故なら、文がよく読み取れないのに、毎年誕生日のプレゼントが本だったからです。また、あるとき何故か「文庫本100選」という通信販売のはがきを自ら出してしまったことにより、その本を全て読まなければならない羽目になってしまったこともあったからです。
 さて、25年ほど前からでしょうか。小学校に読書タイムなるものを取り入れる動きができました。私が驚いたのは、時間を設ければたった15分間でもほとんどの子供たちが集中して本を読む姿勢でした。自分が小学生の頃は、自分だけではなく、もっと本嫌いがいたはずだと思います。今の子供たちは、本当によく本を読んでいると思います。
 ですが・・・、我が子はどうか?と思われている保護者の皆様にとてもよいお知らせがあります。
 これは、私もほっと胸をなでおろすことができた話です。紹介します。

『本を1冊も読まないことをだめだと決めつけることはできません。本とは別の世界で、打ち込めるものや喜びとなるものをもっている子供は大勢います。そういう豊かな体験をもった子供が何かのきっかけで本を読み始めると旺盛な読書力を見せることがあります。本は、実際の体験があってこそ、生き生きと感じられ、登場人物にも深い共感を寄せることができるからです。大人は本を読むと賢くなる、心が優しくなる、知識が増えるなど、効果を考えがちです。しかし、子供が1冊の本から何を受け取るかは、その子自身にゆだねられています。ある本は、一人の子供を夢中にさせます。でも別の子供は全く興味を見せないかもしれません。カギになるのは、その子にとって「おもしろい」かどうかです。何にしても、子供が楽しむことは良いことです。まず子供が「おもしろい」ということを大切にしてください。』
【東京都子ども読書活動推進資料2005「本のよろこびを子どもたちに」】
 これを読み、本嫌いだった子供の頃の自分にも自信がもて、教員として、親としても勇気が湧いてきたことがありました。    

楽しい「道徳」の時間へ

画像1 画像1
【特別な教科 道徳】
 道徳科の時間は、「自分の答え」を見いだす時間です!
 教師の役割は、児童が自己の生き方の指針をもてるように動機付けをすること。教師の働き掛けはそれを促すものでなければなりません。また、児童が自己の生き方の指針を自らの意志や自らの言葉でもつことができるように支援するため、教師の働き掛けである「発問」を重視しなければなりまん。
○第一は、主題につながる読み物教材の中の主人公等の思いや行動について、児童が考える必然性や切実感がある発問をすることです。
・世間の常識のようなもの、教材の中から探せば答えが見付かるもの、教師が言わせたいもの等を問うのではなく、児童のみならず、発している教師自身も自らに問い掛け、悩まざるを得ない、答えが一つとは決めかねるような生涯に渡って多面的・多角的に考え続けていくことにつながる「考えるに足る発問」をしていきます。
○第二は、読み物教材を参考とし、直接的に児童が自らの生き方について考えるような発問をすることです。
・自らの生き方の指針を確固たるものするためには、今の考えで満足するのではなく、自分の考えを他の人に伝えるとともに、他の人の意見を聞いて、自分の考えを修正したり自信をもったりするなどの双方向の営みが大切です。
・議論したい、議論しなければ解決できない、そうした中で自分の考えを確固たるものにしたい等の気持ちになるような能動的かつ多面的・多角的な話し合いにつながる「議論に値する発問」をしていきます。

◎今までの道徳の時間の課題を踏まえ、
 「考える道徳」・「議論する道徳」へと転換していきます。
指導法の核=「考えるに足る発問」、「議論に値する発問」
            「特別な教科 道徳 指導読本」参考

 一つのことに対して自分の考えをもつこと、友達の考えと比べること、そして話し合えることができたら何と『楽しい時間』になるだろうと私は思います。
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

配布文書

学年便り 1年

学年便り 2年

学年便り 3年

学年便り 4年

学年便り 5年

学年便り 6年

なかよし学級便り

保健便り

給食便り

学校便り

ホームページ掲載データ