道徳授業地区公開講座
東京都教育委員会は、学校、家庭及び地域社会が一体となって子供たちの豊かな心を育むとともに、小・中学校等における道徳教育の充実を図ることを目的として、区市町村教育委員会と連携して、平成10年度から都内公立小・中学校等で道徳授業地区公開講座を開催しています。道徳授業地区公開講座は、授業の公開とともに、子供たちの豊かな心を育むために学校、家庭及び地域社会ができることについて意見交換を行うことで、道徳教育を推進しています。 (東京都教育委員会ホームページより)
令和4年度の道徳授業地区公開講座
桜道中学校では、1月の葛飾教育の日に「道徳授業地区公開講座」を実施しています。令和4年度は、令和5年1月14日(土)葛飾教育の日に実施しました。授業公開後、保護者や地域の方々にご参加いただき、協議会を実施しました。1年生【主題】公共の精神とは (C「主として集団や社会との関わりに関すること」 12 社会参画、公共の精神) 【資料名】「本が泣いています」(東京書籍『新訂 新しい道徳1』) 【ねらい】 主人公の悩みをもとに、図書館が抱える問題を話し合う中で、公共の精神についての理解を深め、よりよい社会の実現に努めようとする意欲を育てる 【工夫した点】 図書館の職員と利用者のそれぞれの立場から心情を考え、ホワイトボードを用いてグループで意見の共有を図った。今回の内容を翌月に実施する校外学習での行動にも生かそうと考えた。 |
2年生【主題】 自分を信じて生きるとは (D「主として生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること」 (22)よりよく生きる喜び ) 【資料名】「本当の私」 (東京書籍 『改訂 新しい道徳2』) 【ねらい】 悩みながらも自分の弱さ・醜さを克服したエイミーの姿を通じて、人間としての誇りをもって気高く生きていこうとする意欲を育てる 【工夫した点】 題材の人物のことを理解するために、自分自身の体験を踏まえて考えさせようとした。積極的に自分の意見が出せるよう、グループによる意見交換を授業の流れに組み込んだ。 |
3年生【主題】「将来の自分を見つめて」 (C「主として集団や社会との関わりに関すること」(13)勤労) 【資料名】「好きな仕事か安定か悩んでいる」(東京書籍 『改訂 新しい道徳3』) 【ねらい】 新聞の投書をもとに、勤労の尊さや意義についての理解を深め、充実した生き方を追求しようとする心情を育む。 【工夫した点】 意見を効率的に集約できるよう、一人一台タブレットを用いて、どのような意見が出ているか、生徒が共通理解できるようにした。自分の意見がなかなか表現できない生徒のために、まずはワークシートに記入して、自分の考えをまとめる時間を設定した。 |