「校 長 室 か ら」

R2校長

葛飾区立飯塚小学校を『よい学校』にします
 校 長   加 賀 美  学

 平成29年度に葛飾区立宝木塚小学校より本校に着任し、今年度は5年目を迎えます校長の加賀美 学(かがみ がく)です。調布市・江東区・葛飾区で教員として勤め、葛飾区において副校長・校長となりました。
 昨年度に引き続き、私は、校長として本校を『よい学校』にします。
 児童にとってよい学校とは、自他の存在を互いに認め合う穏やかで温かい雰囲気の中で、一人一人の児童が、自己の力を高めようと一生懸命に取組み、達成感や成就感を感じられる学校です。そして、日々の生活の中には様々な楽しさがあります。冗談を言い合う楽しさから新しく知る楽しさまで様々です。
 保護者にとってよい学校とは、わが子が毎朝喜んで登校し、下校しては学校でのできごとを嬉しそうに話すような学校です。そして、教員や友達との様々な関わりをとおしてわが子が力を伸ばしていくことを実感できる学校です。保護者の思いや考えをしっかりと受け止めた上で、考えをしっかりと説明してくれる学校です。
 地域の方々にとってよい学校とは、地域に門戸を開き、地域の方々に働きかけ、地域の方々のお力を貸していただき、共に地域の宝である子供たちの健全育成に取組む学校です。学校に寄せる地域の願いや思いを受け止め、地域の誇りである飯塚小学校のさらなる発展に向けて力を尽くしてまいります。
 創立56周年を迎える飯塚小学校をどうぞよろしくお願いいたします。 

令和4年3月7日(月)
「出会いを大切に」

〇ここのところ穏やかな暖かい日が続いています。急に暖かくなったので驚きました。まだ冷え込む日はあると思いますが、本格的な春はもう身近なとこ ろまで来ているようですね。
 先週は、火曜日に六年生を送る会、水曜日に卒業を祝う会と、六年生の卒業に向けての行事がありました。

〇六年生を送る会では、感染防止のために体育館には集まらずにそれぞれの教室に分かれて行いましたが、一年生から五年生までの六年生への気持ちが私にもとてもよく伝わってきました。また、六年生が一年生からもらったメダルをずっとつけている姿を見て、私も嬉しくなりました。
 卒業を祝う会は、一年生から五年生が下校した後に行われたのですが、六年生の飯塚小学校で過ごした日々への思いやお世話になった人への気持ちがとてもよく伝わってくる素敵な会でした。

〇出会いがあればお別れもあります。
 六年生はもう少しで飯塚小学校を卒業しそれぞれの道に進んでいきますが、これまでの出会いもそしてこれから出会う人たちも大切にしていってほしいと思います。
 一年生から五年生の人たちも、四月からも飯塚小学校に居ますが、今こうして一緒に過ごしている友達や先生との時間を大切にしてほしいと思います。
 多くの友達と関わり、もっと楽しい学校生活を送ってほしいので、今度の四月にはどの学年もクラス替えをして新しいクラスにします。

〇学校だよりにも書きましたが、学校は楽しいところです。一人で過ごす楽しさも大切にしながら、友達や先生とたくさん関わって一緒に毎日を過ごすか らこそ楽しいです。
 多くの人となかよくして楽しい毎日を過ごしていってほしいと思います。

令和4年2月21日(月)
「頭を鍛えよう(2)」

〇先週の長縄集会は、どのクラスも力を合わせて頑張っていました。長縄が得意な子もそれほど得意でない子も頑張っている姿が素晴らしかったです。
 さて、先週に続いて今日も「頭を鍛えよう」というお話をします。

〇「今日はおうちに帰ってから四時間半机に向かって集中して学習しましょう。」と、校長先生から宿題が出されたらどうですか?
 中には、四時間半学習するのがそれほど大変でない人もいるかもしれませんが、多くの人は一気に四時間半、しかも集中して学習すると聞くと、大変だなぁと思うのではないでしょうか。では、
「これから二週間、毎日20分間机に向かって集中して学習しましょう。」と言われたらどうですか?
 毎日続けるのは少し大変かもしれませんが、20分間集中して学習するのはできそうではないですか?

〇2月7日から取り組んだみなさんの家庭学習カードを今回も見させてもらいました。
 今回は特に「テレビを消して勉強しましたか」と「( )分間学習しましたか」のところに注目してカードを見ました。
 学習時間は、学年によっても人によっても目標としている時間が異なりますが、特別な用事がないときは達成できている人が多かったです。おうちの人に言われなくても自分でできたという◎も多く見ました。
 テレビを消してのところは、できなかった人やおうちの人に言われてできたという人が結構多くいました。

〇最初に話したように一度に長い時間学習に取り組むよりも、短い時間でも毎日集中して学習に取り組んだほうがしっかりと身に付けることができます。
 毎日続けることも少し難しいことですが、毎日当たり前にすると大変ではなくなりますのでこれからも頑張ってみてください。

令和4年2月14日(月)
「頭を鍛えよう(1)」

〇二月も早いものでちょうど真ん中の折り返しに来ました。二月後半も元気に頑張っていきたいところです。
 さて、二週にわたって「心を豊かにしよう」というお話をしました。演劇鑑賞などのすばらしいものに触れること、読書をとおしていろいろなことを感じたり考えたりすることが、心を豊かにするというお話でした。
 その前は、持久走や長縄の取組のことで「体を鍛えよう」というお話をしました。
 今日と来週で、「頭を鍛えよう」というお話をします。

〇ドラえもんの道具の中で『暗記パン』があるのをみなさんは知っているでしょうか。
 暗記パンは、ノートなどに押し付けて文字などを写し、それを食べると暗記パンに写っていたことがパッと覚えられるという夢のような道具です。テストの前にのび太君はたくさんの暗記パンを食べることになり、大変になってしまいましたが、本当にあったらとても便利な道具だなぁと小学生の頃思っていました。
 実際には、暗記パンはありません。今ではタブレットPCがその役割をしてくれることがあって便利ですね。必要なところをカシャっと撮影してタブレットPCに記録することができます。みなさんがタブレットPCを使っている姿をのび太君が見たらびっくりするでしょうね。
 タブレットPCはそのまま記録をしてくれますが、みなさんの頭の中に知識として残るわけではありません。大切なことはやはり読んだり考えたりして、頭の中に残していかなければなりません。

〇便利な道具をじょうずに使いながらも、最後はしっかりと自分の頭を使って賢くなっていきましょう。

令和4年2月7日(月)
「心を豊かにしよう(2)」

〇二月四日の立春で、暦の上ではもう春になりました。
 本格的な春にこれから少しずつ向かっていきますが、まだまだ気温が低い日が続きますね。新型コロナウイルス感染症ももちろんですが、風邪もひかないように気を付けていきたいですね。

〇さて、先週は「心を豊かにしよう」というお話の一つとして、演劇鑑賞教室のことをお話ししました。劇団『風の子』さんの素晴らしさに触れることができたことと思います。
 今日は、「心を豊かにしよう」の二つめとして、読書についてお話をします。

〇読書は人を豊かにします。
 一つは、本からいろいろなことを知ることができます。歴史のこと自然のこと乗り物のことなど、様々な知識をお話や図鑑から知ることができます。読書は人の知識を豊かにします。私は小学生の頃「ふしぎシリーズ」や漫画「日本の歴史」が好きでたくさん読みました。そのときに知ったことが今でもたくさん残っています。
 もう一つは、本を読んでいろいろなことを思い浮かべることができます。物語の登場人物になりきってハラハラドキドキしたり、嬉しい気持ち悲しい気持ちになったりします。読書は人の心を豊かにします。

〇いろいろな種類の本がありますが、今日から始まる「雪だるま読書」では、そのような心を豊かにしてくれる読み物にも触れてほしいと思います。読みたい本がなかなか見つからない人は、図書室の樫木先生にぜひ聞いてみてください。きっと優しく教えてくれると思いますよ。

令和4年1月31日(月)
「心を豊かにしよう(1)」

〇明日から二月に入ります。『一月は行く、二月は逃げる、三月は去る。』と言われますが、一月はあっという間に行ってしまいますね。

〇先週は持久走と長縄のことで「体を鍛えよう」というお話をしました。元気に毎日の生活を送るには、体を鍛えて強くすることが大切です。
 今週と来週の二週で、「心を豊かにしよう」というお話をします。素晴らしいものに触れて感動したり、いろいろなことを考えたりすることで心は豊かに育っていきます。

〇今週は劇団『風の子』さんによる演劇鑑賞教室があります。
 新型コロナウイルス感染症が流行しているので、実施できるか心配していましたが、ひと学年ずつで感染防止対策をしたうえでなんとか実施できることとしました。
 演劇を専門とするプロの表現を目の前で見ることができます。今年の学習発表会の前に、演劇指導で来ていただきましたが、その短い時間での御指導でみなさんの声や演技がどんどんよくなっていくのがすごいことだと思っていました。
 学習発表会で演技を工夫してがんばったからこそ、劇団『風の子』さんの演技のよさを見て、感じることがたくさんあると思います。せっかくの機会ですから、その素晴らしさに触れて心を豊かにしてほしいと思います。

令和4年1月24日(月)
「体を鍛えよう」

〇一月もあっという間に終盤を迎えます。
 先週の全校朝会で、少し気になったこととしてみなさんの挨拶についてお話をしましたが、先週はみなさんの声がきちんと聞こえる挨拶ができていて安心しました。ぜひこれからも続けていってほしいと思います。

〇さて、今日は体を鍛えようというお話をします。
 この二年間にわたる新型コロナウイルス感染症の影響で、小学生の体力がとても下がってきてしまっているという話を聞きました。不要不急の外出を控える時期が長かったためだと言われています。特に体を長く動かす持久力が下がっているそうです。
 飯塚小学校のみなさんは、体調がよいときは外で元気に遊ぶ人が多いです。また、今週の持久走記録会に向けても体育科の学習や休み時間の取組でよく頑張っていますね。
 特別なトレーニングをしなくても外遊びをしたり運動に取り組むことで体力は伸びていきます。少し体を鍛えることを意識して生活してみてください。

〇この後、長縄の取組について映像を見ます。
 一人ではなかなか運動に取り組まない人も、この機会にみんなで楽しみながら体を鍛えていってほしいと思います。

令和4年1月17日(月)
「しっかりと声を出してあいさつしよう」

〇三学期が始まって一週間が経ちました。
 今週の木曜日1月20日は、一年を二十四に分けた二十四節季の「大寒」と言って、一番寒さの厳しい時期になります。寒さに負けずに頑張っていきたいですね。

〇先週は、それぞれのクラスで三学期のめあてを立てたり、係活動を決めたりと新学期スタートの取組をしました。
 席書会も行いました。1・2年生は教室で硬筆に取り組みました。3年生以上は体育館で大きな紙に太筆で書きました。それぞれのクラスに掲示してある作品はなかなか見応えがあります。
 土曜日の午後には、かつしか郷土かるた西水元地区大会がありました。校内の予選で代表となった3年生2チーム、4年生以上の2チームが頑張りました。5年生チームが2月26日に開かれる全区大会に出場しますので、また頑張ってほしいと思います。

〇さて、先週のみなさんの様子を見ていて、一つ気になったことがあります。それは、あいさつです。
 気温が低くてかじかんでしまっているのか、あいさつの声が聞こえなくなってきていました。もちろん、これまでと変わらずにしっかりと声を出してあいさつをすることができているひとも多くいます。
 大きな声を出す必要はありませんが、しっかりと相手に届く声であいさつをすることはとても大切です。あいさつがとても上手な飯塚小学校のみなさんですから、素晴しいあいさつを思い出し、気持ちよく生活できるようにしていってほしいと思います。

令和3年12月20日(月)
「冬を見つけてみよう」

〇二学期最後の一週間です。
 今週一週間を頑張って過ごし、気持ちよく冬休みに入りたいですね。

〇さて、先週、校門でみなさんをお迎えしているときに、五年生の人に「霜はどこにありますか?」と聞かれました。
 冬になって気温が下がると、土の表面や植物の葉の表面に水蒸気がかたまって白く付きます。気温が上がるととけてしまうので、朝によく見られます。他には土の下に氷のような柱ができる霜柱も見たことがあるでしょうか。踏むとサクサクとして楽しいですね。

〇生活科や理科の学習で、「冬をさがそう」という学習がありますが、普段の生活の中で冬を見つけてみませんか。
 先ほどお話しした霜や霜柱は土のあるところだと見つけやすいと思います。これから先、気温が低い日にはバケツに張った水の表面に氷ができていることもあるかもしれません。

〇冬の自然だけでなく、冬ならではのものも、せっかくの冬なので体験してみたいですね。夏には夏の、冬には冬のよさがあります。
 冬ならではの遊びもありますね。冬休みの時間のあるときに、いろいろな冬を体験してほしいと思います。

令和3年12月13日(月)
「暴力はいけないこと」

〇あっという間に二学期も今週と来週を残すのみとなりました。

〇先週、みなさんが書いた人権標語が廊下に掲示してあったので読ませてもらいました。
 人権は、どの人も生まれながらにもっている、みんなと同じように生きることができるということです。みなさんが書いた人権標語は、いじめはいけないこと、お互いを思いやることなど、どれも大切なことが書いてありました。
 その中で、今回は次の三人の標語を紹介します。同じことについての標語が書かれているので、それはなにか考えながら聞いてみてください。
 一つめは、6年Aさんの「暴力は 人の心に 矢を刺す」です。
 二つめは、6年Bさんの「自分から 暴力 暴言 気を付けよう」
 三つめは、5年Cさんの「暴力は、大事な人を きずつける」です。
 そう。どれも、暴力について書かれていますね。

〇人はだれでも、暴力を受けずに生きていける権利があります。暴力にはみなさんも知っているように、叩いたり蹴ったりする体に傷を負う暴力もあれば、言葉などによる心に傷を負う暴力もあります。
 体や心に傷を負わずに、楽しく生きていける権利がだれにもあります。
 逆に言うと、体や心に傷を負わせてしまう暴力はおこなってはいけないということです。
 これは、大人も子供も関係ありません。大人同士、大人から子供、子供同士、子供から大人も、すべてです。
 お互いに相手を大切にする気持ちがあれば暴力をふるうことはないのですが、頭にきてカッとなったときに自分を抑えられずに暴力をふるってしまうことがあります。

〇お互いに相手を大切に思い、なにか食い違いがあったときにも暴力を使うのではなく、きちんと話し合いをして解決していける人であってほしいと思います。

令和3年12月7日(火)
「学習発表会大成功!」

〇12月に入りました。昨日から気温がグッと低くなりました。本格的な冬の訪れです。
 先週の全校朝会で、「二学期のめあてを確かめて、残りの日々をがんばろう」というお話をしましたが、自分のめあてを確かめましたか?残り三週間を頑張って、気持ちよく冬休みに入ってほしいと思います。

〇さて、先週は学習発表会の一週間でした。
 リハーサルに始まり、撮影をしての児童鑑賞ではお互いの学年の発表を見ました。そして、土曜日にはおうちの方々にみなさんの発表を見ていただきました。素晴らしい学習発表会になりました。

〇私も、みなさんの発表をまずは撮影されたもので見ました。そして、保護者鑑賞日には、PTA会長の大東さんと一緒にすべての学年の発表を体育館で見ました。
 撮影されたものでなく目の前で見たということもありますが、どの学年も事前に撮影された発表よりも数段素晴らしいと感じました。
 目の前にいるおうちの人たちに一番よくできる姿を見てもらおうという気持ち、最後の最後みんなで力を合わせて頑張ろうという気持ちがとてもよく伝わってきて感動しました。
 一緒にご覧になっていた大東さんもとても感激されていました。おそらくみなさんのおうちの人も同じだったと思います。

〇学習発表会、大成功です。みなさんとてもよく頑張りました。
 人前で声を出して話すのが得意な人も、まだそうでない人も、一人一人が自分の力を発揮しました。そして、みなさんの「学習発表会を成功させよう」という気持ちが一つになったとても素晴らしい時間でした。

令和3年11月29日(月)
「二学期のめあてを確認して残りの日々を頑張ろう!」

〇今週は、土曜日の保護者鑑賞日まで、学習発表会の一週間になります。
 学習発表会については先週お話ししましたが、どの学年も頑張って仕上げてきたので、最後まで力を発揮していってほしいと思います。

〇さて、今日は「二学期のめあてを確認して残りの日々を頑張ろう!」というお話をします。
 気付くと二学期も残すところ一ヶ月となりました。いつもお話ししていることですが、二学期の最後に振り返るのも大切ではありますが、あと一ヶ月ある今、二学期に頑張ろうと立てためあてを振り返って残りの日々でもうひと頑張りすることが大切です。
 学年によっては、毎月自分のめあてを振り返って、めあてカードに書いている学年もあります。

〇二学期の初めに立てためあてをまずは確かめましょう。
 学習のこと、学校生活のこと、自分がこの二学期で頑張ろうとしたことはどのようなことだったでしょうか。
 そして、よくできたところ、まだもう少しのところを自分でよく考えてみましょう。
 最後に、その振り返りから残りの一ヶ月で頑張ることをしっかりと確かめましょう。二学期終業式の日にがんばろうと思ってももう二学期中には間にあいませんが、今ならまだ十分残りの日々で頑張ることができます。

〇二学期終業式の日には、自分が立てた二学期のめあてが十分に達成できたと思えるように頑張っていきましょう。

令和3年11月22日(月)
「学習発表会を成功させよう!」

〇「秋が深まる」と言いますが、樹木の葉もだいぶ落ち、空気もだいぶ冬に近付いてきたように感じます。もっとも、暦の上では11月7日の『立冬』から冬ですから、これからどんどん冬がやってきますね。

〇さて、今日は「学習発表会を成功させよう!」というお話をします。
 3年生の廊下には、学習発表会のめあてカードが掲示してあります。一人一人が今回の学習発表会でがんばりたいことを書いていました。
 それぞれのめあてなのですが、一つは声のことを書いている人が多くいました。マイクを付けて自分のセリフを言うわけではありません。どんなに上手に言っても、それが観ている人に届かなければ伝わりません。
 この間、劇団『風の子』の方が演技指導に来てくださいましたが、私は先生の声の力強さがすごいなぁと思いました。あんな風に声を出して話せたら、相手にしっかりと伝わりますね。今回は特にマスクを付けたままでの演技になりますので、今まで以上にしっかりと声を出さないと届きません。
 中には声を出すことがあまり得意でないという人もいると思いますが、この機会に頑張っていってほしいと思います。
 もう一つは、役になりきってということが書いてありました。お話の中にはいろいろな役の人が出てきて、どれも劇を成功させるには必要な役です。
 自分が担当する役になりきるには、よく考えることが必要ですね。どのような人なのか、そのときどのような気持ちなのか。役作りと言いますが、よく思い浮かべて、自分とは違うその役になりきって演じてほしいと思います。

〇学習発表会まで、もう一週間と少しです。
 みなさんが楽しみながら、学年全体で力を合わせて一つの発表を見せてくれるのをとても楽しみにしています。

令和3年11月15日(月)
「挨拶がじょうずで驚きました」

〇11月もあっという間に折り返しです。
 朝晩はだいぶ気温が低くなってきました。新型コロナウイルス感染症だけでなく、インフルエンザや風邪にも気を付けていかなくてはならないですね。栄養・睡眠・手洗いなど、自分でできる予防策をしっかりとしていきましょう。

〇さて、ついこの間挨拶についてお話をしたのですが、みなさんがとても上手で驚いたので今回も挨拶についてお話をします。
 先週は、出張などがあって門のところでみなさんの登校をお迎えすることができない日が続きました。先週の金曜日に東門に立った時に、みなさんの挨拶が見違えるほど上手になっていて驚きました。
 きちんと声を出して、お辞儀をして、中には立ち止まってお辞儀をする人もいました。もともとみなさんは挨拶が上手な子でしたが、こんなに上手に挨拶ができるんだ!と驚きました。
 先生方にも、その上手だったことをお話ししましたし、地域の方々にもお話しをしました。そうしたら、地域の方々も廊下で会った1年生5年生がとてもよい挨拶をしてくれて嬉しかったとお話しされていました。

〇先週は、代表委員の人たちが、みなさんが登校するときに門のところと教室の前にいて挨拶をしたり、上手に挨拶できる人を見つけて紹介したりしてくれました。代表委員の人お疲れさまでした。そして、代表委員の人の取組に応えて上手に挨拶をしたみなさんもとても素晴らしいと思います。
 今回の挨拶運動は終わりましたが、これからも飯塚小学校じまんの素晴らしい挨拶を続けていきましょう。

令和3年11月8日(月)
「みんなで生活すること」

〇ここのところ過ごしやすい晴天の日が続いています。外で活動するのが気持ちよいこの季節、スポーツの秋とよく言いますね。
 さて、先週の水曜日木曜日は6年生と日光移動教室に行ってきました。東京よりも気温が低く、紅葉も見事でした。自然のよさをたくさん味わってくることができました。

〇宿泊行事では、お泊まりをするわけですが、家族でお出かけするのとは少し違うところがあります。
 それは、みんなに合わせることが必要になってくるということです。
 自分はもう少し後でご飯を食べたいなとか、もう少しゆっくりと寝ていたいとか、他の人はしないけど自分はこんなことをしたいなと思っても、それを一人一人がしては集団での生活ができません。
 一人で生活するときには、自分の自由に決めることができます。家族で生活するときには、家族で決めることができます。学年のみんなで生活をするときには、時には自分の思い通りにならなくてもみんなと合わせて生活することが必要になってきます。
 6年生のみなさんは、この1泊2日の生活でしっかりとみんなで生活することができていて素晴らしかったです。みんなで生活するには時間で行動することが必要ですがしっかりとできていました。

〇宿泊をしていなくても、毎日の学校生活でも同じことが言えます。
 自分で自由にできる時間を大切にしながらも、みんなで一緒に行動するときには、みんなに合わせて行動すること。学級や学年で生活する中で学んでいってほしいと思います。

令和3年11月1日(月)
「もみじ読書月間 〜図書室の先生にインタビューしてみました〜」

〇11月に入りました。これから先気温も下がっていき、秋から冬に向かっていきます。
今朝方、揺れを感じる地震があって驚いた人も多かったと思います。いつ何をしているときに地震が起きるとも限りません。用心はいつもしていたいと思います。
今週は6年生の日光移動教室もあります。6年生のみなさんには、よい思い出を作ってきてほしいと思います。

〇さて、みなさんが楽しんで取り組んできている『もみじ読書』もちょうど真ん中まできました。今回は、図書室の樫木先生にインタビューしたことをお話しします。
 まず、最近飯塚小学校で人気のある本をお聞きしました。
 低学年では『ほねほねザウルス』のシリーズが、高学年では『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』のシリーズの人気があるそうです。
 私は両方とも知らなかったので、お聞きしてよかったなぁと思いました。ふしぎ駄菓子屋銭天堂はアニメにもなっているそうなので見てみたいなと思いました。
 次に、樫木先生の読書にまつわる思い出をお聞きしました。
 小学生のときに図書室が好きで、友達と一緒に帰りに図書室に寄って本を借りて帰ったそうです。
 最後に、飯塚小学校のみなさんへの願いをお聞きしました。
 一つは、本の好きな子が増えてほしいということでした。もう一つは、面白かった本についてなど、飯塚小学校の子と本について話をしたい。話しかけてほしいということでした。

〇いつも飯塚小学校のみなさんが本を選びやすいように、本に好きになれるように、お仕事をしてくださっている樫木先生に短い時間でしたがお話をうかがえてよかったです。
 みなさんも時間のあるときに自分の好きな本のことなど、樫木先生とお話をしてみるとよいですね。

令和3年10月25日(月)
「その場にいるみなさんに挨拶をしよう」

○今週もよい天気の朝からスタートです。今夜から明日にかけて雨が降りそうですが、全体的には晴天が続きそうですので、外で元気に体を動かしていってほしいと思います。

〇さて、今日は挨拶についてお話しします。
 飯塚小学校のみなさんは、挨拶がとても上手です。
 朝、校門に立ってみなさんが登校してくるのをお出迎えしていると、私の挨拶にしっかりと応えてくれます。挨拶が上手な人は、私が挨拶をする前に自分から挨拶をします。また、しっかりと声に出して挨拶をします。そのようなみなさんの挨拶を聞くと、私も今日一日を頑張る元気をもらえます。
 朝の挨拶だけではありません。
 校舎内で出会ったときにも、しっかりと挨拶ができます。これは前よりもどんどんよくなってきたと思います。おそらく、私にだけでなく廊下などで出会う先生方や外から学校に訪れるお客さんにも同じように挨拶をしているのだと思うと、嬉しくなります。

〇挨拶が上手なみなさんに、私が心掛けていることをお話しします。
 それは、一人一人に対しての挨拶と同じように、その場にいるみなさんに挨拶をするということです。
 朝、一階に降りていくと玄関には校内に入るのを待っている子がいます。そのみなさんに向かって挨拶をします。
 朝、職員室に入るとき、すでに来ている先生方がいます。そのみなさんに向かって挨拶をします。また、一日の仕事を終えて帰るときにもみなさんに挨拶をします。

〇一人一人に挨拶をするのも大切。
 その場にいるみなさんに挨拶するのも大切。
 私はそう思っています。
 みなさんも、朝教室に入るときに教室のみんなに向かって挨拶するところから始めてみてください。

令和3年10月18日(月)
「人前で自分の考えを話せる人になろう」

○先週も過ごしやすい晴天の日が多くありました。
 昨日から急に気温が下がりましたが、体を動かすのにちょうどよい今の季節に、外で楽しく遊んでほしいと思います。

〇一昨日16日(土)少年の主張大会の予選会が行われました。飯塚小学校の他、幸田小学校、半田小学校、東金町小学校の6年生の代表がそれぞれの考えを発表しました。
 飯塚小学校からは、6年1組のAさんBさん、6年2組のCさんが出場しました。

〇出場した三人は、それぞれ自分の考えを5分間にわたって話しました。会場には、新型コロナウイルス感染症対策のために人の数が制限されていましたが、多くの知らない人の前で話すのはとても緊張することだったと思います。
 それでも落ち着いて堂々と話すことができたのがとても立派でした。他の学校の参加者も自分の考えを話し方を工夫しながら話していて素晴らしかったです。

〇みなさんも普段、クラスのみんなの前で発表することがあります。
 話すのが得意な人もあまり得意ではない人もいると思います。初めは話すのに緊張してうまくいかないと思う人も、何度も人前で話す経験を積み重ねていくことで、緊張もしなくなるし上手に話すことができるようにもなります。最初から上手な人はほとんどいません。

〇みなさんには、自分の考えをしっかりともって、それを堂々と話せる人になっていってほしいと思います。
 あまり得意ではないからとしり込みをしてしまうのではなく、進んで自分の考えを話していってみてください。

令和3年10月11日(月)
「感じ方は人によって様々」

○10月も中旬となりました。
 先週は少し気温が高い日もありましたが、やはり真夏の暑さとは違っていて、外遊びをしているみなさんはとても心地よさそうでした。
 外を歩いていると金木犀の香りがほのかにただよってきていました。

〇金木犀は、よく知っている人も多いと思います。
 元々は中国から来た花だそうです。オレンジ色の小さな花が咲く木で、9月の終わりから10月のはじめに花を咲かせ、甘い香りを漂わせます。よく知らない人も、芳香剤にも使われるのでその香りを嗅ぐとわかると思います。

〇私は、子供の頃からこの金木犀の香りが好きでした。だから、きっとみんな好きなのではないかと思っていました。
 ところが先日、一緒に歩いていた方から金木犀の香りがあまり好きではない、どちらかというと苦手ということを聞きました。
 感じ方は人によって様々で、自分が好きな香りでも苦手と感じる人もいることに気付きました。逆に、私が苦手な香りでもその香りが好きだという人がいるのだと思います。

〇香りだけではなく、いろいろなことが自分にとっては好きなことであっても他の人にとってはあまり好きではない、もしかしたら苦手ということがありますね。
 自分にとっては心地よい音でも、他の人には不快に感じることもあるかもしれない。自分は美味しいと感じるものでも、他の人には苦手と感じるかもしれない。自分は楽しいことでも、他の人にとっては楽しいことではないかもしれない。
 その感じ方の違いを変なことだと考えて、自分の感じ方を相手に押し付けてはお互いに楽しくなくなってしまいます。他の人の感じ方も、自分の感じ方と同じように大切にするとお互いに楽しく生活していけるのだと思いました。

令和3年9月27日(月)
「運動会を成功させよう!」

○9月最後の週です。
 思っていたよりも厳しい残暑が続くこともなく、気温も湿度もちょうどよく、晴れた日には爽やかに過ごすことができる時期ですね。
 先週は、運動会に向けての練習もだいぶ進んできて、校庭で練習をする学年が多くなってきました。

〇私は2階のテラスのところから練習の様子を見ましたが、どの学年もしっかりと演技を成功させようという気持ちが伝わってきてとても嬉しい気持ちになりました。

〇昨年度は、運動会を実施することができませんでした。
 今年度は、運動会は実施しますが、感染防止のためにできないことはありますし、おうちの人たちに見に来てもらうこともできません。
 そのような中で、みなさんが学年の先生方とともに運動会の表現運動を成功させようと取り組む姿はとても素晴らしいです。
 みんなで完成させる演技なので、一人が頑張るだけでもうまくいきません。学年の全員が素晴らしい演技にしようと全力を尽くすことが大切ですし、まさしく飯塚小学校の教育目標の3つめ「みんなとともにやりぬく子」に育っていくのだと思います。

〇今週はどの学年も仕上げに入っていくと思います。
 一人一人が自分のできることを精一杯がんばる。そして、学年全員の力を一つに合わせる。そのような一週間にしていってほしいと思います。
 運動会当日、みなさんの運動会を成功させようとするキラキラと輝く姿を見られるのをとても楽しみにしています。

令和3年9月21日(火)
「生活のリズムを取り戻そう 〜家庭学習カードを見て〜」

○二学期が始まって三週間が過ぎました。
 新型コロナウイルス感染症に感染しないように気を付けながら、どの学年どのクラスも毎日の学校生活を頑張っています。
 運動会に向けての練習もよく頑張ってきていますね。運動会についてはまた今度お話ししようと思います。

〇さて、今日は二学期が始まってすぐの9月6日から10日に行った家庭学習推進ウィークについてお話をします。
 まだ全学級の家庭学習カードを見ていないのですが、いつも全員分の家庭学習カードを見るのを楽しみにしています。みなさんがおうちで頑張っている様子が分かりますし、前と比べてできるようになったことやそれに対しておうちの人が書いてくれているのを読むのが楽しいからです

〇今回は、特に「朝起きる時刻、夜寝る時刻」についてよく見ました。
 みなさんのカードを見る前に「夏休みはどうしてもいつもよりゆっくりと過ごすので、5月のときよりも◎が減っているのではないかな。」と予想しました。
 実際に見てみると、予想していたとおりに5月のときには「◎自分でできた」だった「朝起きる時刻、夜寝る時刻」が「〇言われてできた」「△できなかっ た」になっている人が多くいました。もしかしたらもうすでに生活のリズムを取り戻しているかもしれませんが、まだできていない人は、やはり決められた 時刻に寝て、朝しっかりと起きるようにしていかないといけないですね。
 そのような中でも、5月よりもよくできるようになっている人もいました。これはとても素晴らしいと思います。5月の取組を生かして、自分の生活の仕方を変えてきているからです。ぜひこれからも続けていってほしいと思います。

〇今週は間にお休みもありますが、運動会に向けての練習もどんどん進んでいきます。規則正しい生活を送りながら頑張っていきましょう。

令和3年9月13日(月)
「やってみよう!試してみよう!〜2021夏休み作品展〜」

○新型コロナウイルス感染症のための緊急事態宣言が今月末まで延長されました。
 これまでは、4つのこと「マスクを付けている。窓が開いていて空気の流れができている。隣の人前の人と離れている。向かい合っていない」が守れているときには、挨拶や音読、歌などみんなで一斉に声を出すことをしてきましたが、先週の金曜日からは、それでも声に出さないこととしました。
 それだけ感染に気を付けていきたいということですので、みなさん一人一人が感染しないためにできることをしっかりと守っていってほしいと思います。

〇さて、今日は教室の前の廊下に展示してあった夏休み作品展について気付いたことをお話しします。
 夏休みの作品展には、調べたことを知らせるもの、工作など作ったものを見せるもの、自分が体験したことやってみたことを知らせるものとあります。どれも、みなさんが時間をかけて取り組んだもので、見ていてなるほどと思えるものばかりでした。
 今回は、「やってみたこと」が特に心に残りました。

〇手話にチャレンジしたこと、マヨネーズ作り、流しそうめん、豆腐作り、琥珀糖等作り、クラフトコーラ作り、自分が一番食べやすいラムネ作り、Tシャツ染め、チーズ作り、水元公園探検、野菜作り、カレー作り、色水作り、たまごボーロ作り、食品サンプル作り、フルーツポンチ作り、セミの標本作り、ヨーグルトアイス作り、汚れた水をきれいな水にする実験。
 と、見ていて私もやってみたいなぁと思えるものばかりでした。

〇夏休みという、時間を使えるチャンスに、チャレンジしてみた自由研究、素晴らしかったです。
 みなさんは、友達のどの作品が心に残りましたか?

令和3年9月6日(月)
「その人の立場に立ってみることの大切さ」

○すっかり気温が低くて肌寒さを感じるぐらいの毎日になっていますが、まだ残暑が厳しい日もあるようですから、体調を崩さないように気を付けていきたいと思います。
 二学期が始まって四日目です。係決めをしたり二学期のめあてを立てたりと、二学期を充実した日々にするためのことを一つ一つ進めてきての二週目です。
 今週もしっかりと頑張っていきましょう。

〇さて、今日は先日テレビを見ていてハッ!と思ったことをお話しします。
 昨日の閉会式で、パラリンピック東京大会が幕を閉じました。実際に会場で観戦することはできませんでしたが、オリンピック同様にテレビ等で観戦した人も多くいたことと思います。

〇ある競技で優勝した選手が、インタビューで次のように話していました。
 「私は、障がいと出会えたおかげで、多くのことを学び多くの人に出会いました。とても感謝しています。」
 私は、今までは障がいがあると競技をしたりそれこそ生活をしたりするときも大変なのではないかなと思っているところがありました。そして、障がいがある人のことを理解して一緒に生活をしていくためにできることをと考えていました。
 自分にできることをすることは間違いではありませんが、そもそも障がいと出会えたことに感謝をしているという気持ちは想像もつきませんでした。
 どこかで、かわいそうだなと思っていた自分を恥ずかしく思いました。

〇障がいだけに限らず、いろいろな立場の人が一緒に生活していく世の中にしていくのには、やはりその人の立場に立ってみたりその人の気持ちを理解したりすることが大切なのだとあらためて感じました。
 みなさんはどう感じましたか?

令和3年7月19日(月)
「夏休みだからできることを見つけて取り組もう」

○梅雨明けをしてこの土日あたりから一気に真夏となりました。これからは気温が高い日が続いていくので、熱中症にも十分気を付けていかなくてはなりませんね。
 一学期は今日と明日の二日間で終わります。すでにお知らせをしているとおり、今年は新型コロナウイルス感染症対策のため、夏季水泳教室・5年生の岩井臨海学校・パラリンピックの観戦は中止となりました。また、夏季学習教室はそれぞれのおうちで行うことになりました。8月22日までは緊急事態宣言が出されていますので、不要不急の外出は避けて過ごしていくことが大切です。

〇今年の夏休みは、おうちの中で過ごす時間が長くなります。
 では、どのようにして過ごしていきましょうか。

〇一つは、生活のリズムを大きく崩さないようにして健康的な日々を過ごしていってほしいと思います。
 前にもお話ししましたが、きっちりきっちりと時間を決める必要はあまりないと思いますが、特別な日を除いて、起きる時刻・寝る時刻をだいたい同じにしていくことで一日の枠組みが決まってきます。
 そして、その中で午前中のだいたいの予定、昼食をはさんで午後の予定、夕食から寝るまでの予定を決めると生活リズムの整った日々を過ごすことができます。

〇二つ目は、せっかく時間のある夏休みだからこそできることに取り組んでほしいと思います。
 いつもだと学校に行くのでなかなか時間がとれないところで、じっくりと時間をかけること、また一日で終わらずに何日もかかってできることには取り組むことができません。
 自由研究についてもまだ取り組むことが決まっていない人は、一日でたくさん時間をかけてすることよりも、毎日少しずつの時間を何日もかけてできるようなことに取り組んでみるのがよいのではないかと思います。

令和3年7月12日(月)
「褒めてもらうためでなくできる人になりたい」

○7月20日が一学期の終業式ですから、実質学校で学習に取り組む週としては今週が最後となります。
 一学期全体の様子については、終業式のときにお話ししようと思いますが、どのクラスも落ち着いて学習に取り組む姿がとても素晴らしいです。一昨日の葛飾教育の日には、本当に久しぶりにおうちの方や地域の方にみなさんがしっかりと学習に取り組んでいる様子を見ていただきました。
 学校から出されるお便りやホームページなどで、みなさんが頑張っている様子はお知らせしてきましたが、実際に直接見ていただけたのでよかったなぁと思います。

〇さて、先週の金曜日に素晴らしいなと感心したことがあったので、今日はそのことをお話しします。
 実は、飯塚小学校の子供のことではないのです。
 金曜日の朝、傘を差さなくても大丈夫なぐらいのかすかな雨の中、いつものように東門でみなさんが登校してくるのを待っていました。
 東門の前の道路は、朝は金町駅に向かう人が自転車でよく通ります。
 走ってきた一台の自転車が、道路に落ちていたペットボトルに当たって、ペットボトルがコロンと転がったのです。その人は気付かずに金町駅の方向に通り過ぎていきました。すると、その20mくらい後ろから自転車で来ていた男性が、それに気付いて、わざわざ自転車から降りてそのペットボトルを拾い、飯塚公園のごみ置き場のところに置きました。
 私は、大きな声で「ありがとうございます。」と言いました。その男性の方はかすかにお辞儀をして自転車に乗り、金町駅のほうに向かっていきました。

〇自分が落としたわけでもないし、おそらく駅に向かって急いでいたでしょうに、ペットボトルを拾って捨てていったその方は、とても素晴らしいと思います。たまたま私が見ていましたが、おそらくこの方は誰も見ていなくても同じようにしたのではないかと思います。
 もちろん、よいことをして褒められるのはよいことですし嬉しいことです。でも、この男性のように、誰が見ているわけでもなく褒められるわけでもなくても、よいことができる人になりたいと思いました。
 みなさんはどう思いますか?

令和3年7月5日(月)
「多くの本に触れよう〜かつしかっ子ブック〜」

○七月に入り、気付いたら一学期も残りわずかとなりました。
 夏休みを迎える準備とともに、一学期のうちにやっておくべきことをしっかりと終わらせていきたいと思います。
 今日は、読書についてお話をします。

〇かたつむり読書が先週までで終わりましたが、みなさんはたくさんの本を読むことができたでしょうか。校長室の前を通って図書室に向かう人とたくさんお会いしました。雨などで外で遊べなかった日が多かったこともありますが、いつも以上に図書室に行く人が多かったように感じました。

〇私は、残念ながら六月はほとんど本を読むことができませんでした。ちょっとした時間を見つけて読みたかったなぁと反省をしているところです。普段からちょっとした時間を見つけては本に触れ、時間があるときにはじっくりと読書を楽しみたいと思いました。

〇さて、夏休みを前にして葛飾区教育委員会から一年生のみなさんに、選んだ一冊がプレゼントされます。これは、「かつしかっ子ブック」として、毎年小学一年生と中学一年生に贈られているものです。小花高子教育長からのメッセージが寄せられているので紹介します。
「よみたい本をじぶんでえらんでよむと とてもたのしいです。たくさんよんでみてください。」

〇二年生以上の人も、夏休みの時間を使ってじっくりと読書に取り組んでいきましょう。
 今日から夏休み期間中の貸し出しが始まります。一人五冊借りることができますので、夏休み中に読む本を選びましょう。本を選ぶのが難しいという人は、担任の先生もそうですが、学校司書の樫木先生にも相談してみるとよいと思います。

令和3年6月28日(月)
「自分で制限するのはなかなか難しい」

○六月もあっという間に最後の一週間となりました。
 プールでの学習も始まり、すっかり夏本番の毎日です。
 今日は「自分で自分のことをコントロールするのは難しい」ということについてお話をします。

〇新型コロナウイルス感染症の流行もあって、今年度に入って一人一台のタブレットPCを使っての学習が一気に進みました。葛飾区ではすべての小中学校で一人一台のタブレットPCが配られました。日本全国でももうほとんどのところで配られてきているようです。
 実際に授業や家庭学習でみなさんがタブレットPCを使っていてすごいなぁと感心しています。二学期からは、全部のクラスで一斉に使えるようになる予定で、ますます使えるようになっていきます。

〇一方で、一人一台のタブレットPCで困ったことも起こってきています。
 それは学習と関係のない使い方をしてしまうこと、しかも長時間にわたって動画などを見てしまい、深夜にまで見てしまう人が結構いることです。
 私も次から次へと動画を見てしまい、気付いたらあっという間に時間が経っていた経験をしたことがあるのでよくわかります。
 自分で自分にストップをかけてコントロールをするのはなかなか難しいことだと思います。

〇近いうちに一人一台のタブレットPCから学習と関わりのない使い方ができないように設定をされたり、使うことのできる時間に制限がかけられたりします。
 それによって、正しく使えるようになると思いますが、本当は他の人に制限をかけられなくても自分で制限をかけられるようにすることも大切であることを忘れないでほしいと思います。
 タブレットPCに限らず、テレビを見る時間、ゲームをする時間、など、自分で制限をできないと他の人に制限をかけてもらわなくてはならなくなります。
 なかなか難しいことではありますが、自分のことですから考えてみることが大切ですね。

令和3年6月21日(月)
「一学期のめあてを振り返ろう」

○梅雨入りしてやはりぐずついた空模様が続きます。汗の始末もきちんとして健康に気を付けて過ごしていきましょう。

〇さて、先週までそれぞれのクラスの授業を見て回りました。どのクラスも落ち着いてしっかりと学習に取り組んでいて素晴らしかったです。
教室に掲示してある一学期のめあてを見ると、クラスによっては毎月ごとにめあての振り返りが書いてありました。

〇6年□組のAさんは、四月のはじめに学習のめあてを「自分の考えをしっかりもって1日に1回は発表する。」と書きました。
 4月の終わりには「自分の考えをノートに書いたけど、発表はしなかったから次がんばりたい。」と振り返りを書きました。
 5月の終わりには「学級活動では、意見を言ったけど、他の授業では発表できなかったから頑張りたい。」と書いていました。
 自分のめあてに対して、どれぐらいできたか、そして次はどうするかを書いているのでとても素晴らしいと思います。

〇これまでもお話ししてきましたが、学期の初めにめあてを立てるだけでは自分の力は伸びていかないし、一学期が終わる最後に日に自分のめあてを振り返ってもその先を頑張ることができません。
 その時々に、自分のめあてを見て、自分の頑張り具合を確かめることが大切です。
 一学期が残り一ヶ月ある今、自分のめあてを振り返り、猪瀬さんのように、どれぐらいできているかをよく確かめてから、この先一ヶ月で何を頑張るかをよく考えてみてください。

〇一か月後の一学期終業式では、自分のめあてが達成されているように頑張っていきましょう。

令和3年6月14日(月)
「安全な登下校を続けよう(2)」

○6月ももう14日、折り返しです。
 アサガオの花が咲き始め、ナスやプチトマトが実を付け始めました。毎日見ていると季節の移り変わりが感じられます。

〇さて、この間の土曜日には、集団下校を行いました。
 昨年度までと下校の仕方が少し変わったところがありますが、班ごとに安全に下校していてとてもよかったです。

〇下校では、危険な状況によっておうちの人にお迎えに来てもらう「引き取り」、先生が付いて登校班で下校する「集団下校」とありますが、それほど心配な状況でなければ同じ方向の人でまとまって帰ったり、普段はそれぞれでおうちに帰ったりします。

〇ここのところ、学校を出てからおうちに着くまでに寄り道をしてしまったことや、朝おうちを出てから学校に着くまでに公園で遊んでしまっていたことがありました。
 公園で遊ぶことやおうちから学校までの道のりの中に気になるところがあることは悪いことではありません。よくないのは、みなさんの動きが先生やおうちの人に見えなくなってしまうことです。

〇下校をするときに寄り道をしていると、おうちの人はなかなか帰ってこなくて心配をする。先生はいつもどおりに学校を出ているのでまさかおうちについていないとは思わない。
 登校するときも同じです。途中で寄り道をしたり遊んだりしていると、先生はなかなか学校に来ないので心配をする。おうちの人はいつもどおりにおうちを出ているのでまさか学校についていないとは思わない。

〇みなさんが実際に不審者に連れていかれては困るのですが、大人の目と目の間の見えない時間があるところがとても危ないのです。
 学校に来るとき帰るとき、気になるところや友達と遊びたくなることはありますが、まずはしっかりと学校やおうちに着くことをこれからも守っていってほしいと思います。

令和3年6月7日(月)
「早く寝ること・学習への取り掛かり を頑張ろう」

○6月も第2週目に入ります。
 一年生が育てているアサガオが、ぐんぐんと成長して葉の数を増やしてきていますね。本格的な夏がもうやってくるのを感じます。

〇さて、今日はみなさんが5月24日から28日に取り組んだ家庭学習推進ウィーク日ついてお話をします。
 5月24日の放送朝会で、登校した日のおうちでの過ごしかたについてお話をしました。みなさんがどのように家庭学習推進ウィークを過ごしたのか、一人一人の家庭学習カードを見させてもらいました。

〇全体的にみると◎(自分でできた)がとても多くて、よく頑張ったのだと思いました。特に、起きる時刻・朝ごはん・学習の時間をよく頑張りましたね。

〇みなさんが書いた「一週間をふりかえって」や「おうちの人から」をよく読んでみると、これから頑張っていきたい二つのことが分かりました。
 一つめは、寝る時刻です。
 もちろんきちんとできた人も多かったのですが、△(できなかった)の人が全体的に多かったです。心配なのは、起きる時刻は守れているので、睡眠時間が足りなくなっているのではないかということです。すぐに眠りにつけないことがあったとしても、決まった時刻に布団に入り、電気を消すことが大切です。
 もう一つは、学習への取り掛かり方です。
 学習をし始めると集中して取り組むことができたようですが、学習をし始めるのがなかなかうまくいかなかったという振り返りやおうちの人のコメントが多くありました。
 結果としては学習をきちんとやり終えているので、学習を始める切り替えがパッとできるともっとよくなっていくと思いました。

〇家庭学習推進ウィークが終わって、すでに一週間が経ちましたが、その後の過ごしかたも上手にできているでしょうか。
 寝る時刻・学習への取り掛かり方に気を付けて、毎日を健康的に過ごしていきましょう。

令和3年5月31日(月)
「心を配る、心を遣う」

○あっという間に五月も終わります。明日からはもう六月です。
 新型コロナウイルス感染症が広まらないようにするための緊急事態宣言が6月20日まで続くこととなりました。六月も感染しないように気を付けながら、元気よく楽しく頑張っていきましょう。

〇さて、私はみなさんが登校してきた後、落ち着いて朝読書をしているところを見て回るのですが、先週「おっ!」と驚いたことがありました。
 それは、東玄関の靴箱です。
 3年生と5年生の靴箱に入れられている靴が、見事にそろっているのです。

〇履物をきちんとそろえてしまうのは、本当はそれほど難しいことではありません。自分の履物を入れるときに、ほんのちょっと気を付けて入れるだけです。2秒ぐらいでできることです。
 でも、急いでいてサッと置くためにきちんとそろわないことがあります。そろっていなくても誰に迷惑がかかるわけでもあぶないことでもありません。
 そして、全員の靴がきちんとそろうことが難しいことです。ほとんどの人がきちんと揃えられている靴箱を見ることはありますが、ついうっかり雑に入れてしまうことがあって全員のがきちんと揃うのはとても難しいことなのです。

〇履物をきちんと揃えられる人は、ほんの2秒の心配り・心遣いができる人で、その人は、履物をそろえるだけでなく他の様々なところでもその心配り・心遣いができます。
 物を誰かに渡すとき、来ていた服を脱いだとき、食器を片付けるとき、扉を閉めるとき、それぞれの場面で、パッとしても、大きく困ることはありませんが、そこで2秒をかけて丁寧に扱える人はとても素敵な人です。

〇飯塚小学校のみなさんには、ほんの少しの心配り・心遣いができる人になってほしいと思います。とても難しいことではなく、やろうと思えば今すぐ誰にでもできることです。
 ほんの2秒、時間をかけて丁寧に扱うこと、早速取り組んでみてください。

令和3年5月24日(月)
「学校から帰った後のおうちでの過ごしかたを見直そう」

○先週は湿度が上がり、じっとしていても汗ばむ日がありました。これから梅雨入りをすると過ごしにくい日がありますが、汗の始末などをしっかりとして少しでも快適に過ごしていきたいところです。

〇さて、今月の初めに「お休みの日も規則正しい生活を送ろう」というお話をしました。
 朝起きる時刻・夜寝る時刻を大きく崩さないこと、おおまかな過ごし方を考えることで、お休みの日も充実した一日にすることができるというお話です。
 では、学校にくる普段の日、おうちに帰ってからどのように過ごすとよいでしょうか。今日は、学校から帰った後のおうちでの過ごし方についてお話をします。

〇お休みの日と違うのは、おうちに帰ってから寝るまでの時間がとても短く、限られているということです。6時間目まで授業がある日だと、おうちに着くのは午後3時半頃でしょうか。夜の9時に寝る人だと、5時間半しかありません。
 その限られた時間の中で、見たいテレビもあるでしょう、ゲームをする時間、本や漫画を読む時間もほしいですね。時間がたっぷりあれば自分の過ごしたい時間を長く取れるのですが、限られた時間の中ではそうそうたくさん取れるわけではありません。
 そして、その限られた時間の中で必ずしなくてはならないこともあります。夕飯を食べたりお風呂に入ったりと生活する中ですること、学校からの宿題、人によっては習い事などで時間を使うこともあるでしょう。
 限られた時間をじょうずに使うことができないと、寝る時刻が遅くなったり、しなくてはならないことが終わらなかったりしてしまいます。

〇時間の使い方のじょうずな人は、ある程度決まった時間の過ごし方をするようです。おうちに帰ってから初めにすること、するべきことが終わってゆっくりと過ごすことをあまり細かく決める必要はありませんが、同じ流れで毎日することで、時間をうまく使うことができます。

〇今日から始まる家庭学習推進ウィークで、学校から帰った後のおうちでの過ごし方がじょうずにできるように取り組んでみてください。

令和3年5月17日(月)
「自分の体力を知ってどんどん伸ばしていこう」

〇あっという間に五月も半ばです。
 先週、みなさんが朝読書をしているところを見ました。どのクラスも落ち着いて読書に取り組んでいて素晴らしかったです。落ち着いた気持ちで一日を始められるのはとても大切なことだと思います。

〇さて、今日は、この後スポーツテストについて動画を見てもらいます。
 体育委員会の5・6年生と先生方とで、スポーツテストのよいやり方を教えてくれる映像と、よい記録を出せるようになるための練習の映像を魅せてくれます。

〇 正しいやり方で自分の今の体力を知って、これから先の体育の学習や休み時間の遊びなどで、どんどん体力を伸ばしていきましょう。

令和3年5月10日(月)
「よく見て、気付いて、考えて」

○昨日は気温も上がり、初夏の陽気となりました。
 新型コロナウイルス感染症のための緊急事態宣言が5月31日まで延長されました。長くなると大人も子供も気持ちが緩みがちですが、引き続き感染防止のためにやるべきことをきちんとしていきたいと思います。

〇さて、先週、各クラスの掲示板を見て回りました。
 総合的な学習の時間で観察した6年生の梅の実、5年生の柿の木、4年生のザクロの木。理科の学習で観察した5年生のイネ、4年生のツルレイシの種、3年生のヒマワリ・ホウセンカ・ダイズ・オクラの種と、それぞれの学年で学習した観察カードが掲示してありました。
 どの学年の観察カードも、とても丁寧に仕上げていて素晴らしいのですが、丁寧さももちろんのこと、その中身がとても素晴らしくできていました。
 まず、観察するものをよく見ているなぁと思いました。色・かたち・大きさと詳しく観察していました。そして、他の物とのちがいなどに気付いていました。特に高学年では、よく考えて自分の考えをもっていました。

〇よく見て、気付いて、考えたことを、絵と言葉でしっかりと表しているのでとてもよい観察カードに仕上がっているのだと思いました。ただ、絵がじょうずなだけでも書かれている文字が丁寧なだけでもなく、その中身がとてもよいのです。
 各教室に掲示してありますので、友達がどのようなことに気付き、どのようなことを考え、どのように書き表しているかをよく見てみましょう。そして、友達の観察カードのよさに気付いたら、自分の観察に取り入れていってみてください。

令和3年5月6日(木)
「お休みの日も規則正しい生活を送ろう」

○五月に入りました。
 新しい学年になって一ヶ月が経ちますが、どの学年もしっかりとがんばってよいスタートを切ることができました。昨日までの五日間のお休みを終えて、今日からまた新たな気持ちで頑張っていきましょう。

〇さて、五日間のお休みをみなさんはどのように過ごしたでしょうか。
 昨年のゴールデンウィークと同じで、今年も新型コロナウイルス感染症のために緊急事態宣言が出ていて、お出かけをすることはできないお休みでした。お散歩などで少し外に出たとはいえ、おうちの中で過ごす時間が長かったと思います。
 夏休みなどの長いお休みのときもそうですが、普段は学校にくることで生活のリズムができやすいですが、おうちの中で過ごす時間が長いとうっかりするとだらだらしたまま一日を過ごすことになりがちです。

〇分刻みの細かい予定を立てる必要はないと思いますが、規則正しい生活リズムを保つためには、まずは朝起きる時間と夜寝る時間を大きく崩さないことが大切です。
 そして、おおまかな生活の仕方を計画することがよいですね。学習の時間、おうちのお手伝いをする時間、読書をする時間、テレビを見たりゲームをする時間も長くなり過ぎないように気を付けて決めるとよいですね。

〇この五日間の過ごし方を振り返ってみて、これから先の土曜日や日曜日の過ごし方、そして夏休みなどの長いお休みの過ごし方に生かしていくことが大切ですね。

令和3年4月26日(月)
「安全な登下校を続けよう」

○先週は夏を思わせる気温の高い日がありましたが、まだまだ朝晩は冷えるので引き続き体調を崩さないように、四月の最後の週を過ごしていきたいと思います。
先週までの集団登校が終わり、今日からはそれぞれでの登校が始まりました。そこで今日は安全な登下校についてお話をします。

〇まず、登校についてです。
 今日から一人一人で登校するのですが、気を付けてもらいたいことが二つあります。
 一つめは、安全な歩き方です。
 集団登校のときは、並んでいるのできちんと道路の端を歩きました。一人一人になっても歩道や道路の端をしっかりと歩くことが大切です。
 もう一つは、学校に着く時間です。
 飯塚小学校の登校時刻は8時10分から20分の間です。20分ギリギリだとそのあとがあわただしくなるので、8時10分頃にちょうど着くぐらいがよいですね。玄関が混雑すると新型コロナウイルス感染防止によくないので8時には校舎の中に入れるようにしていますが、早く着きすぎてしまう人は時間を調節しましょう。

〇次に、下校についてです。
 災害や不審者が出たときなどは、おうちの人に引き取りに来てもらったり集団下校をしたりしますが、普段は一人一人で帰ります。
 おうちの人が家で待っている人も、おうちに帰ったときにはおうちの人がいない人もいます。また、学童に行く人もいます。まずは寄り道をしないできちんとおうちに帰ることが大切です。おうちに帰った後に出かけるときはそれぞれのおうちの約束で行動してください。
 途中でなにか困ったことが起きたときには、近くのおうちに逃げ込むこともできます。自分の身を自分でもしっかりと守れるようにしていきましょう。

令和3年4月19日(月)
「気持ちのよいあいさつをしよう」

○先週は気温が低い日もありました。暖かい日と冷える日があると体調を崩しがちですが、体調を崩す人が少なく新しい学年のスタートが切れています。
 あっという間に四月も後半に入ります。四月の終わりからはゴールデンウィークでお休みがありますので、それまでを一つの区切りとして新しい学年でのスタートを頑張っていきたいと思います。

〇さて、今日は飯塚小学校でとても大切にしている、あいさつについてお話をします。
 昨年度、何度もみなさんのあいさつの素晴らしさについてお話をしてきました。
 朝登校してくるときのあいさつ、廊下で先生方に会ったときのあいさつ、学校に来ているお客さんへのあいさつ、学校の外で近所の人や地域の人にあったときのあいさつ、どれもとてもよくできる人が多かったです。
 あいさつの仕方もよかったですね。きちんと声を出して、相手の目を見て、丁寧な人はきちんとおじぎをして挨拶をすることもできていました。
 飯塚小学校の年間の目標は「気持ちのよいあいさつをしよう」です。今年度もしっかりとあいさつのできる飯塚小学校にしていきましょう。

〇これまでみなさんの朝の登校を門で迎えていて気付いたのですが、実は一年生のみなさんもしっかりとあいさつができるのです。
 入学する前の幼稚園や保育園、またおうちで教わっていたのかもしれません。入学した後に教室であいさつについて教わったかもしれません。それらもあると思いますが、集団登校で一緒に来ているお兄さんお姉さんのあいさつを見習っているのだと思いました。
 先週もお話ししましたが、やはり上級生のよいところを下級生はちゃんと見習うのですね。集団登校をするのは残りもう少しですが、あいさつはもちろんのことその他のことでも一年生のよい手本となるように上級生のみなさん頑張ってください。

令和3年4月12日(月)
「上級生が頑張っています」

○新しい学年が始まって二週目に入りました。
 新しい教室、学年学級によっては新しい先生や友達とも慣れてきたことと思います。とてもよいスタートを切ることができました。
 先週一週間のみなさんの様子を見ていて、それぞれの学年が気持ちも新たに頑張っているなと思ったのですが、特に上級生が頑張っている姿を目にすることができましたのそのうちの二つを今日は紹介します。

〇一つめは、最上級生としての六年生の活躍です。
 始業式・入学式の前の日に、新年度や入学式の準備をしてくれました。とても張り切って気持ちよく仕事をしてくれていたと聞きました。
 また、一年生のお世話をよくしてくれていました。登校してきた一年生に靴箱の使い方を丁寧に教えてあげたり、教室に入ってからの支度の仕方を教えてあげたりととても頼りになるお兄さんお姉さんの姿でした。
 昨年度のあいさつ週間のときに、その立派な姿を紹介しましたが、実際に六年生となっても最上級生としての姿を見せてくれています。下級生のみなさんは、そのような六年生の姿をしっかりと見習っていってほしいと思います。

〇上級生として頑張っているのは六年生だけではありません。
 先週の木曜日から登校班での集団登校が始まりましたが、班によっては六年生がいないために、六年生以外の人が班長として班の下級生をならばせ、学校まで安全に歩いてこなくてはなりません。
 時々後ろを振り返って班の列を確認しては声をかけている五年生の人の姿を見て、高学年として素晴らしいなぁと思いました。

〇飯塚小学校のよいところの一つは、『上級生は、下級生のことを考えて優しく教えてあげ、下級生はそのような上級生を見習って成長していくこと』です。
 これからもそのよさを続けていってほしいと思います。