校長室(平成30年度)



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葛飾区立飯塚小学校を『よい学校』にします

校 長   加 賀 美  学

平成29年度に葛飾区立宝木塚小学校より本校に着任し、今年度は2年目を迎えます校長の加賀美 学(かがみ がく)です。調布市・江東区・葛飾区で教員として勤め、葛飾区において副校長・校長となりました。

 昨年度に引き続き、私は、校長として本校を『よい学校』にします。

 児童にとってよい学校とは、自他の存在を互いに認め合う穏やかで温かい雰囲気の中で、一人一人の児童が、自己の力を高めようと一生懸命に取組み、達成感や成就感を感じられる学校です。そして、日々の生活の中には様々な楽しさがあります。冗談を言い合う楽しさから新しく知る楽しさまで様々です。

 保護者にとってよい学校とは、わが子が毎朝喜んで登校し、下校しては学校でのできごとを嬉しそうに話すような学校です。そして、教員や友達との様々な関わりをとおしてわが子が力を伸ばしていくことを実感できる学校です。保護者の思いや考えをしっかりと受け止めた上で、考えをしっかりと説明してくれる学校です。

 地域の方々にとってよい学校とは、地域に門戸を開き、地域の方々に働きかけ、地域の方々のお力を貸していただき、共に地域の宝である子供たちの健全育成に取組む学校です。学校に寄せる地域の願いや思いを受け止め、地域の誇りである飯塚小学校のさらなる発展に向けて力を尽くしてまいります。

 創立54周年を迎える飯塚小学校をどうぞよろしくお願いいたします。

全校朝会 校長講話
  全校朝会における『校長先生のおはなし』を掲載しています。
平成31年3月18日(月)
「 よく考えてみよう 」

○ 今年度最後の週となりました。6年生のあいさつ担当の人も一年間しっかりとやってくれました。そのおかげで週の初めの全校朝会がしっかりとスタートしました。来年度、今の5年生も6年生としてしっかりとお願いします。
  先週の1年生発表集会では、1年生がこの1年間で成長してきた姿を見せてくれました。2年生になる準備がもうできてきていると思いました。その他の学年の人も、それぞれ次のスタートに向けて準備ができてきています。
  今日は、「よく考えてみよう」というお話をします。

○ 「よく考えてみよう」というと国語や算数などの勉強が思い浮かぶと思いますが、もっと難しいことです。それは、人の気持ちとか人がどう思うかということです。
  今、私がどのような気持ちでいるか、どのようなことを思っているか、ちょっと考えてみてください。
  今、私は「ちゃんとこちらを見て話を聞いている人には、私が伝えたいことが伝わりそうで嬉しいな。」と思っていました。どうですか?当たりましたか?私が思っていることや気持ちが目に見えれば分かりますが、見えないから難しいのです。

○ よく「自分が言われたりされたりしたら嫌だと思うことは、人に言ったりしたりしない。」と言います。なるほど、そのとおりです。でも、自分は言われて嫌でないことでも、人は嫌だと思うこともあります。逆に「喜んでもらえるだろうな」と思って、言ったりしたりすると、たいていはそのとおりになりますが、中には嫌な思いをさせてしまうこともあります。
  だから、人と関わるのはとても難しいです。大人でも難しいです。どんなに賢い人でも、間違えてしまうこともあります。

○ 相手が友達でも大人でも小さい子でも、何かを言ったりしたりするときには、よく考えないといけません。自分が口に出す言葉が相手を傷付けないだろうか、自分がすることが相手の心や体を傷付けないだろうか、きちんと考えなくてはいけません。
  そして、もしきちんと考えた上で言ったりしたりしたとしても間違えてしまったら、それはきちんと謝らなくてはいけません。それが、人を大切にするということです。

○ よく考えずに言ったりしたりしてしまうことで、人の心や体を傷付けてしまうことがないように、しっかりと人の気持ちを考えられる人になっていってほしいと思います。

平成31年3月11日(月)
「 3・11を忘れない 」

○ 今日は春の嵐ですね。傘が折れてしまった人もいて、登校するのが大変でしたが、そのようなところからも春の訪れが感じられます。
  今日は、「3・11を忘れない」というお話をします。

○ 平成23年、8年前のちょうど今日3月11日午後2時46分に、震度6強以上の今までに起きたことのない大きな地震が起こりました。この地震の後、大津波が太平洋沿いの町や集落を丸ごと流したり、福島第一原子力発電所から放射性物質が流れ出したりして、多くの人が命を落とし家を失う大災害となりました。東日本大震災と言います。今日の新聞には、今でも5万人以上の人が避難生活をしていると書いてありました。
  1・2年生の人は、まだ生まれる前のことです。5・6年生の人もまだ小学校に入る前の出来事でしたから、あまりはっきりと覚えていないかもしれません。東京でも大きな揺れがあって、電車が動かなくなったり場所によっては電気がつかなくなったりしたところもありました。

○ 防災の言葉で「天災は忘れたころにやってくる」という言葉があります。
  東日本大震災のすぐ後はみんなの心に強く残っていても、時が経つにつれて、しだいに忘れられていってしまいます。でも、すっかり忘れてしまってはいけないのです。
  かと言って、大きな災害が起こることをおそれ、毎日おびえて生活するのもよくありません。ちょうどよくこわがることが大切です。ちょうどよくこわがるというのは、毎日を楽しく過ごしながらも何か起こった時のための備えをきちんとしておくということです。私が避難訓練の時に、「避難練習でもなければ、避難ごっこでもない。」というのは、そういう気持ちでいるからです。

○ 今日飯塚小学校では、半旗と言って、お祝いの時には高々と掲げる国旗をわざと少し低い位置に掲げて東日本大震災で被害に遭われた方への気持ちを表しています。
  テレビのニュースでも東日本大震災のことを取り扱うかもしれませんので、この機会に自分の身を守ることについてもう一度振り返って考えてみてください。

平成31年3月4日(月)
「 自分を変えることができる 」

○ 3月に入りました。
  一昨日は、西水元地区予選会を勝ち上がったかるたの4年生チームと3年生チームが、葛飾区全体の全区大会に出場しました。4年生チームは3勝0敗、3年生チームは2勝1敗と、それぞれとてもよく頑張りました。また、昨日は飯塚子供会のポートボールチームが幸田小学校での大会に出場しました。こちらもよてもよく頑張っていました。
  今日は、「自分を変える」というお話をします。

○ みなさんが2月に取り組んだ今年度3回目の家庭学習カードを見ました。
  1・2回目と比べて『◎自分でできた』が増えた人が多くいました。前はおうちの人に起こしてもらっていたけど、目覚ましのアラームで自分で起きられるようになったと書いてあった人がいて、とても感心しました。
  逆に、今回は前回の反省を生かすことができなかったと書いている人もいました。前回できていなかったことを変えようとしたところはよいですね。
  大切なのは、「自分を変えよう」と思うことです。

○ 私は、小学生の時、おうちの勉強机の上が整理されていなくて、親によく叱られました。先生になってからも、机の上を整理するのは苦手でした。
  誰に叱られたわけでもないのですが、ある時、ふっと机の上を整理してみようと思いました。それ以来、ずっと机の上を整理できるようになりました。何か特別なことをしたわけではなく、本当にふと思ったのです。
  みなさんも、ここのところを変えてみようと思うことがあったらチャレンジしてみましょう。自分を変えることはできます。

○ ある人の家庭学習カードの『おうちの人から』のところに、「3学期になってから、普段でも一人で宿題をやったり勉強をしたりしています。とにかく一人でできるようになってくれたことが嬉しいです。」と書いてありました。
  家庭学習推進ウィークをきっかけにして、普段の生活をよくすることができたのですね。とても素晴らしいことだと思いました。みなさんも、残りわずかの今年度ですが、今からでも自分を変えることができます。頑張っていきましょう。

平成31年2月18日(月)
「 心に残る物語2 」

○ 先週お話ししたとおり、今日は放送朝会で私が小学4年生の時に読んで心に残った物語を読みます。題名は『すなの中に消えたタンネさん』です。では、読みます。

○ < 『すなの中に消えたタンネさん』の朗読 9分56秒  > 

○ というお話です。みなさんも、大人になっても読み返してみたくなるような物語に出会えるとよいですね。

平成31年2月12日(火)
「 心に残る物語1 」

○ 先週お話ししたとおり、暦の上では立春を過ぎてもう春になりました。厳しい寒さの中にも時折暖かい日があります。本格的な春の訪れに向けて植物も準備を始めています。1年生の球根も芽が出てきました。
 さて、先週2月4日から『雪だるま読書』が始まっています。みなさんには、たくさんの本に出会ってほしいと思っています。

○ 私が小学生の頃に読んだお話でとても心に残っているお話について話します。ロボットが出てきて悩みの分だけ耳から砂を出してすっきりするというお話で、最後は耳から出る砂が止まらなくなってしまうという少し悲しいお話だったので、なんとなく心に残っていました。
  大人になってからもう一度その物語を読みたくて、いろいろな人に聞いてみたのですが知っている人はいなかったのです。題名も覚えていなかったので、もう二度と出会うことができないかと思っていました。

○ 先日、ある先生方の集まりでその話をしたところ、今はスマートフォンがあるので便利ですね、その場で調べてくれて、なんと何十年も見つけられなかった物語があっという間にわかったのです。
  それは、本ではなくて私が小学生の頃の4年生の国語の教科書に載っていた『すなの中に消えたタンネさん』というお話でした。
  この物語が載っている本を探して、早速購入しました。小学校4年生の10歳の時以来、もう一度読みたいと思っていた物語にふたたび出会えることができてとても嬉しかったです。
  来週の全校朝会は、放送で行い、『すなの中に消えたタンネさん』を読み聞かせします。楽しみにしていてください。

平成31年2月4日(月)
「 どうして節分に豆まきをするの? 」

○ 2月に入りました。昨日2月3日は、節分でおうちで豆まきをした人も多いのではないでしょうか?
  では、どうして節分に豆まきをするのでしょうか?

○ 今日2月4日は、立春と言って1年を4つの季節に分けた春の始まりの日です。今の暦では1月1日が新年の始まりですが、昔の暦では立春の2月4日あたりが新しい年の始まりでした。その前の日である2月3日が冬と春の季節を分ける節分なのです。季節を分けると書いて節分です。今で言うと、2月3日は一年の終わりの大みそか12月31日ということです。
  昔は、病気や災害など良くないことはすべて鬼がやることだと考えられていました。そこで一年の終わりに、良くないことを起こす鬼を追い払って新しい一年を迎えるために豆まきが始まりました。室町時代からということですから、今から約600〜700年も前からずっと続いてきたことです。

○ では、どうしてまくのは豆なのでしょう?
  昔から日本では田畑で獲れる穀物に精霊が宿ると言われていました。お米は、悪を払い光を呼び込むものとして扱われていました。お米より粒が大きい大豆は悪霊を祓うのに一番よい!ということで豆が使われるようになったそうです。また、魔物の目、魔目(まめ)に豆を投げるという語呂合わせもあるようです。

○ 昔からずっと伝わってきた風習や文化が節分の豆まき以外にもたくさんあります。科学や医学が進歩してきた今では、よくないことは鬼がやってきて引き起こすとは思いませんが、そのようにして昔の人たちが生きてきたことを知ったり、そのような風習や文化をずっとつないでいったりすることは大切なことだと思います。

平成31年1月28日(月)
「 続けることが大切 〜 金管クラブ 管楽器発表会 〜 」

○ あっという間に1月も最後の週です。よく「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」と言いますが、2月3月と気付いたら終わっていたということがないように引き続きめあてをもって頑張っていきたいと思います。

○ さて、今日は「続けることが大切」というお話をします。
  土曜日に、かつしかシンフォニーヒルズのモーツァルトホールで第31回飾区立小学校管楽器発表会が開かれました。26の小学校が参加して、ホールにきれいな音色が響き渡りました。
  飯塚小学校の金管クラブも『Dragon Night』と『宝島』の2曲を見事に演奏することができ、素晴らしかったです。

○ 金管クラブの人たちが、素晴らしい演奏ができたのはどうしてでしょう?
  もともと管楽器を上手に吹ける人が集まっているわけではありません。ほとんどの人は、飯塚小で初めて管楽器に触れた人です。今年度の4月に生まれて初めて管楽器を吹いてみたという人もたくさんいます。
  私は、やはり練習を続けてきたからなのではないかと思います。
  管楽器発表会の直前にだけたくさん練習したわけではなく、毎回のクラブ活動の時間はもちろんのこと、それ以外にも朝や休み時間に練習を続けてきていたのはみなさんもよく知っていると思います。

○ 『継続は力なり』という言葉があります。
  今日は金管クラブの人が地道な練習を続けてきたことを話しましたが、それ以外のことでも、続けることは大切です。みなさんも、何かに取り掛かり始めたら、すこしうまくいかないからといってすぐにやめてしまうのではなく、じっくりと粘り強く続けていってみましょう。

平成31年1月21日(月)
「 縄跳びで体を上手に操れるようになろう 」

○ 土曜日葛飾教育の日の午後、水元体育館で『かつしか郷土かるた西水元地区競技大会』が開かれました。飯塚小代表で出場した人たちが、とてもよく頑張りました。
  今度の土曜日には、金管クラブが管楽器発表会に出場します。日曜日には、西水元地区新春ロードレース大会もあります。それぞれ出場する人は、力一杯頑張ってきてほしいと思います。

○ さて、今日は縄跳びのことをお話しします。
  すでに3学期が始まってから持久走と縄跳びの取組が始まっています。体育科の授業や休み時間などで、短縄跳び・長縄跳びに取り組んでいますね。

○ 縄跳びは、『巧みな動き』といって体を上手に操る力が伸びます。
  短縄跳びを跳ぶときに、ロボットのように(縄を強さいくつぐらいで回し始めて、その何秒後かに強さいくつぐらいでジャンプをする。)と考えながら跳ぶ人はいないと思います。手だけでなく足も上手に使って、何度も失敗をしながらちょうどよい動かし方ができるようになります。どんなに縄跳びが上手な人でも、最初からできる人はいません。楽しみながら跳んでいるうちにコツを身に付けるのです。
  長縄跳びも同じです。得意な人も得意でない人もいますが、コツをつかんでしまえばたまに失敗はするとしてももうできなくなることはありません。得意な人は、まだ得意でない人にコツを教えてあげて、何回も一緒に跳んでみてください。失敗したことを責めてもじょうずにはなりません。クラスのチームワークで楽しんでいきましょう。

○ 今日は、「縄跳びで体を上手に操れるようになろう」というお話をしました。

平成31年1月15日(火)
「 あいさつの仕方を振り返ってみよう 」

○ 3学期2週目に入りました。
  始業式の時に、「3学期全体のめあてだけでなく、1日を振り返って次の日はこんなことをがんばろう。1週間を振り返って次の1週間はこうしようと考えてみましょう。」というお話をしました。
  学習のこと、委員会や係活動のこと、友達と関わること。こんなところはよくできた、こんなところはもう少しだったと振り返って次に生かしていきましょう。

○ さて、今週はあいさつ週間ということで、5年生が校門のところで登校してくるみなさんに声をかけてくれていますね。
  せっかくなのでこの機会に自分のあいさつがどうか振り返ってみましょう。

○ 朝、目を覚ましました。
  おうちの中で家族と「おはようございます。」とあいさつをすることができたでしょうか?朝食を食べる時の「いただきます」「ごちそうさま」、おうちを出る時の「いってきます」。どうでしょうか?学校に来る途中で近所の人に会うこともありますね。
  学校に着きます。
  学校の大人や友達に自分からしっかりと声に出してあいさつできているでしょうか?授業の始まりと終わり、給食の時、廊下で学校に来たお客さんに会う時もあります。
  学校から帰った後も、様々な場面で様々なあいさつをする機会があります。

○ あいさつ週間の今週、あいさつがしっかりとできているか意識して過ごしてみましょう。

平成30年12月10日(月)
「 自分のめあてを振り返ろう 」

○ 12月もあっという間に10日ですね。2学期も残すところ2週間となりました。土曜日の持久走記録会では、自分の力を出し切って走る姿が素晴らしかったです。練習期間からよく頑張りました。

○ さて、先週授業を観に4年○組の教室に行った時に、教室の掲示物の中に、『2学期のめあて』があるのに気付きました。Aさんのめあてを見てみると、
 <学習>ならった漢字をおぼえる。
     そのために、字をきれいに書き、ノートにたくさん書く。
 <生活>わすれものをしないようにする。
     そのために、夜、持ち物のかくにんをする。
 <運動>じきゅうそうをがんばる。
     そのために、たくさん走る練習をする。
 と、とてもよいめあてが書いてありました。
  そこで、Aさんに学習・生活・運動と、それぞれのめあてがどうだったかを一つ一つ聞いてみました。すると、どれもできていたということでした。

○ 自分のめあてに向けてがんばることは、力を伸ばしていく上でとても大切です。でも、めあてを立ててもそのうち忘れてしまうのでは、あまり意味がありません。どうですか?2学期のめあてを覚えているでしょうか?
  教室に戻ったら、自分が2学期の初めに立てためあてを見返してみましょう。そして、できたところ・もう少しだったところを振り返り、残りの2週間でもうひと頑張りしていきましょう。

○ 今日は、「自分のめあてを振り返ろう」というお話をしました。
  来週の全校朝会では、副校長先生にお話をしていただきます。楽しみにしていてください 。

平成30年12月3日(月)
「 横断歩道をきちんと渡ろう 」

○ 12月に入り、2学期も残すところ3週間となりました。
  先週は、割と昼間は過ごしやすい暖かな日が続きましたが、朝晩はだいぶ冷え込んできました。2学期最後まで風邪などひかずに元気に過ごしていきましょう。

○ 12月1日(土)から7日(金)まで、『平成30年TOKYO交通安全キャンペーン』というのをやっています。このキャンペーンのスローガンは「世界一の交通安全都市TOKYOを目指して」というもので、5つの重点が出されているのですが、小学生に関係があるのは、1つめの「子供と高齢者の安全な通行の確保〜」と2つめの「自転車の交通事故防止」です。

○ 子供の交通事故は、午後2時〜6時に多いそうです。大人も気を付けるのですが、子供も気を付けないといけないことがあります。
・ 信号をきちんと守ること。
・ 車が停まったことなど、安全を確認すること。
  また、飛び出しや車の通る道路で遊ぶのが危険であることも知っていなくてはいけません。

○ 先週、「飯塚小学校の子が、近くに横断歩道があるのに横断歩道がないところを渡っていて危ない。」と、近所の人が心配をして連絡をしてくださいました。
  1年生では横断歩道の渡り方を、3年生では自転車の安全な乗り方を、それぞれ警察署の方に来ていただいて学習しますが、ここであらためて自分の命を守るために交通安全について確かめてほしいと思います。
  詳しくは今度各学級でお話があると思いますが、まずは横断歩道をきちんと渡ることからしっかりと守っていきましょう

平成30年11月26日(月)
「 持久走週間を楽しもう! 」

○ 3連休も終わり、気付いたら11月も最後の週になりました。
  12月8日の持久走記録会に向けて、今日から持久走週間が始まります。そこで今日は、持久走についてお話をします。

○ 何事もそうなのですが、得意な人とあまり得意ではない人がいます。持久走についてもそうです。走ると疲れるし苦しくなるし、体力がつくとか、教育目標に「心ゆたかなじょうぶな子」があるとかいうけれど、できればあまりやりたくないなぁと思う人もいると思います。

○ そこで、今年の持久走の取り組みでは、ぜひみなさん一人一人の持久走の楽しみ方を見つけてほしいと思います。私が思い浮かぶのは、
 ・ 同じ時間で走る長さが長くなった楽しみ
 ・ 同じ長さを走るタイムが短くなった楽しみ
 ・ 同じ長さを走るのにだんだん楽になっていく楽しみ
 ・ マラソンがんばりカードでぬるマスが増える楽しみ
 ・ 友達や先生といっしょに走る楽しみ
 ・ 走ってスッキリする楽しみ
 ・ 先生やおうちの人にほめてもらう楽しみ
ぐらいですが、まだまだ他にも楽しみがあるかもしれません。「こんな楽しみもあるよ。」と発見したら、ぜひ教えにきてください。

○ 今日から2週間、楽しみながら持久走に取り組んでいきましょう。

平成30年11月19日(月)
「 6年国語『たのしみは…』 」

○ 先週は天気の良い日のまだぽかぽかと気持ちが良い日が続いていましたが、今日はずいぶん朝から冷え込んでいます。暦の上ではもうすでに冬ですが、だんだん本格的な冬になっていきますね。
  さて、今日は6年生廊下の掲示物についてお話をします。

○ 6年生の廊下には、国語で一人一人が作った短歌が掲示してあります。短歌とは、五・七・五・七・七のたった三十一文字で心に感じたことなどを表すものです。
  今回は、「たのしみは」で始まり、「時」で終わる短歌を作っていました。一人一人自分が楽しみなことを上手に短歌にしていました。
  6年○組のAさんの作品は、「たのしみは ぼくらシリーズ 手に取って たくさん読んで 読み終わる時」と、一人でじっくりと読書する楽しみを表しました。
  6年△組のBさんは、「たのしみは ボール使い 友達と みんなで投げて タスケする時」と、みんなで楽しく遊ぶことを表しました。
  そのように見てみると、全員の短歌が『一人での楽しみ』と『友達や家族など他の人との楽しみ』に分けられることに気付きました。

○ 『一人での楽しみ』を書いている人にも他の人との楽しみがあると思いますし、『友達や家族など他の人との楽しみ』を書いている人にも一人での楽しみがあると思います。
  自分一人で楽しむ時間、他の人と一緒に楽しむ時間、両方とも大切にしたいなと、6年生の短歌を見て私は思いました。
  みなさんの「たのしみ」はどんなことでしょうか。
  まだ、6年生廊下にステキな短歌が掲示してありますので、他の学年の人も休み時間などにぜひ見てみてください。

平成30年11月13日(火)
「 学校のよさや特色  」

○ 先週の金曜日土曜日の学習発表会は、大成功でした。スローガンである『キラキラと一人一人がかがやく舞台を作りあげよう』が見事にできたと思います。みなさんの言葉や動きで伝えようとする姿がとても素晴らしかったです。
○ さて、土曜日にはお隣花の木小学校、日曜日には保田しおさい学校とそれぞれの学校の50歳を祝う会に出席をしてきました。
  花の木小学校は、飯塚小学校が原田小学校から分かれてできたあと、その4年後にさらに原田小学校から分かれてできた学校ですから、飯塚小学校の弟・妹みたいですね。各学年3・4組まであって子供の数は全部で750人以上、葛飾区内で一番子供の数が多い学校です。
  保田しおさい学校は、千葉県の内房の鋸南町というところにあります。5年生が臨海学校で行く岩井の近くです。葛飾区内の小学生で肥満・喘息などのある子や生活リズムが崩れてしまっている子が、おうちを離れて寄宿舎で生活をしながら健康を取り戻す学校です。3年生から6年生まで1組ずつで子供の数は全部で14人とこちらは葛飾区内で一番子供の数が少ない学校です。

○ 人数が異なるだけでなく、それぞれの学校のよさや特色があります。
  花の木小学校では、『チャー班』という名の飯塚小学校と同じ縦割り班での活動を月に1回しています。保田しおさい学校では、『小さな学校、大きな家族』と言われていますが、みんなで一緒に生活をするよさや、海や山の自然に触れたりみんなで運動に取り組んだりする特色があります。

○ 飯塚小学校にもよさや特色があります。この間の学習発表会や運動会などの大きな行事に学校全体がものすごい力を発揮するよさやあいさつがしっかりとできるよさ。縦割り班での活動やいろいろな読書の取り組みなどの特色。まだまだ他にもたくさんありますね。
  飯塚小学校のよさや特色を大切にしながら、これからも頑張っていきましょう。

平成30年11月5日(月)
「 学習発表会を成功させよう!  」

○ 校庭や飯塚公園の木も葉がだいぶ落ちてきてすっかりと秋らしくなってきました。流行しかけてきたインフルエンザも、みなさんがマスクをしたり手洗いうがいをしたりしたことで少しおさまってきていますが、引き続き気を付けて過ごしていきたいと思います。
  今週の金曜日土曜日は、いよいよみなさんが楽しみにしている学習発表会ですね。今日は学習発表会についてお話をします。

○ 朝みなさんを迎えている時に、それぞれの学年の演目について楽しそうに話してくれます。また、練習で体育館に向かう時に初めの頃は台本を手に持っていたのにだんだん小道具や衣装に変わってきました。私もそれぞれの学年の演目を観るのがとても楽しみになってきました。

○ 私が小学生の時の学習発表会では、3年生の時に『きかんしゃやえもん』というお話を演じました。私が通っていた小学校は、それぞれの学年が1組から5組までありましたので一人一人の出番はほんの少しでしたが、今でもよく覚えています。
  本番、体育館の舞台に出たら自分にあたる照明がすごくまぶしくて客席の方はよく見えなかったこと。いつものようにセリフを言っているのに、自分の声がちゃんと届いているかよくわからない感じがしたこと、出番が終わって舞台袖に戻ったら顔がパァーッと熱くなって服の中で汗をかいたこと、などです。みなさんの心にも今回の学習発表会がずっと残っていくことと思います。

○ 今回の学習発表会のスローガンは『キラキラと一人一人がかがやく舞台をつくりあげよう』でした。
  私は、「一人一人が」というところと「つくりあげよう」というところが素敵なことだなと思いました。「つくろう」ではなくて「つくりあげよう」なん です。一人一人が力を発揮して、みんなの力でよい学習発表会にしたいという気持ちがとてもよく伝わってきます。
  今週、最後の仕上げを頑張り、みんなの力で学習発表会を成功させましょう。

平成30年10月29日(月)
「 チャレンジ検定(算数)がんばろう!  」

○ 一昨日は、6年生の代表の人が少年の主張大会の西水元地区予選会で頑張ってきました。また、昨日は地域運動会で楽しい一日を過ごしましたね。
  今、どの学年も学習発表会に向けて頑張って練習をしてきていますが、今日は学習発表会と同じ週に行われるチャレンジ検定についてお話をします。

○ 6月のチャレンジ検定(国語)の時に、漢字を使って前の学年で学習したことをしっかりと身に付ける大切さをお話ししました。算数でも実は前の学年まで学習したことがとても大切なのです。
  この間、5年生が「分数のたし算・ひき算」の学習をしていました。5年○組のAさんのプリントにこのように計算されていました。
      2/3 + 0.7 = 2/3 + 7/10
              = 20/30 + 21/30
               = 41/30
               = 1 11/30
  5年生で学習するこの計算を行うには、1年生の「たし算・ひき算」2年生の「大きな数のたし算・ひき算」と「かけ算」、3年生の「大きな数のかけ算」「小数と分数」、4年生の「分数」「分母が等しい分数のたし算・ひき算」「分数と小数」、5年生の「大きさの等しい分数」というように、1年生から5年生まで学習したことすべてを正しく使えないといけません。
  そして、6年生の算数では、さらに5年生までの学習を使って学びますし、中学校での数学は、小学校6年間の算数が正しく身に付いている上での学習となります。

○ 学習発表会に向けての練習を頑張っているところですが、東京都ベーシック・ドリルの算数も引き続き繰り返し取り組み、これまでに学習した算数を確実に身に付けられるよう頑張っていきましょう。

平成30年10月22日(月)
「 飯塚小の子供に願う姿 〜 教育目標4 〜 」

○ 今紹介されましたが、6年生の飯塚ユニフォーム姿カッコいいですね。今日は、6年生が飯塚小学校代表として葛飾区小学校連合陸上競技大会に参加してきます。みなさんも6年生になった時には、飯塚小のユニフォームを着て、代表選手として活躍します。
  一昨日の土曜日は、飯塚幼稚園の運動会も行われました。小学生の人も多く参加してくれました。そして、今度の日曜日はみなさんが楽しみにしている地域運動会もあります。小学生にも喜んでもらおうと地域の人たちが準備を頑張ってくれています。多くの人に参加してほしいと思います。
  さて、飯塚小学校の教育目標について4回にわたってお話をしてきましたが、今日が最終回です。

○ 今日は、教育目標の3つ目、『みんなとともに やりぬく子』についてです。
  教育目標の1つ目は学習のこと、2つ目は心や体の健康のことについての目標でしたが、3つ目は、物事に取り組む姿勢についての目標です。
  『みんなとともに』は、まさしく友達と一緒に協力し合うということです。『〜し合う』という言葉がたくさんあります。「助け合う」「教え合う」「支え合う」「励まし合う」「伝え合う」「話し合う」など、どれもお互いに相手を大切にして一緒に取り組むことです。一人で頑張ることも大切ですが、人と力を合わせて物事に取り組むこともとても大切です。
  『やりぬく子』は、途中で諦めることなく最後まで頑張りぬく子供に育っていってほしいという願いです。
  パッと簡単にできることもありますが、それだけでは力は伸びていきません。物事そう簡単にできることばかりでもありません。「もう無理だ。」と諦めるのではなく、そこからもうひとふんばりできる人になっていってほしいと思います。

○ 今回、飯塚小学校の教育目標についてあらためてお話をしました。最初の時にお話ししましたが、飯塚小学校の子供たちに育っていってほしいという願いが込められた大切なものです。教室に額縁に入ってあって、みなさんの進むべき目標となっています。
  これからも、みんなで頑張って、飯塚小学校は頑張って前に進んでいきたいと思います。

平成30年10月15日(月)
「 飯塚小の子供に願う姿 〜 教育目標3 〜 」

○ 今日は朝から6年生が連合陸上競技大会に向けての練習を頑張っていましたね。来週の月曜日の本番に向けて今週一週間頑張っていきましょう。
□ 土曜日葛飾教育の日1校時のリーディングバディでは、上級生が、下級生のために本を選び、読む練習をし、招待状を送ってと、とてもよく頑張ってくれました。本を読んでもらった下級生の人たちも、上級生になった時には、下級生のことを考えてあげられるお兄さんお姉さんになっていってほしいと思います。

○ さて、今日は、教育目標の2つ目、『心ゆたかな じょうぶな子』についてお話しします。先週お話しした1つ目の教育目標は、学習することについての目標でしたが、2つ目の教育目標は、飯塚小学校の子供たちの心と体についての目標です。 
  『豊かな心』とは、美しいものや素晴らしいことを素晴らしいと感じる心や嬉しい気持ち楽しい気持ち、哀しい気持ちや時には怒る気持ちなども感じたりコントロールすることができる心、また、人の気持ちを考えたり受け止めてあげられたりする心だと私は考えています。
  これは、道徳の時間などにも学びますが、教科書からだけで学ぶのではなく、先生や友達と関わり、一緒に生活する中で育っていくものです。時にはうまくいかないこともあるかもしれません。いろいろな関わりをとおして『心ゆたかな子』になっていってほしいと思います。
  『じょうぶな子』とは、じょうぶな体に鍛えていくとともに、じょうぶな心も育っていくことだと私は考えています。体育科の学習で運動に取り組むのも、休み時間に外で元気に遊ぼうと言うのも、食事・睡眠をしっかりととりましょうと言うのも、みなさんにじょうぶな体に育っていってほしいという願いからきています。そして、少しくらいのことではめげないじょうぶな心も育っていってほしいと願っているのです。

○ これまでもみなさんは、『心ゆたかなじょうぶな子』に育つために頑張って取り組んできていますが、改めて学校や家での生活を振り返ってみて、できることから取り組んでいってみてください。

平成30年10月9日(火)
「 飯塚小の子供に願う姿 〜 教育目標2 〜 」

○ 昨日10月8日は、奥戸の陸上競技場でかつしかスポーツフェスティバル2018が行われました。飯塚小学校は、幸田小学校・葛美中学校とともに西水元地区委員会のチームになるのですが、5・6年生の出場選手がつなひきで頑張ってきました。参加した選手のみなさん、お疲れ様でした。
  さて、先週の全校朝会では、開校54周年記念日にちなんで開校当時の教育目標を紹介しましたが、今日から、今の飯塚小学校の教育目標についてお話しします。

○ 今日は、教育目標の一つ目、『よく聞き、よく考え、力いっぱい学ぶ子』についてです。
  学習することについての目標ですが、「しっかりと話を聞く・じっくりと頭を使って考える・一生懸命努力する」の3つが書かれています。
  私は、この3つどれも大切で、一つでも欠けてはいけないと思います。話をよく聞いてよく考えても、一生懸命努力しなくては学力は身に付きません。よく考えて一生懸命努力しても、話をしっかり聞かないと学力はやはり付きません。話をしっかり聞いて一生懸命努力しても、じっくりと考えることをしなければやはり学力は付かないのです。

○ これまでもみなさんは、話をしっかりと聞き、じっくりとよく考え、一生懸命頑張って学習に取り組んできていますが、このことは飯塚小学校で学ぶ子供たちに育ってほしいというみんなの願いであることをわかって、さらに頑張っていってほしいと思います。

平成30年10月3日(水)
「 飯塚小の子供に願う姿 〜 教育目標1 〜 」

○ 昨日10月2日は、飯塚小学校54歳の誕生日、開校記念日でお休みでした。一年前の全校朝会では、飯塚小学校が生まれた昭和39年、今と同じ400人ぐらいの子供がいて、その後1100人まで人数が増えて幸田小学校に分かれたことや、開校当時は、まだ体育館が無かったこと、幼稚園のところにある『努力』の石碑などについてお話ししました。
 今回は、学校が生まれてから54年の間、飯塚小学校の子供にどのように育っていってほしいという願いが続いてきたかということを、飯塚小学校の教育目標を使ってお話しします。

○ 学校には、教育目標といって、子供たちにこのように育っていってほしいという願いがあります。大切なものですから教室の黒板の上に額縁に入ってあります。みなさんは、この目標に向かって毎日頑張って学んでいるのです。
  飯塚小学校が生まれた時の教育目標を調べてみたら、なんと、今とは違うものだったので驚きました。そこでみなさんにも紹介します。
   1 希望にもえた、明るい子供
   2 よいことは進んでやり、さいごまでやりとおす子供 
   3 きまりを守り、礼儀正しい子供
   4 力を合わせて、大事にしあう子供
   5 自分で考え、毎日進んでいる子供
  どれも今でも大切なことばかりですね。そして、毎年少しずつ中身が変わっていき、昭和46年からは、今と同じ3つの教育目標になりました。

○ 毎日何気なく見ていた飯塚小学校の教育目標ですが、とても大切なものなのです。次回から3回の全校朝会で教育目標の1つ1つについてお話しします。教室に戻ったら、まずは黒板の上にある教育目標を見てみましょう。

平成30年9月25日(火)
「 秋の全国交通安全運動 」

○ 先週の金曜日9月21日から今月末の9月30日までの10日間、秋の全国交通安全運動が行われています。街中にも交通安全運動のテントが出ていたり、交差点で交通安全を見守ってくれていたりします。
  そこで今日は交通安全について2つお話をします。

○ 1つめは、学校の周りの人からお聞きしたことをお話しします。
  学校から帰る時に、飯塚小学校の子が交通事故にあってしまいそうな場所が2ヶ所あると、心配して教えてくださいました。
  1ヶ所めは、学校の門から出るところです。正門にも東門にも急に飛び出すとあぶないと書かれていますが、急いでおうちに帰ろうと学校の中から門の外へ勢いよく飛び出している子がいるということです。たまたま交通事故にはなっていませんが、どちらの門も車や自転車の通る道路です。一度止まる必要はありませんが、いつでも止まれるスピードで門を出るようにしてください。
  もう1ヶ所は、東門を出て幼稚園の先にあるバス通りとの交差点です。特にこちらは、走ってくる車が急ブレーキをかけてギリギリ事故にならなかったことが何度かあったそうです。横断歩道はあるのですが、勢いよく飛び出すのはとても危険です。これまで事故が起こっていないのはたまたまで、次は大きな事故になってしまうかもしれません。こちらは一度止まって、くれぐれも飛び出さないようにしてください。

○ 2つめは、交通事故が起こりそうな時間帯のことをお話しします。
  これから日が暮れるのがどんどん早くなっていきますが、夕暮れ時、また暗くなってからの歩行者や自転車の事故が多いそうです。
  薄暗いので自分からは車が見えるのですが、車からは歩行者や自転車が見えなくて大きな事故になってしまいます。自転車のライトは、自転車がいることを他の人や車に知らせます。日が暮れ始めたら早めに自転車のライトを点けたり、暗い時には明かりを反射するような明るい色の服を身に着けることが自分の身を守ることを覚えておいてください。

○ 昨日のテレビのニュースで、今年になってすでに95人の方が交通事故でお亡くなりになっていると知らせていました。秋の交通安全運動を機会に、一人一人が交通安全にあわないようもう一度安全な過ごし方について考えていきましょう。

平成30年9月18日(火)
「 朝起きるところから始めよう 」

○ ここへ来て急に気温が低い日がありました。都内ではすでにインフルエンザが流行しているところもあります。体調管理に気を付けて過ごしていきましょう。
  さて、先週の金曜日から2学期の家庭学習推進ウィークが始まっています。そこで今日は、生活のリズムを作ることについてお話をします。

○ 私は普段、朝5時に起きます。朝ご飯を食べたり朝の身支度をしたりしてから世の中の出来事などを見て、だいたい6時40分頃におうちを出ます。
5時半に起きても6時40分におうちを出ることができるのですが、少し朝があわただしくなって一日が落ち着かなくなり、一日の終わりにはなんとなく疲れがでてきてしまいます。そして、その疲れがたまってくると時間どおりに起きるのが大変になってきて、ますます疲れがたまっていってしまいます。
  大切なのは、まずは自分の生活リズムの時間にきちんと起きることだと思います。きちんと起きると少しゆったりとした気持ちで一日が始まり、朝ごはんもきちんととることができます。そして、一日を終える頃には自然と眠くなり早寝をすることができるのです。

○ そうは言っても、それぞれのおうちの生活の仕方もあります。また、習い事などがあって早い時間に寝るのは難しいという人もいるかもしれません。
  ですから、一人一人が自分の生活のリズムを考えて、一番ふさわしい起きる時間を決めてしっかりと起きるところから生活リズム作りを始めてみましょう。特に、学校を出る直前におうちの人に起こしてもらってあわてておうちを出るという生活をしている人は、朝しっかりと起きるところから頑張りましょう。

平成30年9月10日(月)
「 どうしてかな?知りたいな!と思ったことを大切に 」

○ 先週の木曜日には、5年生が水泳記録会で花の木小学校に行ってきました。花の木小学校・原田小学校の5年生と競い合いました。全力で頑張った5年生の姿は、とても立派でした。

○ さて、今日は私が夏休みの間に「どうしてかな?知りたいな!」と思ったことのお話をします。
  一つめは、セミのことです。夏休み前半に、道路にセミの亡骸がたくさん落ちているのに気付きました。いつもの年よりも多いなぁ、どうしてかな?と思っていました。また、夏休み後半のある日、セミの鳴き声がパタッと止んでいることに気付きました。これもいつもの年よりも早いなぁ、どうしてかな?と思いました。
  夏休みの自由研究で、3年□組のAさんが、飯塚公園のセミの羽化について調べていました。見つけたセミの幼虫の数を日にち・天気・気温などとともに記録していました。やはり、夏休みになってすぐの頃の幼虫の数が多くて、今年はとても暑かったことも関係しているのかなと思いました。
  もう一つは、台風のことです。ニュースでも取り上げていましたが、今年は8月までに発生した台風がとても多かったのです。どうしてかな?と思いました。先週の台風がもう21号だったんです。
  こちらは、5年△組のBさんが、自由研究で詳しく調べていました。台風がどのようにして発生するのかから、今年台風が多く発生したわけまでをとてもわかりやすくまとめていて素晴らしかったです。

○ 自由研究では、まだまだ素晴らしいものがたくさんありました。調べたことや作ったもの、習字の作品など、その人らしいものがたくさんあります。すべてを紹介できないのが残念です。作品展は今日までなので、友達がどうしてかなと思って調べたことや頑張って作った作品などをぜひ見てみましょう。

平成30年7月17日(火)
「 おうちでの過ごし方をよくしていこう 」

○ 土曜日は、PTA子ども祭りが開かれ多くの人が参加しました。おうちの方々がいろいろ準備をしてくださったおかげで楽しい祭りとなりました。金管クラブ・ダンスクラブ・太鼓クラブの人たちも発表をよく頑張りました。日曜日には、ポートボール大会に飯塚子ども会のチームが参加して大活躍でした。こちらも暑い中よく頑張りました。
  1学期最後の週となりました。気温が高い日が続いていますが、今週も熱中症に気を付けながら楽しく過ごしていきたいと思います。

○ さて、6月の家庭学習推進ウィークでの家庭学習カードについて今日はお話をします。
  家庭学習推進ウィークの1週間、「早寝早起き朝ご飯」に関することやおうちでの学習について記録をしました。今年度からは、「できた○・できなかった△」だけではなく、「自分でできた◎、言われてできた○、できなかった△」で記録をしました。
  みなさんのカードを見させてもらいました。中には、ほとんどの項目が◎で、もう自分でできることが当たり前になっている人がいました。これは、とても素晴らしいことですね。また、得意なこと不得意なことがあるのでしょうか、ある項目だけは1週間ずっと△という人もいました。これから自分ががんばることがはっきりとしてきます。ほとんど○だった人は、今度はおうちの人に言われなくても自分でできることがめあてになってきます。

○ 今週の金曜日が終業式で、夏休みの生活が始まります。家庭学習推進ウィークでわかった自分のおうちでの過ごし方のくせをもとにして、おうちでの過ごし方をよくしていきたいと思います。

平成30年7月2日(月)
「 安全のために今の自分ができることは? 」

○ 先週梅雨明けしてすっかり夏らしい天気になってきました。今週も気温が高い日が続きそうですが、引き続き熱中症に気を付けながら楽しく過ごしていきたいと思います。昨日7月1日は、『国民安全の日』なんだそうです。そこで今日は、安全についてのお話をします。

○ ちょうど2週間前に、大阪で震度6弱の大きな地震がありました。朝の7時58分頃に起こった地震ですから、小学生は学校に登校している途中の人が多くいました。
  前に避難訓練の時にお話ししたのですが、私たちにとってちょうど都合の良い時を選んで地震や火事が起きるわけではありません。避難訓練では、授業中・休み時間など、なるべくいろいろな時に災害が起こったとして訓練をしますが、すべての場合の訓練ができるわけではありません。
  おうちの人や先生など、大人の人が一緒にいないときに災害が起こることもあります。休み時間の校庭などでは、上級生の人が助けてくれることもありますが、自分一人で自分の身を守らなければならないことがあります。

○ 上から落ちてくるものはないか、倒れてくるものはないか、自分の方に動いて来そうなものはないか、考えなくてはいけません。ブロック塀・屋根瓦・ガラス・電線・自動販売機・マンホールなど、その場その場で何があぶないかよく考えなくてはいけません。

○ 今は、災害の時のことを話しましたが、身の回りの安全で言えば、自転車の安全な乗り方、前からよく言われている校舎内の安全な歩き方なども自分の身を守るために考えなくてはいけないことです。
  今の自分でできることは何か、守らなくてはならないことは何か、もう一度よく考えてみましょう。

平成30年6月25日(月)
「 読書をしよう! 」

○ 先週は、梅雨で気温が低い日が多くありました。プール開きも延期となりましたが、今週は急に暑くなってくるかもしれません。熱中症にも気を付けて過ごしていきたいと思います。
  6月も最後の1週間となりました。今月は『かたつむり読書』にも取り組んできていますので、今日は、読書についてのお話をしてから1年生の代表の人にかつしかっ子ブックの贈呈式を行いたいと思います。

○ 私は、小学生の頃、外でボールを使ってみんなで遊ぶのが好きでしたが、図書室で本を借りて読むのも好きでした。
  今でもよく覚えているのは、3年生ぐらいの時に読んだ『おしいれのぼうけん』という本です。なんだか少し不気味な感じがして、読んでいてドキドキしたのを覚えています。そう言われてみると木の木目がいろいろなものに見えてくるような気がしました。
  また、高学年の頃は怪盗ルパンシリーズをよく読みました。1冊1冊がかなり長いのですが、こちらもハラハラドキドキしながら読みました。シリーズになっているので次から次へと借りて読みました。どちらの本も、今でも図書室にあるので、もし興味があったら読んでみてください。

○ 葛飾区では、子供たちにたくさんの本を読んでほしいという塩澤雄一教育長の強い願いから、かつしかっ子ブックとして小学校1年生と中学校1年生に選んだ1冊の本が贈られます。塩澤教育長からは「本はあたまと心のえいよう。本をたくさんよもう。」というメッセージも添えられています。
  その1冊をきっかけとして、より多くの本の世界に親しんでほしいという願いとともに代表の人にお渡しします。

平成30年6月18日(月)
「 チャレンジ検定がんばろう! 」

○ 梅雨に入って、小雨の肌寒い日が続いていますね。土曜日も雨のために太鼓クラブが出演する予定だった菖蒲まつりが中止となってしまい残念でしたが、太鼓クラブの人たちは、また次の発表の機会に向けて頑張っていきましょう。
  先週の全校朝会であいさつのことをお話しましたが、みなさんのあいさつがものすごく良くなっていて、とても素晴らしいと思いました。
  今週と来週でチャレンジ検定(国語)に取り組みますので、今日は、「チャレンジ検定がんばろう!」というお話をします。

○ 今みなさんはチャレンジ検定に向けて東京都ベーシック・ドリルを使って前の学年で習った漢字や言葉について学習をしています。どうして、前に学習したことをしっかりと身に付けることが大切なのでしょうか?
  4年生で習う『働』という漢字を見てみると、1年生で学習する『にんべん』『力』と、3年生で学習する『重』『動』が合体してできています。4年生の学習には、1年生と3年生の学習が大切になってくるのです。
  また、同じく4年生で習う『鏡』という漢字ですが、『金』も『立』も『日』も『ひとあし』もすべて1年生で習います。1年生でバッチリ身に付いていれば、それを組み合わせているだけなので簡単に覚えられるわけです。
  小学校では習わない『鸞』(らん)という難しい漢字は30画もありますが、よく見てみると小学校1・2年生で習う漢字が組み合わさっているだけですね。

○ 今の学年で学習していることももちろん大切ですが、前の学年までで学習したことがしっかりと身に付いていることもとても大切です。
  チャレンジ検定、今年もがんばって全員合格しましょう。

平成30年6月11日(月)
「 しっかりと声に出してあいさつしよう 」

○ 関東地方も梅雨入りし、雨の日やじめじめと蒸し暑い日が続きますが、汗の始末をきちんとしたり廊下を正しく歩いたりして安全で健康な毎日を過ごしたいと思います。
  先週はあいさつ週間・家庭学習推進ウィークでした。家庭学習の様子については、今年も全員のカードを見させてもらおうと思っています。今日は、「しっかりと声に出してあいさつしよう」というお話をします。

○ 一日の中であいさつをする機会はたくさんあります。朝の「おはようございます。」昼の「こんにちは。」帰りの「さようなら。」、時には「ありがとうございます。」「ごめんなさい。」もきちんと声に出して伝えたい言葉ですね。
  中には黙礼といって、声には出さずに軽く頭を下げることもありますが、きちんと声に出してあいさつできることはとても大切なことです。

○ 朝のあいさつだと、毎朝門のところで自分から進んで元気よくあいさつをする子が増えてきたのがとても素晴らしいです。上手にあいさつする人には「素晴らしい!」とか「100点満点のあいさつですね!」と言っています。私も、声に出して笑顔であいさつするのですが、毎朝どれぐらい「おはようございます。」と言っているのか知りたくなって、この間数えてみました。
  東門に立っているときが180回で、正門に立っているときが218回でした。その中には、みなさんだけでなく、門の前を通る地域の方々へのあいさつも含まれています。

○ 回数だけ多くしていればよいというわけではありません。一つ一つのあいさつをきちんとしたいと思いますし、みなさんにもしっかりと声に出してあいさつできる人になっていってほしいと思っています。
  明日の朝も、門のところでみなさんと朝のあいさつをするのを楽しみにしています。

平成30年6月4日(月)
「 おうちでも学習しなくちゃいけないの? 」

○ 6月に入りました。4月に始まった1学期もちょうど折り返しです。後半戦も頑張っていきたいと思います。
  さて、今週はあいさつ週間・家庭学習推進ウィークです。そこで今日は、「おうちでも学習しなくちゃいけないの?」というお話をします。

○ みなさんは、毎日学校で1時間目から5・6時間目までしっかりと学習をしています。好きな教科・得意な教科があると思いますが、小学校6年間で身に付ける内容をそれぞれの学年で学習します。1年生でも週に25時間、4年生以上は29時間学校で授業をしています。
  そんなにたくさん授業で学習しているのに、毎日宿題が出されるのはどうしてでしょうか?

○ 本当は、自分が取り組みたいことや自分に必要な内容を学習するのがよいのだと思います。学年によっては、ノート1ページ分、自分で内容を考えて学習するのが宿題というところもありますね。
  宿題を出す理由の一つは、漢字練習・計算練習など、繰り返し練習することで、よりしっかりと身に付けてほしいという思いがあります。
  もう一つは、おうちでも学習に取り組む習慣を身に付けてほしいという思いがあります。これから先、みなさんは学校だけでなく、大人になっても自分に必要なことを学んでいきます。そのうえで、今おうちでも机に向かって学ぶ習慣を身に付けることは、とても大切なことなのです。

○ そうは言っても、おうちでゆっくりする時間もほしいでしょうし、見たいテレビを見ることもあるでしょう。そのようなおうちの生活の中で、ベーシックドリルなども使いながら、自分で決めた時間、学習に取り組めるようにしていきましょう。

平成30年5月29日(火)
「 外遊びをたくさんして体を鍛えよう 」

○ 土曜日の運動会は、大成功でした。見に来てくださったお客さんも飯塚小の子供たちが一生懸命頑張る姿をとても素晴らしいとほめてくださいました。みんなで力を合わせて頑張るのは飯塚小学校のとても良いところです。これからも大切にしていきたいと思います。
  さて、運動会が終わったばかりですが、今日は体を鍛えることについてお話をします。

○ 速く走ったり長く走ったり力強く高く跳んだり遠くまで投げたりと、今体が成長していく時期であるみなさんは、体を鍛えることで体力がどんどん伸びていきます。体を鍛えると言うと、器具を使うなどしてのトレーニングを思い浮かべますが、実はそのようなことはする必要はありません。
  まずは、体育科の授業があります。体育科の授業では、みなさんの体力や運動能力が高まるいろいろな運動に取り組むので、そこでしっかりと体を動かすことで体力や運動能力が伸びます。でも、みなさんよく知っているとおり、体育科の授業は週に3時間しかありません。体育科の授業だけでは、足りません。
  もっと大切なのは、休み時間や放課後などの外遊びです。鬼ごっこ・ドッジボール・鉄棒やうんていでの遊びなどで体をいっぱい動かして遊ぶ中で、体全体の筋力がついたり体をじょうずに動かす感覚が伸びたりします。たくさん外遊びをすればするほど、みなさんの体は自然と鍛えられていくのです。遊べば遊ぶほどいいことがあるなんて、少しお得だと思いませんか?

○ 今週の木曜日から新体力テストがあります。みなさんの今の体力を知るために、走ったり投げたり跳んだりする8つの種目を測ります。その中の5種目は国語・算数とともにチャレンジ検定(体力)の種目になっていますので、今回の新体力テストだけでなく一年間をとおして全種目合格をめざして頑張っていきましょう。

平成30年5月21日(月)
「 今年の運動会、何をがんばる? 」

○ 今日はとても良い天気ですね。風も爽やかで、みなさんを迎えるのに校門に立っていましたがとても気持ちがよかったです。土曜日の運動会当日も今日のような天気だといいなと思います。運動会に向けての練習をみなさんよく頑張っています。先週は、校庭に出ての団体競技や表現運動の練習がだいぶ進んできました。
  そこで今日は、「今年の運動会、何をがんばる?」というお話をします。

○ 5年2組の教室には、今年の運動会で頑張ることを短冊に書いたものが掲示してありました。「ソーラン節を全力で踊る。」というめあてを書いている人が多くいました。一生懸命に力を出し切って踊る姿が今から楽しみです。Aさんは、「赤組が勝てるようなスローガンを言う。」というめあてを書いていました。この間の全校練習の時に朝礼台で大きな声でスローガンを言っていたAさんの姿を思い出しました。運動会本番もしっかりとやりきってくれることと思います。
  4年1組の教室には、一人一人のカードフォルダに運動会のめあてが入れてありました。Bさんは「エイサーの練習をがんばって、本番で隊形移動も間違えないで成功できるようにするために、隊形移動の練習をがんばって、エイサーの踊りもがんばりたいです。」と書いていました。Bさんがどんなことをがんばろうとしているのかがよくわかるめあてです。Cさんは「ぼくは、応援団で声やふりつけをがんばりたいです。そのために、声出しの練習やふりつけの練習をいっぱい取り組んで、がんばって優勝したいです。」と書いていました。もちろん、Cさんは、短距離走やおたすけ綱引きもがんばるのでしょうが、特に応援団でがんばろうという意気込みが伝わってくるめあてです。

○ さて、あなたは今年の運動会何をがんばりますか?
  自分のめあてが達成できたと思える運動会にしましょう。そして、みんなの力で今年も飯塚小の運動会を成功させましょう。

平成30年5月14日(月)
「 金メダルが作れなくなっちゃう!? 」

○ 先週は雨模様の日が続きましたが、体育館での運動会に向けての練習を頑張っている様子が伝わってきました。今週は全校での練習も始まります。運動会に向けての2週間頑張っていきましょう。
  さて今日は、2020年東京オリンピック・パラリンピックに関係するお話をします。

○ この間6年生の人がコンピューター室でオリンピック・パラリンピックのことを調べる学習をしていましたが、4年に1度、世界の各国の代表選手が集まっていろいろな競技で競い合います。優勝すると金メダル、準優勝すると銀メダル、3位になると銅メダルをもらえることはみなさんもよく知っていると思います。
  ところが、いまこのメダルのことで困ったことが起きているのだそうです。どのメダルを作るにも、銀という金属を使うのですが、その銀が不足しているのだそうです。そこで、身の回りにある使わなくなった電化製品を回収して、そこから銀を取ろうとしているというニュースをテレビでやっていました。
  銀を新しく採掘することもするのでしょうが、使わなくなった携帯電話やゲーム機をメダル作りのために回収するというのが不思議なことだなぁと思いました。2020年の東京オリンピック・パラリンピックで活躍した選手が首に下げているメダルに自分が持っていた家電製品が入っていると思うと面白いですね。

○ オリンピック・パラリンピックまであと2年となりました。テレビなどでもいろいろな情報が流れてくると思います。学校の授業でも学習しますが、興味をもって見てみるといろいろと面白いことがあると思います。

平成30年5月7日(月)
「 頭をやわらかくして考えてみよう 」

○ ゴールデンウィークも終わり、今日からまた学校での生活が始まります。運動会に向けての練習もいよいよ本腰を入れて始まりますが、頑張ったと思えるような運動会にできるようにしていきましょう。
  さて今日は、「頭をやわらかくして考えてみよう」というお話をします

○ アンテナにはテレビの映像を受信したり、トランシーバーのように音声を受信したりするものがあります。最近は機械本体の中に入っているものもありますね。では、みなさんはアンテナと言うとどのようなものを思い浮かべますか?ちょっと頭の中で思い浮かべてみてください。
  きっと建物の屋上などに空に向かって立っている棒のようなものや電波を受信しやすいようにお皿のような形をしたものを思い浮かべたことと思います。私もアンテナと言うとそのようなものを思い浮かべました。アンテナがあるおかげでテレビを見ることができるし、携帯電話で話をすることもできてとても便利です。でも、観光地や景色の良いところでは、そのアンテナがよい景色の邪魔になってしまいます。
  では、どうしたらよいでしょうか?アンテナをつけなければよいのですが、それでは、テレビや携帯電話を使うことができなくなってしまいます。

○ この間の新聞に、携帯電話に電波を飛ばすマンホール型のアンテナを開発したという記事が載っていました。
  マンホールだとどこにでもあるし、よい景色の邪魔になることもありません。発明した人はとても頭がやわらかいのだなぁと思います。アンテナは、建物の屋上にあるものと決めつけていると地面のしかもマンホールの中に入れてしまおうという考えは思いつきません。
  みなさんも、アンテナは屋上の上にあるものというように物事を決めつけてしまうのではなく、頭をやわらかくして考えてみるとよいと思います。

平成30年4月23日(月)
「 出会いを大切にしよう 」

○ 先週は少し肌寒く感じる日もあったり、もう夏になったのかと思うような日もあったりました。季節が入り混じったような日が続きますが、今年度が始まってもう2週間が経ちました。新しいクラスや友達、先生にもだいぶ慣れてきてよいスタートを切ることができています。
  今日は、「出会いを大切にしよう」というお話をします。

○ 私が小学校の先生になったばかりの頃のことです。出張で、ある会に参加していると「あれ?加賀美くんじゃないの?」と声をかけられました。
  私が小学校6年生の時には1組から5組まであって、6年1組だったのですが、声をかけてくださったのは、お隣の6年2組の担任の先生だった方です。そしてその頃は私が先生になって勤め始めた学校の近くの小学校にお勤めになっていたのです。私が小学校を卒業して以来でしたので、10年以上経っていましたが、「加賀美くんは、小学校の先生になったのね。」と声をかけていただき、嬉しいような恥ずかしいような気持ちになったのを覚えています。もしかしたら私は大人になっても小学生の頃とあまり変わらない同じ顔だったのかもしれません。
  人との出会いは、不思議だなぁと思います。一度離れたところでその先二度と会うことがないこともあれば、今お話したように思いがけないところで不意に再会できることもあります。一緒に過ごす時間を大切にしながら離れることになったときには、よいさようならができるとよいのではないかと思います。

○ 今週の金曜日に離任式があります。この3月で飯塚小学校を去られた先生方とのお別れの会です。飯塚小学校で出会えたことに感謝して、よいお別れの会にしたいと思います。もしかしたら今回お会いするのが本当に最後になってしまうかもしれませんが、どこかでひょっこりとお会いできるかもしれませんね。


「校 長 室 か ら」