校長あいさつ

令和6年度 よろしくお願いします

小中一貫教育校新小岩学園 
新小岩中学校長 角南 忠義


 今年度より本校の校長に着任しました「角南忠義(すなみただよし)」と申します。平成23年度から平成27年度まで、本校で数員として勤めていました。その後、区内の小学校で副校長・校長を務め、9年ぶりに戻ってきました。人の温かさを感じる新小岩で、再び子供たちのため、地域のために教育活動が行えることをうれしく思っております。
 今年度は115名の1年生を迎え、全校生徒363名で令和6年度の葛飾区立新小岩中学校がスタートしました。
本校の教育目標である
「自らすすんで考え、実行する生徒」
「思いやりと規範意識のある生徒」
「心身の調和のとれた健康な生徒」
を達成するためには、「笑顔・元気・思いやり」を溢れさせることが重要だと考えています。
 生徒の「笑顔」は、楽しく学び、充実した日々を過ごせることから生まれます。できた、分かったという喜びを感じ、楽しいと思える経験をたくさんすることで、「次を考える力」が育まれます。できたとき、分かったとき、心の底から楽しいと思えたときの子供たちの笑顔は素晴らしい。そんな笑顔が溢れる学校にしていきます。
 生徒の「元気」は、生涯を通じて運動に親しみ、自らの健康の保持・増進に努めるための体力向上を日指すことから始まります。健全な心は健全な体に宿ると言われます。どんなことにもくじけない強い心と体が本当の元気です。人としてのたくましさは、そんな元気から生まれます。元気溢れる学校にしていきます。
 子供たちの「思いやり」が溢れるために、全数育活動を通して思いやりの心や道徳的な価値観を育む情操数育を推進します。人を思いやる気持ちは、自分自身の気持ちが充実しているからこそ生まれるものです。生活の中で笑顔が出てくれば、それが充実しているということになります。そこから相手の気持ちを考えるゆとりができ、人を思いやる気持ちが育っていきます。そんな思いやりの心溢れる学校にしていきます。
 今後とも、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いします。令和6年度も本校の数育活動に、ご理解とご協力をお願いいたします。

(令和6年4月)