体力づくり

1.体力づくり

 金町小学校では、児童の実態から以下の6つの培うべき「基礎的な体力の要素」を設定し、体力向上に取り組んでいる。

1、背筋力 2、腹筋力     3、握力
4、跳躍力 5、土踏まずの形成 6、心肺機能と持久力

裸足のあそび

 5月初めからから10月の終わりまでの期間は、1日1回裸足で外遊びをする。月初めの週は、「裸足の生活奨励週間」とし、その週の20分休みは全員が裸足の生活をする。
 足は第2の心臓といわれている。その足を使うことによって、足の筋肉は伸びたり縮んだりする。そのたびに血管がおされて、心臓へ血液を強く押し出す働きを助ける。また、裸足の生活に取り組むことによって、土踏まずが形成される。歩いたり、跳んだり、足の裏を刺激するうちに、土踏まずができてくる。

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≪土踏まずの役目≫
(1)2本足でしっかりと立つために体のバランスをとる。
(2)高いところからとびおりるとき、足のクッションになる。
(3)足の裏の血管や神経を守る。
(4)歩く時のバネになるので、長い間歩いても疲れにくい。
(5)人間らしい美しい歩き方ができる。

2.ジョギング

◆心肺機能を高めるために、日常的にジョギングを行う◆
 ○ジョギングコースと校庭を回る約500mのコースを走る。
 ○朝、ジョギングを行うことによって、体を目覚めさせる。
 ○ジョギングは競走ではない。一人ひとりのペースで、楽しく走ることが大切である。

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◆年に1回ジョギング大会を行う◆
≪ねらい≫
(1)日常の体力づくりの成果を確かめ、自分の体力を知る。
(2)自分のめあてに向かってやりぬく力を養う。
(3)友だちと走る楽しさを味わう。
≪場 所≫
 金町小学校校庭とジョギングコース
≪走行時間≫
 低学年→12分間 中学年→14分間 高学年→16分間

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3.外遊びの奨励

週のめあてや学級活動のめあてとして取り上げ、外遊びを呼びかける。

4.薄着の生活

気温の変化に強い皮膚を作り、寒さに負けない体になるため、半ズボン、スカートで通年過ごす。
体育の学習は、通年、半袖・短パンで行う。暖かいうちから取り組み徐々に慣れていくようにする。

5.よい姿勢で学習する

授業の始め、終わりに「背筋を伸ばします」の号令で20〜30秒間背筋を伸ばしてよい姿勢を意識付ける。
よい姿勢を維持することで、背筋力、腹筋力を強化し、学習に対する意欲や集中力を高める。

6.清掃時、机・椅子を持ち上げて運ぶ

筋力を育てるため、机・椅子を持ち上げて運ぶようにする。また、床のからぶきも奨励している。

7.縄跳び奨励期間

冬の運動量の減る時期に、縄跳びに取り組み運動量を増やし、跳躍力を高める。
縄びカードを活用し、児童の意欲を高める。