校長室(令和元年度)

「校 長 室 か ら」

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葛飾区立飯塚小学校を『よい学校』にします

校 長   加 賀 美  学

平成29年度に葛飾区立宝木塚小学校より本校に着任し、今年度は3年目を迎えます校長の加賀美 学(かがみ がく)です。調布市・江東区・葛飾区で教員として勤め、葛飾区において副校長・校長となりました。

 昨年度に引き続き、私は、校長として本校を『よい学校』にします。

 児童にとってよい学校とは、自他の存在を互いに認め合う穏やかで温かい雰囲気の中で、一人一人の児童が、自己の力を高めようと一生懸命に取組み、達成感や成就感を感じられる学校です。そして、日々の生活の中には様々な楽しさがあります。冗談を言い合う楽しさから新しく知る楽しさまで様々です。

 保護者にとってよい学校とは、わが子が毎朝喜んで登校し、下校しては学校でのできごとを嬉しそうに話すような学校です。そして、教員や友達との様々な関わりをとおしてわが子が力を伸ばしていくことを実感できる学校です。保護者の思いや考えをしっかりと受け止めた上で、考えをしっかりと説明してくれる学校です。

 地域の方々にとってよい学校とは、地域に門戸を開き、地域の方々に働きかけ、地域の方々のお力を貸していただき、共に地域の宝である子供たちの健全育成に取組む学校です。学校に寄せる地域の願いや思いを受け止め、地域の誇りである飯塚小学校のさらなる発展に向けて力を尽くしてまいります。

 創立55周年を迎える飯塚小学校をどうぞよろしくお願いいたします。

全校朝会 校長講話
  全校朝会における『校長先生のおはなし』を掲載しています。
令和2年2月10日(月)
「 宇宙に行こう 〜 JAXA筑波宇宙センター 〜 」
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○ 2月もあっという間に中旬となりました。
  先週から3学期の家庭学習推進ウィークが始まっていますが、おうちでの過ごし方を見直すよい機会にしてもらいたいと思います。

〇 さて、昨日の日曜日にロードレース大会やかるた大会、少年の主張大会などでいつも大変お世話になっている西水元地区委員会の方々と日帰りのバス研修に行ってきました。茨城県にあるJAXA筑波宇宙センターと地図と測量の科学館というところを見学しました。

〇 私が子供のころは、もしかしたら大人になったころには宇宙に旅行に行けるようになるかもしれないと、まだ夢のような話でした。宇宙戦艦ヤマトや機動戦士ガンダムといった宇宙が舞台となるアニメも好きだったので、今回の見学はとても楽しみにしていました。

〇 JAXA筑波宇宙センターに着くと、まずは正門近くのロケット広場にH-?Aロケットがあって驚きました。昨日ちょうど打ち上げがあったようです。全長約50mなので校庭いっぱいに入るか入らないかぐらいの大きさです。
 その後、宇宙飛行士を養成する施設や『きぼう』の運用管制室などを見学して回りました。最先端の宇宙開発を見ることができてとてもよかったです。

〇 生活科や社会科で、私たちが住んでいる南水元、葛飾区、東京都、日本、地球と学習していきますが、その地球も広い宇宙の中の一つの星です。
  そのような広い宇宙に目を向けていくのもよいかと思います。そして、ずっと先の未来では、小学生が月への社会科見学とか火星移動教室とかで宇宙に出ていくことになるかもしれませんね。

令和2年2月3日(月)
「 冬も読書に親しもう 〜ゆきだるま読書〜 」

○ 今日2月3日は冬と春の季節を分ける『節分』です。明日2月4日は『立春』で、暦の上では春となりますが、まだしばらくは厳しい寒さが続きますね。
  先週は、縄跳びについての話をしましたが休み時間に長縄を頑張っているクラスが増えてきました。2月13日の縄跳び集会が楽しみです。
  さて、今日から『ゆきだるま読書』週間が始まります。1学期の『かたつむり読書』2学期の『もみじ読書』に続いての3学期の読書週間です。そこで、今日は、読書についてお話をします。

〇 これまでも何回か読書についてお話をしました。いつも読みかけの本をもって、ちょっとした時間を使って読書をしようと話してきました。
  私は、先月『神様のカルテ3』という小説を読みました。だいぶ前に『神様のカルテ』『神様のカルテ2』と読んで、『神様のカルテ3』を読み始めたところでそのままになっていました。本棚から取り出して、何年かぶりに続きを読みました。
  この話は、嵐の櫻井翔さんと宮崎あおいさんが主演で映画にもなったのですが、信州長野県で櫻井翔さん演じる主人公の医者が、病院に勤めていく上でいろいろなことに出会って成長していくという話です。

〇 もちろん話の筋も面白いのですが、医者ではない私でも、主人公と同じ気持ちになったり、学校で仕事をしていく上で考えることがあったり、人と関わるということで新たに気付くことがあったりして、読み進めていくのが楽しくなってきます。
 みなさんが書く読書感想文でも、その本との出会いや話の中で面白かったところだけでなく、話を読んで感じたことや「自分だったら…。」と考えたことなどが書かれているので、読書に親しむのは大人でも子供でも同じなのだなと思いました。

〇 私は、だいたい月に2〜3冊ぐらいしか読むことができませんが、これからも読書を楽しんでいきたいと思います。みなさんもこの『ゆきだるま読書』をきっかけにしてたくさんの本に触れてみてください。

令和2年1月27日(月)
「 縄跳びで楽しく遊ぼう 」

○ 先週、二十四節気の大寒で、寒さが一番厳しい時期になるというお話をしましたが、本当に先週はそれまでよりグンと気温が下がったように思います。飯塚小では、今のところインフルエンザも流行していませんが、世の中ではだいぶ広まってきているので気を付けていきたいと思います。
  さて、2月13日の縄跳び集会に向けて先週から縄跳び週間が始まりました。そこで、今日は、縄跳びについてお話をします。

〇 まず、短縄についてです。
  前跳び・後ろ跳び・あや跳び・二重跳びなど、いろいろな跳び方があってみなさんも練習をしていますね。一度コツをつかんでできるようになるとそれほど難しくはないのですが、そのコツをつかむまでなかなかうまくできません。それはどうしてでしょうか?
  タイミングよく自分の手足を動かさなくてはならないのが難しいのです。例えば、前跳びだと、ちょうどよい強さと速さで縄を後ろから前に回し始め、ちょうどよいタイミングでちょうどよい高さにジャンプしてそれを連続します。縄を回すのが速すぎても遅すぎても、ジャンプのタイミングが早すぎても遅すぎても、ジャンプの高さが高すぎても低すぎてもダメです。前跳びでそうなのですから、他の技はもっといろいろなタイミングや強さがそろわなくてはできません。

〇 長縄についても同じです。
  縄が回っている速さに合わせてちょうどよいタイミングでちょうどよい速さで走っていき、ちょうどよい高さでジャンプして、しかも次に縄が回ってくるまでに駆け抜けなくてはなりません。

〇 短縄にしても長縄にしても、実はとても難しい体の操作をしているのですが、では跳んでいる人がその操作手順を考えているかというとそうではないですね。『体が覚える』と言いますが、繰り返し練習してタイミングよく操作できるようになると、それを繰り返しているうちにいちいち考えなくても自分の技として身に付きます。
  逆に、いくら正しいやり方を理解しても、体が慣れて覚えないとできません。

〇 縄跳びは、一人ででも友達と一緒にやっても楽しく遊べます。体もぽかぽか暖かくなるし、体力も付きます。よいことだらけです。この冬にたくさん楽し んでいきましょう。

令和2年1月20日(月)
「 かつしか郷土かるた 」

○ 1月も中旬を過ぎ、今日は二十四節気の大寒です。寒さが一番厳しい時期となりますが、寒さに負けずに頑張っていきましょう。先週は、あいさつ週間で5年生が校門でしっかりとあいさつをしてくれました。とても素晴らしかったです。

〇 さて、おととい土曜日の葛飾教育の日の午後、水元総合スポーツセンターでかつしか郷土かるた西水元地区大会が開かれました。飯塚小学校からは校内の予選大会で選ばれた3年生3チームと4年生以上2チームが参加して、よく頑張りました。
  そこで、今日は、かつしか郷土かるたについてお話をします。

〇 かつしか郷土かるたができたのは、意外と最近で、今から8年前の平成24年2月なんです。
  葛飾に住む誰もが、かるたを楽しみながら葛飾のことを知り、いつまでもふるさと葛飾に誇りをもち、愛し続けてほしいという願いから作られました。葛 飾のことを学習する小学3年生に配られているので、3年生以上の人はみなさん持っていると思います。
  葛飾区内のことが札になっています。この近くだと水元公園・小合溜・しばられ地蔵の札がありますが、全部で44枚の札は、当時の小中学生から寄せられた5000以上もの言葉から選んで作られたそうです。

〇 夏休みの自由研究で、44枚の札で取り上げられている場所に実際に行ってみたという人もいました。かつしか郷土かるたを作った人がそのことを聞いたら、とても嬉しいのではないかと思います。
  かるたで楽しみながら、みなさんが生まれ育った葛飾のことをよく知ってもらいたいと思います。また、2月29日には各地区大会を勝ち上がったチームで競い合う全区大会があります。今回代表となったみなさんには頑張ってきてほしいと思います。

令和2年1月14日(火)
「 3学期よいスタートを切りました 」

○ 3学期第2週目に入ります。先週の水曜日の始まった3学期ですが、水・木・金ととてもよいスタートを切ることができています。

〇 朝登校するときは、しっかりと挨拶をしています。寒くなりましたがポケットに手を入れている子もいません。転んでけがをしてしまった子の荷物を持って付き添ってあげている優しい人もいました。
  始業式の時に、『よく遊び、よく学べ。疲れた時はちょっとひと休み。』ということを話しましたが、教室での授業の様子を見ると、落ち着いて学習に取り組むだけでなく、よく考えて友達とも話し合いながら進んで学習していました。席書会でもじっくりと集中して取り組んでいる姿が素晴らしかったです。
  遊びの方でも、寒い日もありましたが外で元気よく遊ぶ姿が見られました。体を動かして元気よく遊ぶと、骨も丈夫になって体力も付きます。遊んで褒められるなんて、少しラッキーです。

〇 土曜日には、金管クラブのみなさんが、かつしかシンフォニーヒルズで開かれた管楽器発表会に参加してきました。
  プロのオーケストラも演奏する立派なステージで、これまでの練習の成果を発揮してとてもよい演奏をすることができました。大成功でした。

〇 ここまでお話ししてきたように、とてもよい3学期のスタートを切ることができていますので、この調子で今日からも頑張っていきましょう。

令和元年12月16日(月)
「 人権を守るのに大切なこと  」

○ 2学期もいよいよ残すところわずかになりました。全校朝会も今日が最後になります。
  先週の12月10日は世界人権デーでした。飯塚小学校でも人権標語作りに取り組みました。各教室の廊下に掲示してありますね。

〇 人にはいろいろな違いがあります。大人と子供、男性と女性、生まれた国など、他にもたくさんの違いがあります。違いがあるので区別することはあります。男性用と女性用でトイレなど別になっているのが分かりやすい例です。それは、いろいろな違いがある人でも同じように幸せに生きていくための区別です。
  区別をすることはあっても差別があっては、みんなが幸せには生きていけません。人権とは、人がみんな幸せに生きていくのに大切なものです。

〇 では、人がみな幸せに生きていく人権を守るために何が大切なのでしょうか。みなさんの人権標語の中にその答えがありました。
  みなさんの人権標語には、あいさつのこと、いじめはいけないということなど、お互いにみんなが楽しく生活するために大切なことが書いてありますが、これから紹介する3人が作った人権標語に共通するのはどのようなことでしょうか。
  2年Aさん「その言葉 人の気持ちを 考えた?」
  4年Bさん「言ったほうは忘れてる 言われたほうはおぼえてる」
  5年Cさん「大丈夫 その言葉に すくわれる」
  3人の人権標語に共通しているのは、「言葉」ということです。他の人が作った人権標語にあった「あいさつ」「ごめんね」「ありがとう」もどれも言葉です。

〇 言葉を大切にして、気を付けて言葉を使うことが人権を守る上でとても大切なのだと私は思います。人の気持ちを傷付ける言葉を使わず、人の気持ちを温かくする言葉をたくさん使うことで、みんなが幸せに生きていけるようにしていきましょう。

令和元年12月10日(火)
「 よい展覧会になりました 」

○ 天気のよい日は、日なたにいるとぽかぽかするときもありますが、日の当たらない時の寒さが厳しくなってきました。   先週の金曜日土曜日は、展覧会でした。先週の全校朝会でお話ししましたが、作っているときの姿を思い浮かべたり、その人らしい雰囲気を感じたりしながら、展示してある作品をじっくりと見ました。

〇 1年生の『チョッキンパ!で飾ろう』は、教室で折り紙を使って作っているところを見ていたので、できあがった飾りがずらりと並ぶと見事だなと思いました。
  2年生の『ギュッとしたい、わたしのおともだち』は、一つ一つの表情がどれも違っていてかわいかったです。
  3年生は、平面作品『ふしぎなのりもの』で絵の中に一人一人が考えた不思議な乗り物が立体的に貼ってあったのがよかったです。
  4年生の『空飛ぶ〇〇』は、セロファンが明かりを通してきれいでした。色の組み合わせによって一つ一つの作品がきれいになっていました。
  5年生の『和菓子・お皿・ミニテーブル』は、さすがに高学年ですね。いろいろな和菓子がありましたが、どれも細かくリアルに作られていました。
  6年生の『もしも、オリンピック選手になったら』は、人の動きを粘土で見事にあらわしていました。種目ごとに集めて展示してあったので競技の雰囲気がより伝わってきました。
  5・6年生は、家庭科作品もステージの上にずらりと並んでいてとても見事でした。

〇 また、他の学年の人とペアになって作品を鑑賞しているのもよかったです。
  私は、6年生と1年生がペアになって鑑賞している姿を見ましたが、仲良く手をつなぎ、楽しく会場を見て回っている姿を見て、嬉しい気持ちになりました。

〇 今年の展覧会も大成功でした。
  今週の土曜日も葛飾教育の日、持久走記録会本番で登校しますが、一週間元気に頑張っていきましょう。

令和元年12月2日(月)
「 作品のよさをじっくり味わおう  」

〇 12月に入りました。昨日は、水元総合スポーツセンターでのトランポリン交流大会で頑張っていた人や、PTAのお母さん方も葛飾総合高校でバレーボール大会を頑張っていました。
  先週2学期のめあてを振り返ろうというお話をしましたが、一人一人自分のめあてを振り返ったでしょうか。2学期終わりには、めあてが達成できたと思えるように頑張っていきましょう。

〇 さて、今週の金曜日土曜日は、展覧会が開かれます。
  先週は、6年生も手伝ってくれて会場である体育館の準備ができました。今日から、各学年の作品を体育館に展示していきますね。当日に向けて準備が着々と進んでいます。

〇 私は、美術館で開かれているような美術展にはあまり興味や関心がないのですが、小学校の展覧会や夏休みの作品展を見るのはとても好きです。
  上手下手という作品の出来具合というよりも、展示してある作品をじっくりと見てみると、作っているときの姿が思い浮かんできたり、その人らしい雰囲気が伝わってきたりするからなのです。

〇 みなさんも、金曜日はそれぞれの学年で、土曜日は縦割り班の他の学年の人とペアになって作品を鑑賞しますが、時間の許す限り一つ一つの作品をじっくりと味わってほしいと思います。
  展覧会もみなさんの力で成功させましょう。

令和元年11月25日(月)
「 2学期のめあてを振り返ろう 」

〇 気付いたらあっという間に11月も最後の週となりました。
  今日は11月25日ですから、2学期終業式の12月25日までちょうど残り1ヶ月です。暑さ厳しい9月2日に始まり、寒さ厳しい12月25日に終わる一番長い学期です。

〇 2学期の初めに、一人一人が自分のめあてを立てました。学習のこと・学校生活のこと・運動のことを書いている学年もありました。
  9・10・11月と頑張ってきましたが、一人一人のめあてはどうだったでしょうか?このようなところはよくできた。ここまではできたけど、ここはまだもう少し。めあては立てたもののすっかり忘れてしまい、できていなかった。と、一人一人どれくらいできているかは異なっていると思います。

○ みなさんに今日のうちに必ずしてほしいことが3つあります。
  1つめは、一人一人が自分の2学期のめあてが何であったか確かめること。2つめは、今の時点でどれくらいできているのか自分で考えてみること。3つめは、2学期の残りの1ヶ月をどのように過ごすか考えることです。

○ 飯塚小学校全体でいうと、だいぶ頑張ってきていてできる人が増えてきているけど、まだ十分にできていないことが一つあります。
  それは、廊下を正しく歩くことです。
  2年1組さんのように、クラスでの歩き方がとても上手なクラスが増えてきているので、一人一人が廊下を歩く時にも、静かに右側を歩けるとよいと思います。

〇 2学期残り1ヶ月も最後まで元気に楽しく過ごしていきましょう。

令和元年11月18日(月)
「 体を動かして鍛えよう 」

○ 先週と今週、『体力アップウィーク』として、全校で『かつしかっ子体力アップカード』全種目合格に向けて取り組んでいます。体育委員会の5・6年生も、それぞれの種目のお手伝いを頑張ってくれています。

〇 この取り組みは、それぞれの学年ごとに「短縄・鉄棒・ソフトボール投げ・立ち幅跳び・持久走」の5種目について、「これができたら合格。」と葛飾区全校で取り組んできているものです。算数や国語と同じように体力のチャレンジ検定です。
  飯塚小学校では、昨年度は170名が全種目合格をしました。今年度は、さらに多くの人が全種目合格できるように頑張っていってほしいと思います。

○ 大人になると体力をアップさせるのはなかなか難しいことですが、小学校中学校の体が成長していく時期であるみなさんは、どんどん体力を伸ばしていくことができます。
  『体を鍛える』と言いますが、体に優しくしているだけでは体力はつきません。外で元気よくいろいろな遊びをしたり体育科の授業でいろいろな種目に取り組んだりすることで、体の成長とともに体力がぐんぐん伸びていくのです。

○ 勉強をして『頭を鍛える』のもとても大事ですが、みなさんがこれからの人生を生きていくのは体ですから、『体を鍛える』のはもっと大事なことです。
  遊びや運動で一日に60分以上体を動かすことが必要だと言われています。これから気温が低い季節になりますが、学校生活の中で、そしておうちでも体を進んで動かして鍛えていきましょう。

令和元年11月11日(月)
「 お兄さん学校の誕生日 」

○ 先週は秋らしい晴天の日が続きました。だいぶ空気が乾燥してきていて風邪をひきやすくなってきています。今日のようにたまには雨が降ると空気の乾燥も収まってのどに優しいのですが、だんだん体調を崩しやすくなっていくと思います。今週も風をひかないように気を付けて、元気に過ごしていきたいと思います。

○ さて、一昨日土曜日、葛飾教育の日の午後に、お近くの原田小学校に行ってきました。
  原田小学校というと、いつも飯塚小学校から金町駅に歩いていくときに、花の木小学校の前を通り原田小学校の前を通って行きますね。5・6年生の人は、水泳記録会で同じ会場で競い合ったし、よく知っていると思います。もしかしたら習い事や小学校に入る前の幼稚園・保育園などでのお友達もいるかもしれませんね。
  何をしに行ったかというと、原田小学校が今年開校60周年を迎えたので、その60歳お祝いの式と祝賀会に参加するために行ってきたのです。

○ 前にお話ししたことがあるのですが、今年55歳の飯塚小学校は、原田小学校から分かれて生まれました。そして、飯塚小から分かれて花の木小学校・幸田小学校が生まれました。
 そういう意味では、原田小学校は飯塚小学校のお兄さんお姉さんの小学校と言った感じでしょうか。

〇 近くの学校ということもあります。これからも共に頑張って力を伸ばしていきたいと思います

令和元年11月5日(火)
「 読書の秋、読みかけの本を持とう 」

○ 11月になりました。今日はとてもよい天気ですね、雲一つ無い青空です。ついこの間まで暑かったように思いますが、朝晩は気温が低くなってきました。体調を崩さないように気を付けて元気に過ごしていきたいと思います。

○ さて、今日は『読書の秋』ということで、読書についてお話をします。
  10月には、6月の『かたつむり読書』に続いて、『もみじ読書』に取り組み、多くの人が図書室から本を借りていました。図書室の本には、絵が多い絵本から文字の多い厚い本までありますので、読んだ本の冊数がすべてというわけではありませんが、一つのめやすとして一年間に20冊以上の本を借りて読もうという目標があります。
  この間、図書室の樫木先生に飯塚小学校の子供たちがどれくらい本を読んでいるのか調べてみてもらったところ、4月から9月の終わりまでで229人の人がすでに20冊以上借りていました。10月の一か月もあるのでもっと多くの人が、すでに目標としている20冊以上を借りていると思います。

○ 私は前に「読みかけの本をいつも持っていることが大切」という話を聞いたことがあって、なるほどなぁと思いました。
  最後まで読み切ることも大切ですが、常に読みかけの本が手元にあって、ちょっとした時間に本を開いてみる習慣がとても大切なのだと思います。私も、そのお話を聞いて以来、常に読みかけの本を持っているようにしています。なかなか時間がなくて読めないこともありますが、ほんのちょっとした時間に続きを読むのが、楽しみの一つになっています。

○ 10月の『もみじ読書』は終わりましたが、みなさんも学校にいる間やおうちでのちょっとしたすきまの時間に読書を楽しんでいってみてください。

令和元年10月28日(月)
「 学級や学年で心を一つにして頑張る大切さ 」

○ 先週の金曜日は、大雨警報が出たほどの強い雨が降りました。10月には、台風や大雨による水害が関東地方に起こりました。
  10月12日の台風19号の時には、飯塚小学校も一時避難施設となり、190名以上の人が一時的に避難をしてきました。水害が起こった時にどうするか、備えをするとともに、もし起こった時には、自分の命を守ることを最優先にして行動できるようにすることが大切です。

○ さて、一昨日の土曜日に、葛美中学校の文化祭で行われた合唱コンクールを見てきました。
  中学校1〜3年のすべてのクラスの合唱を聴いてきましたが、とても素晴らしかったので、今日はその話をします。

○ 何が素晴らしかったかというと、クラスのみんながよい合唱にしようと、心を一つにして一生懸命頑張っていたことです。
  クラスの中には、歌を歌うのが得意な人もいれば、どちらかというとあまり得意でない、できれば人前で歌いたくないという人もいると思います。それでも、みんなで成功させようと真剣になって練習に取り組んできた姿がとてもよく伝わってきました。ふざけたり、適当に口をパクパクしているだけの人は、一人もいませんでした。
  きれいな合唱ということだけで言えば、歌を歌うのが得意な人が集まった方がよいのかもしれません。でも、クラスの一人一人がクラスのために一生懸命に歌う姿の素晴らしさがとてもよくわかりました。

○ 飯塚小学校でも、運動会などみんなが成功させるために心を一つにして頑張るよさがあります。
  これからも、クラスや学年、そして全校で頑張るよさを続けていきたいと思います。

令和元年10月21日(月)
「 地域の人も飯塚小学校を応援してくれている 」

○ 運動会の時に、おうちの人たちが飯塚小学校を応援してくれているというお話をしましたが、今日は地域の人たちも飯塚小学校を応援してくれているというお話をします。

○ 10月は、学校の運動会もありましたが、14日(月)のかつしかスポーツフェスティバル・昨日20日(日)の地域運動会と、スポーツの秋らしい体育の行事がありました。
  スポーツフェスティバルでは、先週の全校朝会で副校長先生から紹介があったと思いますが、西水元地区委員会というところが飯塚小・幸田小・葛美中の小中学生が出場するために応援してくれました。
  また、昨日の地域運動会では、多くの人が参加して楽しい一日を過ごしたと思いますが、飯塚小学校の近くの町会やPTAが集まって飯塚小学校の地域や子供たちのために頑張ってくれました。
  体育の行事以外でも、西水元地区委員会の方には少年の主張大会やかつしか郷土かるた大会、町会の方には夏祭りの盆踊り大会などで大変お世話になっています。

○ そのような飯塚小学校のまわりの地域の方々の願いは大きく2つあります。
  1つは、地域が仲良く協力し合って、そこに住む人が安心して快適に過ごせるようにしたいというものです。もう1つは、地域で育つ子供たちに元気にすくすくと成長していってほしいというものです。

○ みなさんもこの飯塚小学校の地域の一員です。地域の方々にお世話になっていることに感謝して、地域の一員としてできることを頑張っていってほしいと思います。

令和元年10月8日(火)
「 飯塚小学校55歳おめでとう! 」

○ 土曜日の運動会は、とてもよく頑張りましたね。どの学年も力を出し切ったのでとよい運動会になりました。全力で取り組む飯塚小学校のよさをこれからもつなげていきたいと思います。

○ さて、運動会全校練習をした先週の10月2日(水)は、飯塚小学校55歳をお祝いする開校記念日でした。昨年度は、学校の教育目標についてお話をしました。今年は、飯塚小学校の校歌についてお話をします。

○ みなさんが歌っている校歌は、飯塚小学校が生まれた翌年の昭和40年11月2日にできました。本当はこの日に校歌発表会をする予定だったのですが、記録によると雨が降ったために中止となったそうです。まだ、体育館もなかったので雨が降ったら中止にせざるを得なかったのでしょうね。
  作詞と言って、歌の言葉を作ったのが一番最初の校長先生である松永正敏(まつながまさとし)校長先生です。私は、第17代、17人目の校長先生ですから、16人前の大先輩の校長先生です。飯塚小学校の子にどのように育っていってほしいかという思いを校歌の歌詞に込めたということです。
  作曲と言って、歌のメロディを作ったのは、作曲家の古関裕而(こせきゆうじ)先生です。この先生は、昭和39年の東京オリンピックのために「オリンピック・マーチ」という歌も作曲された有名は作曲家の先生なんですね。他には、全国高等学校野球大会の歌『栄冠は君に輝く』・巨人軍の歌『闘魂込めて』阪神タイガースの歌『六甲おろし』映画で有名な歌『君の名は』などの有名な曲もつくられた先生です。記念館もあるそうです。
  松永校長先生も古関先生もいまはお亡くなりになっていますが、その校歌に込められた思いは、今でも飯塚小学校に生き続けています。

○ 今日は、飯塚小学校55歳ということで校歌についてお話をしました。これまで歌い継がれてきた校歌を大切にして、これからも頑張っていきましょう。

令和元年9月30日(月)
「 おうちの方々の期待に応えてがんばろう! 」

○ いよいよ今週の土曜日に運動会が行われます。今のところ週の半ばに雨が降りそうですが、運動会当日はよい天気になりそうです。今週、最後の仕上げをがんばって、よい運動会にしていきたいと思います。

○ さて、今日は「おうちの方々の期待に応えてがんばろう!」ということについてお話しします。
  今日、この後PTAの代表の方からいただきますが、今年おうちの方々が5年生がソーラン節で使うはっぴを作り直してくれました。
  5年生はずいぶん前から運動会でソーラン節に取り組み、そのはっぴも代々受け継がれてきました。このことはとても素敵なことですね。でも、だいぶ使い込んできたので、ほころんだり数が足りなくなったりしてきました。そこで、おうちの方々が作り直そうと取り組んでくれたのです。
 かと言って急にできるものではありません。1学期から計画を立て、9月の初めからPTAの本部役員の方がみんなで作業をする下準備をしてくださり、そして、多くの保護者の方がボランティアで参加して作り直してくれました。

○ その思いは、「飯塚小の子供たちに運動会で力一杯かっこよく頑張ってほしい。」というものだと思います。5年生のはっぴのことで今お話ししていますが、その他の学年でも、おうちの方々の思いは同じだと思います。

○ もちろん、運動会はみなさん一人一人が自分のめあてに向けて全力を出し切ってがんばるのですが、そのようなおうちの方々の思いがあることも忘れてはなりません。
  みなさんが、運動会に全力で取り組むことでその思いに応えていきましょう。

令和元年9月17日(火)
「 「がんばれ!」と声に出して応援すると 」

○ 先週は台風の後、ものすごい残暑の日がありましたが、秋の空気に変わってきました。スポーツの秋です。

○ さて、今日は「がんばれ!」と応援することについてお話しします。
  もう2週間前になりますが、原田小学校で開かれた水泳記録会に5年生が飯塚小学校の代表として参加しました。これまでの練習の成果を発揮した泳ぎも素晴らしかったのですが、なんといっても飯塚小5年生の応援がすごかったんです。

○ 「ガンバレー!」と応援された人は、目には見えない力をもらったと思います。応援のないところとあるところでは、気持ちの上でも、あるいは記録の上でもずいぶん違うように思います。
  応援する人にとってはどうでしょうか?何よりも声に出して応援することで気持ちが盛り上がり、会場も盛り上がります。そして、頑張っている人と一緒に参加している気持ちになります。
  応援するって、応援してもらう人だけでなく応援する人にとっても、とてもよいものです。

○ 10月5日の運動会に向けての取り組みが、本格的に始まりました。応援の練習も始まります。応援団の人ももちろん頑張りますが、運動会を盛り上げるには飯塚小学校全員の力が必要です。
  みんなの応援の力で素晴らしい運動会にしていきましょう。
令和元年9月10日(火)
「 力作ぞろいの自由研究 」

○ 昨日は、台風15号のために1日お休みとなりました。昼前には天候が回復しましたが、千葉県や茨城県では、今でも停電が続いていてあらためて台風の被害の大きさが感じられます。飯塚小学校では、校舎内で雨漏りやプールの物が風で壊れましたが、先生方や主事さんが昨日元に戻してくれているので安心してください。

○ さて、今日は、夏休み作品展についてお話をします。
  私は、毎年みなさんが夏休みに取り組んだ自由研究をとても楽しみにしているのですが、今年の作品もとても見応えのある力作ぞろいでした。どれも面白くてみなさんの作品を見るのにたくさんの時間がかかってしまうほどでした。

○ 調べ物の研究では、いろいろな種類のことが展示されていました。職業・漢字・歴史・城・オリンピック・郷土かるた・世界の国・日本・生き物・台風とまだま だ他にもたくさんのことが紹介されていました。6年〇組Aさんが調べたルービックキューブは、私が小学生の時にとても流行ったので懐かしいなぁと思いました。懐かしいと言うと、私はガンダムが好きなので、1年〇組Bさんや3年〇組Cさんのガンダムの作品も懐かしく見ました。
  ものづくりに取り組んだ人も多くいました。ガチャマシーン・スノードーム・石鹸・パチンコ・空気鉄砲など、いろいろな作品がありました。4年〇組のDさんのゴジラの作品は、とても迫力があってすごいです。
  行ってみたこと・やってみたことを紹介する作品もありました。1年〇組Eさんは、15種類もの野菜を育ててみたことを紹介していました。3年〇組のFさんは、初めてした釣りのことを紹介していました。大物がたくさん釣れていて驚きました。料理をしてみたこと、習字、絵など、まだまだたくさん素晴らしい作品がありましたし、今年は、昆虫について調べたり工作したり標本作りをした作品も多くありましたね。

○ 作品は今日おうちに持ち帰りますが、今年も見応えのある素晴らしい作品展でした。校長室の前には、私の自由研究が掲示してありますのでぜひ御覧ください。

令和元年7月16日(火)
「 自然や環境とうまく付き合って生きていく  」

○ 先週も雨の日が多く、屋内で過ごす時間が多くありました。なかなか水泳の学習もできず、残念に思っている人も多いのではないかと思います。
  もう7月も半ばですが、ここまで気温が高くならないのも二十何年かぶりのことだとニュースで話していました。
  一年前の今頃は、連日気温が高くて熱中症の心配をしていました。気温が高かったり低かったりと、昔から人間は自然や環境と生きてきました。今日は、自然や環境とうまく付き合っていくことについてお話をします。

○ まず、自然や環境を人間の力で変えることは難しいということを話します。
  地球全体の気温を人間が過ごしやすい温度にしたり、ちょうどよく晴れたり雨にしたりと、自然や環境そのものを人間に都合のよいように変えることはなかなかできません。もちろん、そのような研究もされていますが、地球全体の自然や環境はとても大きすぎて難しいのと、人間の手で変えることによってよくないことが起きてしまうこともあるので難しいです。

○ そこで、自然や環境のために不便なことをなくすようにしてきました。
  雨が降ると濡れてしまうので、それを避けるために傘をさしたり、屋根の付いた家や体育館、最近では野球場も屋根が付いているドームになってきました。また、気温が高いこと自体を変えることができないので、うちわ・扇風機・エアコンを発明して、暑さをしのぐことをしてきました。夜、自然のままだと真っ暗で月の明かりくらいしかありません。地球全体を明るくするのはできないので、人間が過ごすところに明かりをつけました。

○ 不便なことをなくすようにうまく自然や環境と付き合おうとしても、わざとでなくても自然や環境を壊してしまうことがありました。そこで今では、自然や環境を壊すことなく人間の生活も便利にすることが大切にされています。
 自分にできることは、何があるでしょうか。
 水や電気を無駄に使わないことや3つのR(リデュース・リユース・リサイクル)など、実は学校で学習していることにもあります。自然や環境とうまく付き合っていくことが大切であることを考えて、できることから取り組んでいきましょう。

令和元年7月8日(月)
「 自分に合っためあてや目標をたてよう  」

○ 先週も雨の日が多く、屋内で過ごす時間が多くありました。今日も気温が低いですが、そろそろ梅雨明けとなり気温の高い日が続くことになりそうです。
  今日は、めあてや目標についてのお話をします。

○ 6月の家庭学習推進ウィークで取り組んだ、みなさんの『家庭学習カード』を見ました。
  一人一人の一週間のおうちでの生活の様子、よくできたところもう少しだったところの振り返りの言葉、おうちの人の言葉を全員分読みました。がんばって取り組んだこと、自分の生活の仕方をしっかりと見つめなおしている反省、おうちの人の励ましの言葉とどれも素晴らしいなぁと思いました。

○ みなさんのカードを見ている中で、ひとつ大切なことに気付きました。
  それは、自分に合っためあてや目標を立てることが大切だということです。
  どんなにがんばっても今はまだできないめあてや目標を立てると、当然△(もう少し)が続きますし、(どうせ無理だ…。)とやる気が無くなっていってしまいます。かと言って、すでに楽々できてしまうめあてや目標を立てると、◎は続くかもしれませんが、いつまでもそれ以上力が伸びないし、簡単にできてしまってやる気も無くなっていってしまいます。

○ 自分に合っためあてや目標というのは、少し頑張ると達成することができそうなものです。
  少し頑張ってできたことは、嬉しいし自信にもつながります。そして何より、自分の力を今より少しずつでも確実に伸ばしていくことができます。そして、このことは家庭学習カードだけに限らず、普段の学校での学習や自分が取り組んでいるスポーツなどあらゆることに当てはまります。
  これから夏休みの生活についても自分のめあてや目標を立てると思いますが、少し頑張れば達成できそうな、自分に合ったものであるかどうか考えてみてください。

令和元年7月1日(月)
「 読みかけの本をもとう  」

○ 7月に入りました。まだ梅雨明けしていないので今週も雨の日が続くようですが、校舎内を安全に過ごしていきたいと思います。
  今日は、読書についてのお話をします。

○ 6月は、全校で『かたつむり読書』に取り組みました。
  図書室の前には『雨の本』を紹介するコーナーを用意していただいたり、2階のホールのところにもその時々に応じた本の紹介がされていたりと、みなさんがたくさんの本に触れられるよういつも工夫していただいています。
  学校司書の樫木さんに、かたつむり読書の様子をお聞きしましたが、本を借りてカードにスタンプをおしてもらった人がたくさんいたようですね。
  高学年になると、1冊1冊が読み応えのある本になってきますので、読んだ冊数よりも本にどれだけ親しんだかが大切だと思います。常に読みかけの本があって、時間がある時にすっと本を開く習慣が身に付くとよいと思っています。

○ 子供たちにたくさんの本に触れてほしいというのは、飾区全体の願いでもあります。
  今年も葛飾区の1年生全員に『かつしかっ子ブック』として、1年生一人一人がおうちの人と一緒に選んだ1冊の本が贈られます。
  1年生の代表の人に私から渡しますので、朝礼台の上に来てください。

 − 1年各学級1名の代表児童にかつしかっ子ブックを贈呈 −

○ 代表のお二人に渡しました。他の人たちは、教室で担任の先生からいただきます。
  1年生以外の人も、夏休みなど時間のある時を利用してたくさんの本を読みましょう。

令和元年6月24日(月)
「 安心して通える学校にしよう 」

○ まだ梅雨らしい天候が続くようですが、2年生が育てているミニトマトも実がついてきていて本格的な夏がもうすぐやってくるのが感じられます。
  さて、飯塚小学校をこのような学校にしていきたい一つとして『歌声あふれる学校にしていきましょう』という話を以前にしました。今日は、私が飯塚小学校をこのような学校にしていきたいという話の第2弾です。
  それは、飯塚小学校に通う全員が安心して通える学校にしたいということです。

○ 安心して通える学校というと、危ないところがない安全な学校という意味もありますが、それよりも友達と過ごす中で「何か意地悪なことをされたらどうしよう。」とか「友達に叩かれたり蹴られたりしたら嫌だなぁ。」という心配をすることなく、楽しく通える学校という意味での安心です。

○ 友達と学校での生活を送る上では、考えが異なっていたり自分の思い通りにならなかったりすることがあります。
  でも、そこで相手を強く責めたり誰かと一緒になって意地悪なことを言ったりしたりするのでは、安心して通える学校にはなりません。もし、友達から嫌なことをされるかもしれないと心配するようでは、安心して学校に通うことができませんよね。

○ それには、飯塚小学校に通う439人全員が、「いじめをしない」「いじめを許さない」と強く思うことが大切です。相手がどう思うかを頭と心を使ってよく考えて、相手が嫌だと思うことはしないようにすることです。つい、そのようなことをしてしまった時には、言い訳をするのではなく「ごめんなさい。」という気持ちをきちんと伝えることです。

○ みなさんが安心して通える学校にするために、先生方も一生懸命頑張るのですが、飯塚小学校に通う439人の子供が同じ気持ちにならないとできないのです。飯塚小学校のみんなの力で、安心して通える学校にしていきましょう。

令和元年6月17日(月)
「 歌声あふれる学校にしよう(2)  」

○ 先週は、梅雨寒で季節が戻ってしまったような肌寒い日が続きましたが、また急に気温が高くなってくるかと思います。温度差で体調を崩さないようにしていきたいと思います。

○ さて、先週の全校朝会では、飯塚小学校を歌声あふれる学校にしていきましょうという話をしました。
  今月の歌『ビリーブ』の素敵な歌声が、学校に響いていました。私も2年3組・3年1組の教室にギターを持って行きましたが、とても気持ちよく歌ってきました。

○ 一昨日の土曜日は、水元公園で開かれている菖蒲祭りのメインステージで5年生が飯塚小学校を代表として2曲を披露する予定でしたが、残念ながら雨天で中止となったため、地域のみなさんに素敵な歌声を聴いていただくことができませんでした。
  今日は、せっかくですので全校のみなさんに聴いてもらおうと思います。それでは、5年生のみなさんよろしくお願いします。

令和元年6月10日(月)
「 歌声あふれる学校にしよう  」

○ 先週の金曜日に梅雨入りし、今日は肌寒いくらいですが、湿度の高いジメッとした日がこれからあると思います。ハンカチで汗を拭くなどして今週も元気に過ごしていきたいと思います。
 さて、今日は、私が「飯塚小学校がこんな学校になるといいな」と思っていることの一つをお話しします。

○ 私は、飯塚小学校を歌声があふれる学校にしたいと思っています。
  歌というと、音楽の学習で1・2年生は教室で3〜6年生は音楽室で歌うことを思い浮かべますが、教室で歌を気持ちよく歌える学校ってとても素敵だと思うのです。

○ 飯塚小学校では、『今月の歌』を音楽の授業や朝の会・帰りの会などで歌い、音楽集会で全校で歌います。歌をとても気持ちよく歌えるところも飯塚小学校のよいところだと思います。
  朝、校長室にいると5月の歌『あの青い空のように』の歌声が聞こえてきました。何日か聞いているうちに、居ても立ってもいられなくなり、2年1組の教室にギターを持っていって一緒に歌いました。2年1組の人たちは突然だったのでびっくりしたと思いますが、とてもよい時間を過ごすことができました。
  そこで、朝読書が終わった頃にどこかの教室に行って一緒に今月の歌を歌うことにしました。出張などで学校にいない時もあるので、いつもできるわけではありませんが、いろいろな教室に行って一緒に歌を歌いたいと思います。

○ クラスのみんなが心を一つにして気持ちよく歌う教室、そして、歌声にあふれる学校になると、みんなが楽しく学校に来ることができます。明日がくるのが楽しみになります。そのような飯塚小学校にしていきましょう。

令和元年6月3日(月)
「 自分から声に出してあいさつをしよう 」

○ 一週間前の真夏日を思うと少し過ごしやすい日が続いていますが、引き続き水分をしっかりととって熱中症にならないように気を付けて過ごしていきたいと思います。
  今週は、あいさつ週間と家庭学習週間です。
  どちらもこの一週間だけ頑張ればよいというわけではありません。この一週間特に気を付けて取り組んでいくことで、週間が終わった後も引き続きできるようにしていきたいという取り組みです。
  今日は、あいさつのことで一つお話をします。

○ 飯塚小学校の子は、あいさつがとても上手です。みなさんもしっかりとできるという自信をもっていると思います。
  昨年度のことですが、このようなことがありました。
  私が、夕方、一丁目南のバス停でバスを待っている時のことです。道路の反対側を歩く飯塚小学校の子が、大きな声で「校長先生、さようなら。」と言ったのです。私も、「さようなら。気を付けて帰ってね。」と言いました。
  その時に、バス停に並んでいた女性の方が、「きちんとあいさつができてえらいですね。とてもいい子ですね。」とおっしゃいました。私も、「そうなんです。とってもいい子なんです。」と言いました。

○ 『4つの「あ」』の一番目にある「あいさつ」です。とても大切なことはもちろん知っていましたが、しっかりと声に出してあいさつをすることは、人としてとても大切なことなのだとあらためて思いました。
  あいさつをする場面は、たくさんあります。飯塚小の先生方、友達同士、お世話になっている大人の人、そして家族と、ありとあらゆる場面でどんどん声に出してあいさつをしていきましょう。

令和元年5月27日(月)
「 6年生のよいところを真似しよう 」

○ 先週の金曜日から真夏日・猛暑日が続きました。これからは、熱中症にも気を付けながら過ごしていくことが大切です。
  さて、先週の月曜日から水曜日まで6年生は日光移動教室に行ってきました。2日目に雨が降ったので戦場ヶ原のハイキングをすることはできませんでしたが、栃木県日光市の自然や歴史をたくさん学んだ3日間でした。
  3日間の生活の中で、6年生の特に素晴らしかったところ2つを今日は紹介します。

○ 1つめは、集まり方です。
  集団で行動するときに大切な『4つの「あ」』の2番目にもありますが、6年生は集まる時間に遅れないように行動することができていました。また、何のために集まったのか、集まった後には何をするのかを考えて、先に来た人は静かに待ち、後から来た人もそれに静かに加わることができていました。日頃から、全校が集まる時、学年が集まる時にきちんとできているからこそできることです。とても素晴らしかったです。

○ 2つめは、履き物の揃え方です。
  日光林間学園の宿舎は、部屋の中では上履きを脱いで過ごし、部屋を出て移動するときには上履きを履きます。私は、男子の部屋の様子を見に行きましたが、いつ行っても部屋の入口のところに上履きがきちんと揃えて置いてありました。ここまできちんと上履きを揃えているのは、あまり見たことがありません。とても素晴らしいことだと思います。
  学校の靴箱も見てみてください。日頃からきちんとできているからこそできることです。学校の靴箱で言うと、実は1年生もとてもきちんと揃えているのです。1年生のうちからしっかりできるなんてすごいですね。

○ 今日は、日光移動教室での6年生の素晴らしい行動を2つ紹介しました。よいところは、ぜひ下級生のみなさんも真似していきましょう。そうすると、飯塚小学校がどんどんよい学校になっていきます。

令和元年5月13日(月)
「 上級生と下級生2 」

○ 先週は、さわやかな晴天の日が続き、体育科の学習や外遊びで元気よく走り回る姿が見られました。今週も夏のような高い気温になる日やもしかしたら肌寒く感じる日もあるかもしれませんが、体調を崩さないように気を付けながら元気に過ごしたいと思います。

○ さて、4月の全校朝会で6年生が最上級生として活躍する姿を紹介して「上級生と下級生」という話をしたのですが、今回は2年生が上級生として活躍してくれた話を2つ紹介します。

○ 1つめは、生活科の学校探検の学習です。
  3年生以上の人も、2年生の時にその時の1年生に飯塚小学校を紹介してあげたと思います。
  飯塚小学校のいろいろなお部屋を1年生にどうやって紹介しようかと前もって調べてカードに書き、学校探検をする時には、1年生とペアになって教えてあげていました。とても優しくわかりやすく教えてあげていたので、1年生は、飯塚小学校のことがよくわかったと思います。

○ 2つめは、先週の木曜日に三郷公園に行った遠足です。
  学校から三郷公園までは歩いて1時間以上の道のりです。2年生が1年生の手を握って、間をあけないように交通事故に遭わないようにしっかりと連れて行ってくれました。車が通る方に自分が立って1年生を守ってくれている人もいて素晴らしいなぁと思いました。

○ 今週の木曜日からは、縦割り班活動も始まります。
  もちろん最上級生である6年生がリーダーとなって活動しますが、2年生から5年生もそれぞれが上級生です。縦割り班の活動がうまくいくには自分がどうしたらよいか考えて行動していってほしいと思います

令和元年5月7日(火)
「 平和な世の中を続けるには 」

○ 10連休が終わり、今日からまた学校での生活が始まります。4月の集団登校が終わり、今日から個人での登校となりましたが引き続き安全に登下校をしていきたいと思います。

○ 今年のゴールデンウィークは、前の天皇の御退位、そして今度の天皇の御即位がある特別な連休になりました。テレビや新聞のニュースでもたくさん取り上げられていたので見た人も多いと思います。
  その中で4月までの平成について、「一度も日本で戦争がない平和な時代であった」という話がありました。
  6年生は社会科の歴史の学習で学びますが、確かに平成の前の昭和にも、その前の大正・明治にも戦争がありました。日本では今戦争がありませんが、世界でみると、今でも国同士が争っているところがあります。

○ では、平成の時代に戦争がなかったのは、たまたまなのでしょうか?
  人同士、国同士が関わると、いろいろな違いがあるのは当たり前のことです。平成の30年間にも、国同士でいろいろな違いがありました。でも、そこで戦争を起こして自分の考えを押し付けるのではなくて、相手の考えや日本との違いを理解した上で、どうしたらその違いが解決できるか、よく話し合う努力を続けてきたから戦争が起きなかったのです。すぐに頭に来て、武器を持ち出すことをしなかったからなのです。

○ 国同士の戦争の話をしましたが、みなさんが友達や他の人と関わることでも同じことが言えます。
  人と関われば必ず違いが出ます。自分の思い通りにならないからといって、暴力をふるって相手に言うことを聞かせるのでは、みんなが安心して平和に生活することができません。
  新しく始まった令和の時代も平成と同じように戦争の無い時代にするために、また、毎日のみんなの生活が平和に過ごせるようにするために、これまで同様、人との違いがあることを知ってそれをどのように解決するか考えられる人になっていってほしいと思います。

平成31年4月15日(月)
「 上級生と下級生 」

○ 今年度最初の全校朝会です。1年生も加わって今年度の飯塚小学校が全員そろいました。
  今日は、「上級生と下級生」というお話をします。
○ 最上級生である6年生は、入学式の日から1年生のお世話をとてもよくしてくれています。集団登校では、きちんと並べたり「あいさつをするんだよ。」と声を掛けたりしています。登校した後は、教室で担任の先生を手伝って朝の支度の仕方を教えたりトイレに連れて行ってあげたりしています。
  2年生以上の人には、自分より年下の下級生がいます。
  先程話した6年生のように、年下の人に優しく教えてあげ、いけないことをもししていたらきちんと注意してあげてください。ただ威張っているだけの上級生は、下級生から尊敬されません。
○ 逆に、1年生から5年生の人には、自分より年上の上級生がいます。
  年上の人の言うことをしっかり聞かなくてはいけません。中には親しい上級生の人がいるかもしれませんが、『親しき仲にも礼儀あり』という言葉があって、きちんとした態度や言葉で関わらなくてはいけません。上級生が優しくしてくれるからといって生意気な態度でいる下級生は、かわいがってもらえません。
○ 上級生は、自分のことをきちんとするだけでなく下級生のことを考えてあげる。下級生は、上級生の言うことを聞いて自分のことをしっかりとする。そのような上級生と下級生が素敵だなぁと思います。




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